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No.75 ベーシストにおける指の手術


どうも
カサブタができると自分にバレないように自分でカリカリと様子を見つつ、自分に怒られない程度に端っこから剥がし、浮いたところを自分にバレてもいいわい!と思いっきりひっぺがすユウすけです



左手の薬指

6年前、丸ノコで分断された過去を持つ彼(指)

左手レントゲン画像

仕事中に冷凍食品を落としたことから、彼の体内に血と膿が生成されてしまうようになり病院へ駆け込んだ2023年12月


左手薬指アップ画像


何回かの受診後、手術が決まった



それが一昨日


さらに以前、手術の経験がある

それは右上腕外側にできたシコリを取り除く手術

その経験でいうと、医者と1対1で終わった記憶があった

そんなに大仰ではないと踏んでいたのに、一昨日はなんと7対1


『あれ?なんかすごい手術やん』


って思った


右腕で血圧、右足の指にはサチュレーション(動脈血酸素飽和度)を測る機械

左肩から布を掛けられて、看護婦さんや医師が会話をしている


『うっわ、手術や』


もともとは全く緊張もしてなかったし、なんなら舐めていたくらいだったのに


ここにきて一気にドッと汗かいた


麻酔針が2箇所に刺されて

これが、また痛い


左手がどんどん感覚を失っていく中

『はい、じゃあ始めますねー』


って、まだ感覚残ってるんだけど、麻酔ってこんなもんだっけ?

ん?

これ、はやくね?


って思ってたら、爪を除去すると説明された


指の奥にハンマーで叩きつけ続けられる鈍痛が!


『いや、これ痛いっすね!』


つい言ってしまった



こういうのって分からないやん!?


麻酔が100%効いてる状態って俺にしか伝えられないし、そもそも今の状態が100かも分からないし


もしこの状態で手術をするというなら、俺には麻酔が効かないのか!?

だとしたら俺は最後までこの痛み以上(まだ切開してないから)のものを我慢しなきゃなのか!?

と思い、心配と不安が溢れてきて、右掌が汗まみれになったのを覚えてる


介護の仕事をしているからなのか、自分の状態が手に取るようにわかった


血圧が下がって、心拍が上がってる


気持ちが焦りはじめてるのに何もできない

人ってのはこうなるものなんだなと実感


2人の先生が付いてくれてて、1人の女性医師が気を紛らわすために話しかけ続けてくれた


仕事の話やバンドの話、過去の手術の話


人と人とが話をするだけでここまで落ち着くんだなぁと感謝しかなかった


開放→
中の異物除去と洗浄→
人工骨を入れる


気づけばあっという間の30分間


縫合が終わった後、どうしてもとお願いしてガーゼが巻かれるまえに指先を見せて欲しいとお願いした

流れ出た血が残る指先を見せてもらった


生きてるなー


そして縫合めっちゃうま!


と、やっと余裕が出てきた



俺の指先を手術するだけで、ここまでの人が関わってくれて、時間と技術を費やしてくれた


感謝しかない


本当に感謝


"お金払うから普通のこと"なんてカケラも思えない


本当の本当に心から感謝



しっかり治して思いっきり指使っていこう




ほんならね〜


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