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転職フェア直前!【出展企業インタビュー】ファナティクス・ジャパン合同会社 中島喬敬さん

こんにちは!PLMキャリアです。
「パ・リーグ スポーツ転職フェア 2023秋 by doda」は、いよいよ来週11月8日(水)~10日(金)に開催が迫ってまいりました!

転職フェアの開催を控え、皆様にスポーツ業界で働くイメージをよりリアルに持っていただきたく、実際に転職を叶えてご活躍中の方にインタビューをさせていただきました。今回取材に応じて下さったのは、転職フェアにもご出展いただくファナティクス・ジャパン合同会社のEコマース部マネージャー中島 喬敬(なかじま たかのり)さんです。

ファナティクス・ジャパン合同会社 中島喬敬さん

ファナティクス・ジャパン合同会社は、世界最大級のデジタルスポーツプラットフォーム企業であるFanatics Inc.の日本法人。日本では福岡ソフトバンクホークス、北海道日本ハムファイターズ、清水エスパルス、セレッソ大阪との戦略的パートナーシップ、2022年には読売巨人軍・ナイキの3社による世界初の包括的パートナーシップを発表するなど、国内での事業を拡大中です。それ以外でもZOZO Championship、PSG Japan TourやNBA Japan Games、World Baseball Classicなどの国際スポーツイベントでもオフィシャルストア運営を行うなど、「ファン至上主義」を掲げ、1人でも多くのファンの皆様にご満足頂けるサービスの実現を目指している、スポーツ業界で注目の企業です。

そんなファナティクスでご活躍中の中島さんに、現職やスポーツ業界への転職をテーマとした様々な質問にお答えいただきました。
それでは以下、インタビューをお届けします!


――本日はよろしくお願いいたします。

よろしくお願いいたします!

――まずは現在のお仕事について教えてください。

ファナティクス・ジャパン合同会社のEコマース部に所属しております。主な業務はパートナーチームの公式ECサイトの立ち上げと、その後の成長拡大に向けたリードです。具体的には売上最大化のための戦略・計画立案と達成シナリオの策定および実行、各チームとの連携や協議、販売計画・実績レビューのレポートなどがあります。また、商品企画やWebマーケティングのチームと連携して、新商品・企画商品の販売推進なども行っております。

――名実ともにスポーツ業界の最前線でご活躍されていますが、昔からスポーツに携わることを考えておられたのでしょうか?あるいはご自身も何か熱心にスポーツをされていたのでしょうか?

私自身はバリバリの体育会系出身というわけではないのですが、父がスポーツ好きだった関係で、幼い頃からスポーツ観戦が身近な環境で育ったとは言えると思います。後楽園球場での野球観戦やJリーグ元年の開幕戦など、色々な試合に連れて行ってもらっていました。寝台特急に乗って甲子園の名門校対決を観に行くのも毎年恒例でした。

いつかスポーツに関われたらいいな、という思いは漠然とあったものの、大学卒業の時点では特に具体的に意識することもなく、一般的な就職活動ルートの中で営業職を希望して、職種別採用を行っていた大手事務機器メーカーにエントリーして新卒で入社しました。

――そこからどのようにスポーツ業界への転職を行うに至ったのですか?

新卒入社したメーカーでは法人営業をみっちり5年間経験した後、コンシューマー向け商品のWebマーケティングに7年携わりました。この間にリーマンショックを経験したのですが、あの時は不況によるコスト削減でどこの会社も見積り勝負の状態になってしまい、自分が現場での営業力を発揮する余地自体が失われていく感覚でした。この経験がきっかけになって、法人より一般消費者を顧客にする仕事で食べていくことを決意したんです。

また同じ一般消費者向けの仕事でも、より自分自身の生活に密着していて、愛情や熱意を込められる商品やブランドに携わりたいという思いに至り、2015年に米国系スポーツブランドの門を叩きました。1万人規模の大手企業から数百人規模の会社への転職になるためリスクを感じた部分もありましたが、一方で規模が小さい方が主体的に幅広い仕事に携われるのではないかという期待もあり、思い切って決断しました。この転職がスポーツ業界へのデビューになります。

――仰るような転職時のリスクという点で、ご家族や周囲の方はどのような反応だったのでしょうか?

