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「自分を変えるか、変えないか」無料塾レポート(〜74時間)

今週末土日に合宿があるので、今日はそれに向けた準備。
1人3作品扱う戯曲シーンワーク合宿なので、まずはそれのシェア。状況設定を説明したり、質問を聞いたり、台本を渡したり。
短時間でどれだけのものを持ち込めるか。オーディション演技みたいな。

そして前回に引き続き、感受するエクササイズ。そこに目的を加える。
相手からの影響によって動かされあいながら、相手にハグしてもらうために近付いていく。自分を守りながら近づくのではなく、自分の状態をさらけ出していく。無防備な自分で交流し、受け入れ合う。その方が美しい。

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残り時間が少なくなってきて、だからこそお互いの信頼度も上がってきて、言うことや扱うことの深さが出てくる。
俳優は人生を扱う職業だから、どこかでその人の人生にとって大切な部分に触れるタイミングがやってくる。
それには危険が伴うから、慎重に、俳優側に選択の余地を与えながら、でも時には少しだけチャレンジしてもらったりしつつ、枠を広げていく。

もし変えたくない部分があるなら、変えなくてもいい。
でも、それが「なんとなく」とか「私はそういう人だから」で止まっているのか、「なぜ変えたくないのか?」「何を恐れているのか?」と色々と向き合った上で選択として変えないのかは全然違う。前者は主導権が自分の外にあるのに対し、後者は自分に主導権がある。そういう人は自分で自分の人生を選択出来る。

自分は自分の力で変えられるという前提があるのか、自分は自分の力では変えられないという前提があるのか。
どっちの方がより大きく成長していくかは言わずもがなだろう。

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