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見つけた好きな場所
こんばんは!アラタです!
昨日は、メガネのクリーニングをしてもらいました。視界が前より見えるようになったので“プロ“ってすごいなとびっくりしていました。
今日は「好き」をテーマに書いていきたいと思います!
僕は色んなものが好きですが、特に好きなものがあります。
それはカフェです。
初めて行く場所では、近くにあるカフェを探すほど日常に“カフェ“が染み込んでいます。
そんな僕にはたった一つ、行きつけのカフェがあります。
そこは『猿田彦珈琲』です。
そのなかでも、恵比寿本店に週に2回程度、通っています。
日常のささいな隙間に
僕がそのカフェと出会ったのは、歯医者のために通っていた恵比寿駅をぶらりと巡っていた時でした。
その時に、目立たないような場所で、ひっそりとやっているカフェが目にとまりましたが、なかなか入ろうとは思えませんでした。
そのまま、ずるずると先延ばしにしてきました。そして、ようやく友達と一緒に行くという目的で訪れました。
意を決してお店のドアを開くと、オシャレで静かな空間なのに、なぜだか落ち着く。
レジに向かい、注文するために友達とスマホのメモで会話していました。すると、スタッフの方が
「もしかして、ろう者の方ですか?」
僕の補聴器を見て気づいたことに驚きましたが、そのスタッフの方がたまたま
「実は、私、手話の勉強中なんです」
とおっしゃっていて、少しだけ手話で話したことを今もはっきりと覚えています。
そして、そこで飲んだカフェラテがとても美味しくて、すっかり沼にハマってしまいました。
珈琲の美味しさは
猿田彦珈琲 恵比寿本店に週に1回のペースで、連載小説を書くために通うようになりました。
そのなかで、気づいたことがあります。
それは、“スタッフの皆さんの優しさ“です。
最初は初めて会ったそのスタッフだけが、簡単な手話で挨拶してくれました。
それがいつの間にか、どのスタッフに会っても、手話で挨拶してくれたり、ジェスチャーでコミュニケーションを取ろうとしてくれたり・・・。
必ず何かしらの手段で僕とコミュニケーションを
取ろうとしてくれる
それが僕にとってはすごく嬉しかった。
いつもスタッフの皆さんの姿を見ると、幸せな気持ちになります。
僕は、短くて3時間、長い時は5〜6時間は長居してしまいます。それを
「すごく申し訳ないな…」
と思っています。
それなのに何も言わず、笑顔で関わってくれる『猿田彦珈琲』に恋に落ちました。
素敵なスタッフの皆さんがいるから、
珈琲はいつも美味しいのではないか。
僕は、そう思わずにはいられません。
本当は、もっとスタッフの皆さんと話したい。
そう思っていますが、僕は人見知りで周りに気を遣ってしまう。
僕と話したら、筆談になって時間がかかってしまったり、うまく伝わらなくてもどかしくさせてしまったりするのではないか。
そう思うと、どこか遠慮してしまう自分…。
それでも、いつも関わってくれているスタッフの皆さんだからこそ、話したい。
そんな気持ちにさせてくれるお店は、きっと『猿田彦珈琲』だからだと思います。
好きになれた場所
今では週に2回通うほどになりましたが、通うたびに珈琲が美味しく感じる。
そして、スタッフの皆さんに会えて嬉しくなる。
そんな、猿田彦珈琲に出会えて本当によかったと心から思っています。
今は長居ばかりしてしまっていますが、いつか恩返しとして書籍化した小説を一冊贈りたい
その想いでいつも小説執筆をしています。
これからも、僕は『猿田彦珈琲』を好きでいつづけていきたい。そして、スタッフのみなさんと会話できる時間を楽しんでいきたい。
今日は「好き」をテーマに書きました。
では、また明日!
*連載小説『キミの世界線にうつりこむ君』
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