見出し画像

なんとなく、『ミッション、ビジョン、バリュー』熱が落ち着いてきた気が

僕は人材紹介業(スカウト・ヘッドハンティング)に約6年間従事しています。

この数年、転職時の選社軸として『ミッション、ビジョン、バリュー』に重きをおくことが、ブームになっていたように思います。『企業の存在意義』とか、『何のために働くのか?』みたいなところですね。

後輩社員からも、「金次さん、うちのビジョンについてどう思っているんですか?働く目的って何ですか?」と聞かれたりとか・・・。

ご依頼をいただく会社様からも、「ミッションとのマッチ度が高い人が欲しい」というご依頼をいただくこともかなり多かった印象。(得にベンチャー界隈。)

それはそれで、とても素晴らしいことだと思いますし、僕は肯定も否定もしない立場です。

最近、候補者と接していて『ミッション、ビジョン、バリュー』に重きを置いていらっしゃる方が少し減った印象です。ちょっと熱が落ち着いた感があります。(あくまで主観です。)

それよりも、『安定感×稼げる』『長期的なキャリアアップ』のように、どちらかと言うと、ベクトルが自分に向いてきている傾向かなと。

なぜ、このような変化が起こっているのか?と考えた時に、個人的に思う理由は2つ。

①リモートワークが推進され、オフィスで顔を合わせる機会が少なくなり、仲間を意識する機会が減った

②ミッション、ビジョン、バリューを強く打ち出している会社は、(現実と少し乖離した)高い目標を掲げているケースが多く、コロナの影響でリスクが敬遠されるようになった

なんとなく、このあたりが理由としてあるのかな〜と思っています。

弊社も基本的にリモートワークなのですが、会社の一致団結感的な意味では、ある程度出社して顔を突き合わせて仕事をしたほうが良いのかもしれません。

なかなか難しいところですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?