ゲシュタルト療法を受けたら、人生を変えるような気付きを得た話

本日、ゲシュタルト療法の個人セラピーを受けてきたのですが、そこでの体験、気付きがめっちゃくちゃ良すぎたので、まとめて書きたいと思います!
※超絶個人的な内容も含むため、深いところを知りたい方は有料もしくは『シン・秘密の演劇room』でのみ閲覧可能となります。ご了承ください。

そもそもゲシュタルト療法とは…

気づきに始まり、気づきに終わる実践的な心理療法です。
「いまここ」の気づきに焦点を当て、過去に囚われることなく、未来を恐れることなく、自らが求める人生を得るためのお手伝いをする心理療法です。また、人それぞれが違う人間であり、大切な存在であることを互いに認め合いながら、自分らしさを発揮できるようになる心理療法です。

ウェブサイト「ゲシュタルト療法・東京」

もっとざっくり僕の言葉で説明すると、とても演劇的なセラピーです。
自分の今感じてることにフォーカスして、そこから出てくるイメージや言葉に身を委ねる。時には自分にとってのキーパーソンの身体になってみたり、それを体験してみることで、何を感じるか、世界がどう見えるかを味わいます。
そうやった「気づき」を通して、体感して、自分で自分を癒して、前に進んでいくセラピーです。

そもそもゲシュタルト療法の存在を知ったのは、昨年の8月。
百武正嗣先生(通称ももちゃん)の1日WSに参加した時に知り、内容がとても演劇的だったこともあって興味を持っていました。
一度自分も受けてみたい、というか受けた方がいいなあと思っていたので、海外行く前に滑り込みで受けることになりました。

今回受講したセラピストさんは田中千惠子さん。先述したももちゃんのお弟子さんでもあり、セラピストとして大ベテランの方です。今年で72歳らしいのですが、とてもそこまでお年を召しているとは思えない、お綺麗で上品な方でした!

名前や住所などの簡単なインフォメーションを記入した後、お互いに自己紹介をして、早速セラピーに入りました。

「今話したいことありますか?」と聞かれたので、最近よく考えていたことを話しました。

忍「最近「周りと一緒ではいけない」という思い込みがあることに気づいたんです。「自分は特別じゃないといけない」「一番じゃないといけない」という変な信念が自分の中にあって、それに基づいて防衛戦略を取ってる自分がいます。例えば皆で集まって話してても、ちょっと俯瞰してみたりとか、一人冷静になったり、他事に意識を飛ばしたりするんです。ホントは皆と一緒にいたいくせに(笑)。ちょうど直近でもそういう集まりあったのですが、そこでもそういう行動を取ってて「あー自分やってんなー」って思ったんです」

そこから話は進み、家族の話をしました。
両親の話、幼少期の話、再婚の話…などなど、あてもなく。

そんな話をしてた流れで、2人目の父親(以降、親父)の話になりました。

忍「親父は5年くらい前にくも膜下で急に亡くなりました。それまであまり意識したことはなかったのですが、亡くなってからその大切さに気付きました。今いてくれたらどうだったんだろうとか、楽だったろうなあとか。今母親がうつ状態なので、そういうところとかサポートしてくれてたんだろうなあとか思いました」

忍「年をとるにつれて、僕の中で母親よりも親父の方が接しやすい存在になっていきました。僕が演劇をやるってなった時に、母は反対しましたが、親父は好きにすればいいというスタンスでした。母親はクラブのオーナーママという強い立場だったので、はちゃめちゃで頑固で我が強かったのです。それに対して親父はサラリーマンで真面目で優しい人だったので、話しやすい存在ではありました。そういう存在がいなくなったことへの寂しさはありますね」

ここまで来て僕は涙が出て来ました。
千恵子さんはその様子を見て「お父さんの話をする時とお母さんの話をする時で、身体の状態が違いますね」と言いました。
そして「親父のイス」と「母親のイス」を出して、僕との位置関係や距離を実際に置いて示すように言いました。
僕は「母親のイス」を右斜め前へ、そして「親父のイス」を真正面に置きました。
その時の僕の身体は、親父の方を向いていました。なぜか母親の方には向きたがらなかったのです。

そのことに気付いた瞬間、僕にとって核心的で、向き合いたくないような事実に気付いたのです!

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