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【旅行記・作例集】高知・室戸をGFXと105mm F1.4 Artで撮る


はじめに

高知はなかなか関東から行きづらい場所ですが、四国に住んでいたときによく遊びに行っていました。何と言っても、その雄大な自然が魅力です。

今回はそんな高知の「室戸」を、GFX 50Sと105mm F1.4 Artで撮影した写真と併せて紹介します。
なお、機材は以下と同じですが、105mm F1.4 ArtにはC-PLフィルターを装着して撮影しました。

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1日目

むろと廃校水族館

はじめに向かったのはむろと廃校水族館です。

入ってしばらく進むと教室があり、廃校という言葉の冷たい響きとは裏腹に温度を感じました。

……しかし、子供の頃よくこんなに硬い椅子に座れていたものです。

館内にはイルカやラッコなどのスター動物はいません。しかし、室戸の海にいる多様な生き物がここにはいます。

高知といえば鯨です。室戸も捕鯨が盛んで、昔から行われてきました。捕鯨については「道の駅キラメッセ室戸」の鯨館が詳しいです。

外には、プールを改装した大水槽があります。

ウミガメ以外にもシュモクザメやぶり、さばを始めとする近海の生き物がゆうゆうと泳いでいました。

お別れを告げて次の目的地へ行きましょう。

室戸岬園地休憩所展望台

ここは室戸岬ほど近くの展望台です。

観光案内所と一体になっており、室戸周辺の予定を立てることができます。

展望台に登って撮影しました。顔を上げれば室戸岬を一望することができます。

降りる頃には、猫たちが日差しを浴びて気持ちよさそうに寝転がっていました。起こしてはいけないので猫のように去りましょう。

室戸岬

次は室戸岬を歩きました。

瀬戸内海と違って地平線が見えます。それ以上に驚いたのは波の荒さで、この日は穏やかでしたがタイミングによっては飛沫が飛んで空が白くなるほど。台風銀座と呼ばれるだけのことはあります。

なお、室戸岬の大地は日本で一番新しいのだそうです。そのため、こころなしか新雪を踏むような心持ちが…しませんね。

そろそろ黄昏です。1日でいちばん美しいときです。

西日に照らされた岩壁がコントラストを強めています。

どこかの国の豪華客船が遠くに見えました。

夕陽につられてか、いつしか人だかりができていました。そうして、夕陽が沈むのを彼ら彼女らと眺めました。

1日目おしまい

2日目

きょうの日の出は残念ながら雲がかかっていました。

それでも夕日と同じくらい綺麗です。徐々に明るくなる空を見ていると、これから始まる1日が良いものになる気がしました。

御厨人窟

空海ゆかりの御厨人窟から朝日を見ても美しいです。室戸岬の端から遊歩道を北に歩いていくと見えてきます。

以前、ここで朝日を見ていたら車中泊で旅をされているご夫婦からコーヒーを頂いたことがあります。今頃どうされているでしょうか。

こうした出会いも旅の醍醐味です。

宿泊は岬観光ホテルでした。重要文化財に指定されている歴史ある建築ですが、泊まることができます。オーナーも親切で、おかげでよい旅になりました。

(おしまい)

観光について

室戸市のホームページから観光情報を調べられます。
いつも思うのですが、なぜ∀ガンダムのパロディを……?

また、以下のサイトには、「ひがしこうち旅」として室戸から安芸市あたりまでの観光スポットがまとめられています。おしゃれなカフェもあり。

おわりに

今回は高知の室戸を撮影した写真と観光情報についてご紹介しました。

ご存知かもしれませんが、室戸はジオパークに指定されており、タモリさんや地層好きにはたまらない環境となっています。室戸の遊歩道を歩くと随所にある解説を読むだけでも楽しめるはずです。

また、いずれの大都市圏から離れていることもあり連休でも人はそれほど多くありません。ここでのんびり夕日と朝日を眺めていると心が洗われるようでした。

なお、旅程は周辺観光も合わせて2泊3日を見ておくとよいと思います。

それでは、よい旅を!


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