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運命のシナリオ 天外伺朗著

本に書かれている言葉を用いると、この本をこのタイミングで読んだのはまさに「宇宙の流れ」なのだなと思う。
天外伺朗さんの本は以前にも読んだことがあるけど、ちょっと、嫌だいぶ難しかった。
そしてまだ積読の中にも彼の本がある(苦笑)

10日ほど前に清水友邦さんの呼吸道ワークショップを受講し、明後日から友人が開催する「あなたの魂が決めた人生の目的につながる」講座のサポートをする今、読んでよかった。

目次

はじめに
1 共時性を提唱したユングの結論――「易占いは未来まで予測できる」
2 「シナリオ的な運勢の流れ」は「集合的無意識」に畳み込まれている
3 「あの世の常識」は「この世の非常識」
4 発明とは、「あの世」に畳み込まれていたものを「この世」に持ってくるだけの作業
5 デシジョン・ミスが思わぬ成功につながった、ソニーでの体験談
6 「宇宙の流れ」の読み方とは
7 努力は必ず失敗する――奇跡を呼ぶ「あけわたし」
8 内部世界を整えるだけで外部世界も驚くほど変容する「魔法の瞑想法」
9 ホ・オポノポノの世界観(ハワイ先住民の叡智)
まとめ

文字も大きく、挿絵もかわいいので、どんどん読み進められます。
中でも印象に残ったこと。

「宇宙の流れ」はどうやったら読めるのか、どうしたら乗れるのか…(略)

一番手っ取り早いのが、あなた自身が動くことです。
(中略)
ここで注意しなければいけないのは、この動きはあくまでも「宇宙のシナリオ」を探るためであり、調査のためであり、一大決心をしてそちらへ行こうとか、何かを達成するための動きとは違うことです。だから固執しないで、ダメならさっさと引き上げることが大切です。

『運命のシナリオ』 P122

「動き」が「宇宙のシナリオ」に乗っているかどうかの判断指標

①共時性
②不本意な出来事
③身体感覚

『運命のシナリオ』 P126

「組織の目的の前に、人生の目的が大事。 (中略)
自分が目的を発見するのではなく、目的が自分を発見できるように大きな空間を開いておくことが大事。 (F.ラルー)」

『運命のシナリオ』 P127-128

「自分自身を”人生”にあけわたし、”人生”が私に何をしてほしいのか耳を澄ませると、人生は簡単になる。 (F.ラルー)」

『運命のシナリオ』 P130

私自身、心理学や医学と言ったエビデンス重視の学問を学んできましたが、今の科学では解明されていないけれど、体験的にそうだろうなと感じていることがあります。
本当に流れに乗り始めると、たくさんの共時性が起こるし、身体感覚的に心地よいとも感じているし、逆に流れに逆らうと、いろんな問題が起きるし、身体感覚的にも不快が生じる。
そして、今はまさに別の方向に動いてみるときだと感じている。

是非一読を。

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