(with コロナ)スカウト・ヘッドハンティングってどうなの?
僕は、スカウト・ヘッドハンティングをメイン事業とする会社でヘッドハンター、法人営業として働いています。
最近、法人営業で提案の機会をいただく中で感じたことを書きたいと思います。
現在の転職市場
コロナの流行以降、一般に企業の採用意欲が大きく下がっています。
※出典:一般職業紹介状況(職業安定業務統計)|厚生労働省
有効求人倍率は、1.08倍にまで落ち込んでいますし、
弊社の肌感覚としても、
・中途採用を行なっている会社が、beforeコロナの70%、
・内定が出る確率は、beforeコロナの70%
という感覚です。
法人営業のアプローチを行なってみて気づいた課題
そんな状況の中で、法人営業を行なっているのですが、
知名度があり、人気がある企業は、共通して
と仰っています。
これは、人材紹介会社の「KPIが、応募数になっているところが多い」ことが原因かと思います。
その対極のポジションを取っているのが、注目されている企業に精通している高野さんのような、個の力で目立っている方かと。
注目企業に関する情報をアップしているブログを見ているHR業界の人は多そうです。
スカウト・ヘッドハンティングはどうなのか?
僕たちのようなスカウト・ヘッドハンティング会社は、メリット・デメリットがそれぞれあります。
僕が法人営業をしている感覚では、応募からの内定率が1/50くらいのケースが多いようですが、当社からのご紹介では、均すと1/5~1/6くらいの割合で内定に至っています。スカウト・ヘッドハンティングでのご紹介は、
『ターゲットに合う方をご紹介できる』というバリューを提供できると言えるかと思います。
実際、このあたりを評価していただいて、お取引がスタートするケースが多いです。
もちろん、母数を確保するのが難しいとうデメリットもあるので、
僕たちのみで全てのニーズを満たすことができないケースも多々あるのですが。。
まとめ
一般の人材紹介サービスに加え、スカウト・ヘッドハンティングでの採用を並行して行なうと、応募要件へのフィットという点でメリットがあるかもしれません。
「応募はあるが、ニーズに合う方の応募が少ない」という課題感をお感じの人事の方の何らかの参考になれば幸いです。
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