No.15 言葉遊び
バンド紹介のどこかで書いたと思うけど、俺はバンドで作詞作曲をしているからこそ、何気ない言葉なんかに『ん?』って気づくことが多い
作詞をしていると尚更そうで、意識を持っていってる
そんな中でも【言葉遊び】が結構好きで
韻を踏んでるとかではなくて
なんていうのかな
名詞に対しての形容詞が面白いことや、動詞がバラバラというか例えになっていること
まぁ、言葉が難しいから簡単にいうと、表現が面白いことに反応しやすい
たとえば、Mr.Childrenの『君が好き』の中にある歌詞で
【くたびれた販売機】
というのがある
この一言でその販売機の周り
つまり『情景』までも想像させられる
あまり活躍しないであろう人通りの少ない、そして街灯の少ない、ラインナップの古い販売機なのかな
と俺は想像した
次にback numberの『sister』の中にある歌詞
【君が瞬きで隠した痛みをその想いを】
痛みや想いを瞬きで隠す
つまり『目を閉じたくなる程、逃げたかったり辛かったりしている』っていう心情
これは応援歌だから、この前に『負けないで』という歌詞が来ているから決して暗い話ではない
その人はまだ諦めずに歯を食いしばって頑張れる!俺は君を応援するよ!っていう感じ
次はBUMP OF CHICKENの『ダイヤモンド』の中にある歌詞で
【その背中に貼り付いた泣き声の主を探すんだ】
この曲は全ての歌詞を辿って一つの答えになる歌だと思っている
そして解釈は自由だ
俺なりの解釈でいうと、この声は過去の自分を表しているとも捉えられるから、背中に貼り付くという表現と自分自身の言葉が背中に...という表現が絶妙に天才的
とまぁ、こんな風に言葉遊びされている歌詞が大好きなんです
俺もこんな歌詞を書けたらなーと思っているけど、どうすれば良い?
育ち?
映画?
本?
出逢い?
会話?
生き方?
羨ましくないと言ったら大嘘になるけど
俺は俺にしか書けない、そして描けないものがあると信じている
音で表現する楽しさを知っちゃったからね
逃げれないわ(笑)
そんな感じ😃
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