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【レビュー】SIGMA fpを外部電源化して105mm F1.4 Artで撮るオリオン座流星群

流星群の撮影

2023年10月21日の深夜から未明にかけて、奥多摩湖周辺でオリオン座流星群を撮影しました。

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撮影の条件は以下のよう。
・レンズ:105mm F1.4 DG HSM | Art
・ボディ:SIGMA fp
・シャッタースピード:30秒
・絞り:F1.8
・ISO感度:320
この条件でインターバル撮影を実施しました。

2023年10月22日午前4時04分頃撮影。中央少し左にあるのが流星です。フライパンの傷のようですが流星です。

2023年10月22日午前4時26分頃撮影。中央下にあるのが流星です。小さいですが中心に流れてくれました。

2023年10月22日午前4時48分頃撮影。右下にあるのが流星です。

目視でも4時台がもっとも観測できたように思えました。同じく観察していた方はいかがでしたか。

比較明合成

星の軌道を見てみたいと思っていたのでこれに取り組みました。コンポジットとも言うそうです。
使用したのはSiriusCompというフリーソフトです。
使用方法やダウンロードなどはリンク先で。

同日の23:55から翌1:30までのコンポジット。撮影条件などは同じです。

流星群のためにインターバル撮影をしていましたが、流星群が撮れていなくても没にしなくていいのは結構気が楽なものです。105mmでは1時間半程度のコンポジットが良さそうでした。

撮影のセッティング

長時間の撮影になるので、fpを外部電源(モバイルバッテリー)で使用しました。

以下は、私が実際に使っているもの。

これを使うことでモバイルバッテリー等のUSB端子からfpに電源を供給できます。

モバイルバッテリーはUSB端子があれば何でもよいのでお好みで。
以下のものなら夜通し使っても75%以上残っていました。

特に設定を要することなく、接続してカメラの電源を入れるだけで使用できます。webカメラとして使用する場合にもおすすめ。

おわりに

奥多摩なら光害も少ないだろうと踏んでいましたが、山の向こうに都市の光が漏れていました。しかし、陸続きの都内でこれだけ星が見えるのは奥多摩くらいのものでしょう。実際他に撮影されている方も多くいました。

また、流星群に105mmという焦点距離は少々上級者向けだったかも知れません。フィルターを付けた明るい超広角レンズで奥多摩湖とともに撮影できれば、もっと流星を捉えられたかも。撮影を経て、また欲しいレンズが増えました。

おまけ

道の駅小菅の近くにある麺屋 梅ノ木さんの味噌ラーメンが格別でした。

特製大盛りを注文しました。
やわらかな角煮、濃厚でとろけるような味玉、程よい歯ごたえのメンマ、香り高い葱、炙りチャーシューもまた良き香りで食欲をそそる……おしぼりも分厚いです。

そして何よりスープが美味です。優しい味噌の味が心地よく、麺によく絡みます。焼き物のおかげか、大盛りでも熱々のまま食べ終えました。
美味い、美味すぎる。(十万石まんじゅう)

ここは一緒に撮影していた先輩に連れて行ってもらい、私もラーメン好きの父に伝えました。また行きたい。

そして、ラーメンを食べ終えたあとはもちろん温泉です。露天風呂が気持ちよく、本来の目的を忘れかけました。良い場所でした。

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