企業規模の話でいえば、実は私以上に家族が気にしていて、正直なところ最初は反対されました。それでも転職希望先が成長著しいスポーツブランドで、そのロゴや商品が生活の中で自然と目に入りやすい状況だったのを見て理解・納得してくれました。また最終的には私が生き生きと働くこと自体が家族の安心に繋がるということで、背中を押してくれました。

――実際に転職して働いてみて、いかがでしたか?

私が入社した当時ちょうど右肩上がりで成長中の会社だったため、ひとつの企業が青年から大人になっていく過程のど真ん中で働けて幸運でした。5年半ほどEコマース事業の拡大をリードする役割を担い、マネジメント業務も任せてもらいました。尊敬できる経営陣からたくさんのことを学ばせてもらいながら多くの成功や失敗を経験できたことは財産になっています。また在職期間中にプロ野球球団とのパートナーシップ契約もあり、新しいファン文化を生んで根付かせるような仕事にも関わることができました。

――そこから次のステップとして現在の職場へ転職されたのですか?

実はその前にもう1社、アメリカのクラフトビールを専門に輸入・卸・販売する会社への転職を挟んでいます。社員20名ほどの更に小さな会社でしたが、当該分野では誰もが知っているような、日本におけるリーディング企業です。きっかけは私自身がクラフトビールにハマりにハマっていたことで、その意味ではスポーツブランドに転職した時と共通の動機でしたね。少人数だったこともあり、ECの立ち上げや広報・マーケティングなど商品の普及につながることは何でもやりました。コロナ禍の影響で様々な試練も経験しましたが、多くの学びを得られた2年間でした。

――クラフトビールの会社でも「好き」を仕事にされて充実していたことと思いますが、そこから再びスポーツ業界に戻ってこられたのは何がきっかけだったのでしょうか?

2022年の夏にフランスのサッカーチーム、PSGことパリ・サンジェルマンがツアーで来日したことがきっかけです。たまたま高倍率をくぐり抜けてチケットに当選したため、子供と「当日着ていくユニフォームどうする?」などと話しながらPSGのオンラインストアを見ていたのですが、我が子以上に夢中になって商品を探している自分の姿にハッと気が付いたんです。そうだ、自分が本当にやりたかったのはこれじゃないか、と。
試合当日、国立競技場のグッズ売り場にできた長蛇の列や、目をキラキラさせながら大声で選手達を応援する子供や大人の姿を目の当たりにする中で、その気付きが確信に変わりました。そこから即、同ツアーのオフィシャルストアを運営していたファナティクスに応募した次第です。

――この時は応募から内定まではどのように進みましたか?また準備において特に意識したことなどあれば教えてください。

ファナティクスの採用サイトから応募して1週間ほどで一次面接、そこから2~3週間ほどで二次面接という流れでした。その後すぐに内定をもらい、翌週にオファー面談が最後に行われました。より具体的な話をすると、一次面接はオンラインで、ECの部門長&人事から実務面やマネジメント面を中心に聞かれました。(※選考フローや回数は部門や役職によって異なります。)

二次面接は対面で代表の川名さん&人事との面接でした。初めてファナティクスのオフィスに足を踏み入れたので非常に緊張しました。自分のマネジメントスタイルやリーダーシップのとり方を中心に質問された記憶があります。ちなみにこの面接では、何を着ていこうか迷ったのが良い思い出です。ビシッとスーツか、無難にジャケパンか、あるいは件のPSGツアーのオンラインストアで購入したPSGのポロシャツか。結局ある程度きちんとした格好で臨みましたが、蓋を開けてみれば川名さんはTシャツ・短パン・キャップ姿でした(笑)。結果的に緊張もほぐれ、リラックスした状態で思いっきり自分のPRができたと感じています。

このほか面接において意識した点としては、ECマネージャー職への応募なのでEC業務のスキルやマネージャーとしての経験をしっかりアピールすることは大前提として、更にECそのものはあくまできっかけ・起点であり、ファナティクスという会社や「ファンビジネス」を成長させたいという熱い思いを語れるようなストーリー・シナリオを準備していました。

――改めてスポーツ業界に戻ってこられていかがですか?やりがいや大変なことなどあれば教えてください。

ファナティクスが掲げているのは「ファンを熱狂させ続ける」というミッションです。まさにこの「ファンの熱狂」という、人々の喜怒哀楽が全開の最前線で仕事をすることには、何物にも代えがたい刺激があります。もちろん一方では重責や緊張感も感じますが、そこも含めて大変なやりがいと共に仕事ができています。特に試合における記録達成時や優勝時の記念アイテムなどホットマーケット関連商品の販売時に、売上の数字やSNSでの盛り上がりなどを通じてファンの熱量がダイレクトに伝わってくるのはこのビジネスならではの魅力です。

その中でも私自身が最高に嬉しくなるのは、自分たちが販売した商品を着たり持ったりした何万人のファンの皆さんが一体感を持って大好きなチームを応援している姿を見た時です。自分もファンの熱狂を生む一助になれたんだという達成感でいっぱいになります。

――働いている中島さん自身がまさに熱狂し続けているという印象です。

仰る通り、熱狂していますね!

