通りすがる
季節言葉は うつりゆき
縋りもせずに つづるうた
戻る記憶と 感じる今と
またつづってみました
元歌①は
春の闇おれのメンタルきぬどうふ
取り扱いはコツがいります
返歌
やわらかく かゆいところに 手が届く
あなた仕様の 癖に合わせて
ねい
闇のわけにはしたくはないけれども
使いづらい道具こそ極所的に力を発揮する
そんな自分と重ねあわせてみました
元歌②は
「さようなら」告げたあなたの大きい背
飲みこむ言葉ふいに遠雷
返歌
言葉なき 未練に変える 雷鳴は
過ぎ去り雨か 来たる叫びか
ねい
言葉のない遠くの雷鳴
いつの音とも気づかずのそれは
こちらに向かってくるのか
もう過ぎ去ってしまったのか
そのくらいの辛い別れ
昔の別れ話を思い出しました
機会を頂きましてありがとうございます…
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