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Voice#2[VOREAS] 北海道のプロバレーボールチームがMOALAを"フル"活用!

playgroundのnoteマガジン「#Voice」では、弊社が提供するスポーツ・エンタメDXプラットフォーム「MOALA」導入先からの声をお届けします。


DXの最先端を目指す北海道のプロバレーボールチーム

今回は、男子プロバレーボールチーム「ヴォレアス北海道」を運営する株式会社VOREASでの「MOALA」活用事例です。

MOALA Ticket、MOALA QR、MOALA Live Storeと、MOALAのすべてを活用してDXを積極的に進めているVOREAS。
導入の背景や導入後の効果などについて、弊社playgroundに籍を置きつつ、VOREASにも籍を置き、二足のわらじで働く木下瑛博さんにお話を伺いました!


ーVOREASがMOALAをどのように活用しているのかお聞かせください。

「スポーツチームをD2C(*1)ブランドにする」ことを目的として、MOALAを活用しています。
具体的には、MOALA Live Storeで構築したサイト「VOREAS MEGASTORE」で公式戦のチケット販売やグッズ販売、試合後の記者会見の映像を配信したりしています。
ヴォレアス・バレーボール・アカデミーでの月謝の引き落としなども、MOALAのサブスクリプション機能を活用しています。

(*1)Direct to Consumer・・・自社で企画、製造した商品を自社のチャネルを通して消費者に直接販売するビジネスモデルのこと。

ー試合に関する分野以外でも、さまざまな取り組みを行っているんですね!

VOREASは結構幅広くやっている方だと思います。
ヴォレアス・バレーボール・アカデミーでは、期間限定でビーチバレークラスを開催していたんですが、その参加チケットなんかもMOALAで取り扱っています。

ーその幅を広げるお手伝いをしているのがMOALAなんだ、と思うと嬉しいです!

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中央都市圏で当たり前のものを、地方でも。

ーMOALAを導入した背景を教えてください。

2019年9月にQuick Ticket(現MOALA Ticket)を導入し、その後2020年8月にMOALA Live Storeで構築した「VOREAS MEGASTORE」をオープンしました。

すべてデジタルでデータ化ができて、マーケティングへ応用していくことができるという点が、MOALAを導入した理由のひとつです。

デジタルは、慣れれば便利なはずなんです。アナログの良さは損なわないようにしたいという想いもありますが、やはりデータにならないとマーケティングに繋げることは難しいので、そこを拾える仕組みを作るべきだと考えていました。

また、代表の池田(株式会社VOREAS代表 池田憲士郎氏)がチームを立ち上げた想いが、MOALA導入の背景にも共通していると思います。

旭川生まれの池田さんは、東京に出た後に地元へ戻った時に地方の閉そく感を身をもって感じ、危機感を覚えたんだそうです。それは私も旭川に来るようになって少し感じています。

それを打破するべく、旭川じゃないところで当たり前に使っているものを旭川でも使えるようにするために、地域の人たちを啓蒙したい、町を盛り上げたいと考えた結果、「地元になかったプロスポーツチームを0から創り上げる」という手段を選んだそうです。

ーデジタルも”当たり前に使えるべきもの”として捉えていらしたんですね。
段階的な導入ということですが、MOALA Ticketに留まらずMOALA Live Storeまで更に導入を進めた理由はどこにあったんでしょうか?

先ほども話しましたが、やはり更なる発展のためにD2Cブランドのプラットフォームをつくりたい、というところが大きいと思います。
playgroundのサービスの成長と共に、MOALA Ticket単体からMOALA Live Storeまで運用を拡大していきました。

現在ヴォレアス北海道はV2リーグにいます。ビジネスを上手にやればV1リーグに上がれるという訳ではないですが、しっかり収益を上げればその分良い練習環境を作ることができる、というように様々なことに繋がっていくので、ブランドの確立というのは非常に重要な取り組みだと思っています。


老若男女、誰でもデジタルが身近に

ーMOALA Ticketに対するお客様の反応はいかがでしたか?