――社風や働き方に関してはいかがでしょうか?

いわゆるベンチャー感というのは社風として感じますね。具体的な話でいえば、社員はそれぞれTシャツ・短パンなど、自分がやりやすいスタイルで過ごしています。それもあって居心地よく、リラックスした雰囲気のオフィスです。またスポーツ系企業だけあって社内でスポーツ中継が流れていたり、メーカーらしく世界中のチームのユニフォームやアパレルのショールームもあったりするので、オフィスにいてもワクワクする感覚がありますね。

業界の特性上、土日をはじめ試合時間に合わせて働くことは当然出てきますが、メモリアルな瞬間に立ち会うワクワクもこの仕事の醍醐味です。フレックスタイム制でリモートワークも可能ですし、試合対応も交代制で行うので、実際には働き方の面でも融通は利く方だと思います。

ちなみに社内で「部活」もあって、ランニング、ゴルフ、ファンタジースポーツ、ボードゲームなど種類も様々です。強制ではなく、やりたい人が自由に参加する形式なのですが、私は全てに参加しています(笑)。一度マラソンに私自身が出られなかった時は代わりに息子が参加したこともあり、家族のことも自然に受け入れてくれるのもこの会社の好きなところです。
(※ファナティクスの「部活動」については下記リンク先をご参照ください!)

――改めてファナティクスに興味をお持ちの方にお伝えしたいことがあればお願いします。

ファナティクスは、商品の企画・生産から販売までを一気通貫で行って最高のファン体験を創り、提供していくことを目標としています。この目標に向かって、まさに「ファンの熱狂の最前線」で仕事ができることは何よりの魅力です。ファンの皆さんに喜んでいただけている状況が数字でわかるので刺激がありますし、実際に会社としても急成長しています。一方で急成長中だからこそ足元の課題もたくさんあるので、今この会社に加われば、そうした課題をひとつひとつ整理して成長する過程も含めて経験できます。

ミッションに共感してくださる、熱い気持ちを持った人々を求めていますので、是非応募してみてください。一緒にファナティクスやスポーツ界を盛り上げてくださる方をお迎えするのを楽しみにしております!

――最後にもうひとつ、これからスポーツ業界を目指す皆さん全体に向けてもメッセージをお願いいたします。

自分の大好きなこと、熱くなれることに携われるのは最高に幸せです。しかもそれが自分だけでなく、他の誰かも熱くさせたり感情を揺さぶったりするような仕事なら尚更です。この仕事をしていて、時には我々の不甲斐なさからファンの皆様やパートナーチームの皆様にご迷惑をかけ、たくさんのお叱りをいただくこともあります。ですので必ずしも楽しいことばかりというわけでもありませんが、自分が熱量を持って取り組んでいる仕事なら、後に「あれがあったから今の幸せ・やりがいがあるんだ」と前向きに振り返ることもできるものです。

閉塞感の漂う近頃の日本ですが、皆さんも一緒に、スポーツの力で人々の心をもっともっと豊かにしていきましょう!

――ステキなメッセージをありがとうございます!本日はお忙しい中、取材にご協力いただきありがとうございました!


以上、ファナティクス・ジャパン合同会社の中島喬敬さんのインタビューをお届けしました。好きなスポーツ業界で、まさに「熱狂し続けている」中島さんのお姿がとても印象的でした!
 
ファナティクス・ジャパン合同会社様にもご出展いただく「パ・リーグ スポーツ転職フェア2023 秋 by doda」は、その他、プロ野球 パ・リーグ6球団をはじめ、スポーツ関連企業が計26社登壇します。
詳しくは特設サイトをご覧いただいた上、是非お気軽にお申し込みください!皆様のご参加を楽しみにお待ちしております!

※お申し込み締切:2023年11月5日(日)23:59

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