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有馬温泉に行った話

先日、有馬温泉に行ってきたので思ったことなんかを。

多分記憶がないうちに家族で行ったことはあるはずだが、当然全く記憶はなかった。実質初有馬だった。

東京に住んでいた時は、箱根、伊豆、熱海、鬼怒川、草津…etcと温泉って結構あるよなってイメージだったのだけど、関西に戻ってから、ふと考えると意外に温泉が少ない。
城崎や熱海、白浜くらいしか思いつかない。それもそのはず、近畿エリアは活火山が関東と比べると段違いに少ない。というかない。

気象庁HPより
https://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/tokyo/STOCK/kaisetsu/katsukazan_toha/katsukazan_toha.html

そんな近畿界隈の数少ない温泉の一つである有馬温泉だが、梅田から高速バスで1時間の距離にある。道中は思ったより近かった。喋っているうちに気づいたら到着していた。

よく見る有馬温泉のイメージ。ねね橋の上から。

バス停や神鉄の駅から川上に歩いたところに、観光客向けのメインストリートがある。
日帰り客向けの公衆浴場である金の湯や銀の湯もこっちの方にある。足湯は無料なので、行きも帰りも家族連れに占拠されていた。

いわゆる温泉街的な店屋があるエリアは思ったよりもコンパクトにまとまっている。
名物の炭酸せんべいをはじめ食べ物や雑貨の店屋が大半だ。
温泉街に行くと大体コロッケが名物の顔をして鎮座しているのは何故だろう?食べたけど。

ちょうど桜が見頃で、温泉街で食べ歩いて、桜を愛でて、実に日本の情緒ってこういうものだよな〜とあらためて心に沁みた。

桜がちょうど満開で見頃だった

店で食べ歩いて軽くお腹を満たしたら、宿のシャトルバスを呼んで宿まで送迎サービス。

今回泊まったのは有馬温泉の中でも高台にある有馬グランドホテル。お値段も高い。

和室
広縁が広くて旅館特有の広縁好きにはたまらないお部屋

今回は普通の和室だったけど、今度は客室露天風呂付きとかも楽しそうだし、いつかトライしたい。

旅行といえば、お部屋散策。連れと二人していろいろ開けて一通り見て回ったらお庭も散策して、冒険が終わったらご飯の前に温泉タイム。

お風呂は撮影禁止なので、写真はないけど、有馬なので金泉と銀泉の両方を楽しむことができる露天風呂とかもあったりして大満足♨️

のはずだったのだが、なぜかロッカーの鍵が開かなくなって宿の人に助けてもらう羽目に。結局どうにもならなくて、ドアの真ん中をカッターで切って中身を救出してもらうことに。力技がすぎる。宿のお姉さんありがとう😭

ちょっとしたトラブルはあったけど、温泉でリラックスして、部屋に戻って和室でだらだらして、晩御飯は今回はビュッフェが楽しそうだったのでビュッフェに。

なんかいろいろ取っちゃった。

ボリュームもクオリティも大満足のビュッフェだった。
ライブキッチンやちょっとしたパフォーマンスもあってそっちも子供に混じって楽しんでしまった。

旅館の和室あるあるで、寝るときのお布団が薄いとか硬いとかは全然なくて、マットレス2枚敷のふかふか具合で、まだ眠くない、寝れないとか言いながらなんだかんだで気を失ったらぐっすりだった。

そして温泉といえば朝風呂、ちょっと早く起きて朝風呂をキメるのが個人的な温泉に来た時のルーティン。

これはいい目覚めですわ

今度はロッカーが開かないという事件はなく、朝風呂でスッキリしたらちょうど朝ごはんの時間。

朝ごはんもビュッフェ。拙者旅行先の朝食ビュッフェ好き好き侍に候。
旅行で宿に泊まって、しっかりと決まった朝食を出されるのもいいが、朝食ビュッフェのあのワクワク感は子供の頃からずっと好きだ。朝食もしっかり手を抜いていない宿は好感が持てる。

楽しい時間は例外なくあっという間に過ぎてしまうもので、着替えて少しゆっくりしたのも束の間、チェックアウトの時間になって帰路についた。

一泊二日の少々慌ただしいお出かけだったけれど、今回の有馬はかなり満足だ。宿のホスタピリティ、程よくコンパクトな温泉街、見頃だった桜と、少々お値段の張る温泉街ではあるけど、満喫しきった感がある。

思い出の場所にはなったので、また折を見て訪れたい。

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