MOALA Ticketを導入する以前から、もともとVOREASは少し特別なんです。
チーム立ち上げの背景にもあったように、デジタル化に関して初めから積極的で。会場の中では現金が使えず、パートナー企業と一緒に取り組んでいるVOREAS EZOCAを使って決済してもらっています。

そのため、デジタルアレルギーが比較的少ない方々が顧客層に多くいらっしゃったので、想像していたよりはすんなりと電子チケットに馴染んで下さっていました!
入場時に「すごい!」とか「おもしろい!」といった反応をお客様から頂けるのが嬉しいですね。

もちろん、チケットを開くまでにハードルがある高齢の方々も一定数いらっしゃいます。
特に顔登録ありのMOALA QR(*2)は、初めの頃は戸惑いの声もありました。チケットのために自分のお顔の写真を撮るという経験はなかなか無いですからね。

それでも、丁寧に順を追ってご説明することでどなたでも快適にご利用頂けています!
その説明作業もボランティアの方々で充分担える程度の簡単な内容なので、現場人員の削減に繋がっています。

(*2)事前登録した顔写真と照合する認証機能(オプション)。不正転売防止に役立ちます。生体情報は非保持化しているため、流出の心配はありません。

ー導入の効果についてお聞かせください。

戦略の精度を高めることができたと感じています。

導入の一番の目的でもあったマーケティングの部分ですね。
何か施策を打つ際に、感覚ではなく実際の数字を見て改善につなげていくことができるのがMOALAの強みです。

具体的には、1決済あたりの購入単価、購入点数をみて、それぞれの引き上げを誘引するような施策を打っています。(XX円以上購入頂いた方にクーポンコードを配布するなど)

ー例としてチケットに関する部分を挙げて頂きましたが、同じようにグッズ販売や動画配信などにもつなげていくことができるという点が、包括的なプラットフォームであるMOALAの良いところですね!

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DX後の世界を”当たり前”に感じてもらいたい

ーMOALAの導入をはじめ、VOREASはDXに対する積極性が印象的ですが、スポーツ領域のDXを進めることの意義はどこにあると考えていらっしゃいますか?

同じスポーツ領域の中でも、グローバルなスポーツウェアブランドなんかはかなりDXが進んでいるのに比べて、スポーツチームはまだまだこれからという段階にいます。

デジタルは使えば便利、なんてことは誰もが理解しています。
マーケティングへの応用やあらゆる部分の効率化など、多くのメリットがあることは理解しているのに、進めることができていない。

ちゃんとビジネスをするために、スポーツチームも積極的にデジタルを取り入れていく必要があると思っています。

ー進めることができていない原因はどこにあるとお考えですか?

人材です。もうこれは絶対だと思いますね。
道具が良くても使いこなせる人がいなければ意味がないですから。

ー今後、そういった課題をどう解決していきたいとお考えですか?
意気込みをお聞かせください。

課題解決への想いが、自分がいま旭川にいる ということに繋がっているかもしれませんね。

すべて自分で完結させてしまうのではなく、周りの人、つまり旭川の方にもできるようになってもらいたい。
社員もファンの方も含め、一歩ずつですがDX後の世界を当たり前に感じてもらうことが大切なのかなと思います。

先ほどビーチバレークラスの話がありましたが、チケットをもぎった際に表示される電子スタンプのデザインを毎週変えているんです。
そうしたら、そのスタンプを楽しみにしてくださる方がたくさんいらっしゃるんですね。

デジタルがストレスどころか”楽しみ”に変わっているというのは凄く嬉しいことです。
こんな風に、少しずつ広めることができたらと思っています!

ーMOALAのさらなる広がりに対する期待をお聞かせください。

より多くのものと共存できるサービスになっていって欲しいと思います。

チケット販売の一番良い形は、来場者それぞれのニーズすべてに対応できる状態だと思っています。
電子が良い人は電子で、紙が良い人は紙で。ネットで申し込みたい人はネットで。電話で申し込みたい人は電話で、といったように。

頭を使わずに、それぞれが望む手段・形でチケットが手に入るようになるのが目指すべきところなんじゃないかなと考えています。

チケットに限らず、エンタメの”プラットフォーム”として、世の中にある良いサービスを繋げていくことで、興行主がやりたいと思ったことをそのまま形に出来るような柔軟性のあるサービスへの成長を期待したいです!

ー貴重なお話をありがとうございました!


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