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2020年4月の記事一覧
第11回 「かけっこ」と「持久走」
今回は、子どもの運動についてお話ししたいと思います。
よく聞かれる質問の中に
子どもの時にどんな運動をしたらいいですか?短距離が得意な子、長距離が得意な子と様々いると思いますが、結論から言うと
かけっこ「短距離」
なぜかというと、それには成長曲線というのは関係しています。
多くの研究結果から明らかになっていますが、脳や筋肉、心肺系というのは世代によって発達時期が違います。
動作の習得や神経
第5回 「痛い」と言える環境
前回に引き続き、今回も「成長期のスポーツ障害」について部位別でお話ししたいと思います。
成長期は個人差がありますが
身長(骨):13.45歳
筋肉 :13.75歳
骨量 :14.11歳
上記が成長のピークと言われています。
そして、男子は高校1〜2年生まで、女子は中学3年生までが成長期の目安となります。
この時期から部活動が盛んになり、体を酷使することが増えます。
ということは、
第4回 子供たちの「小さなサイン」
今回は「成長期のスポーツ障害」についてお話ししたいと思います。
成長期のスポーツ障害をお話しする前に、まず成長期の骨の特徴についてお話を始めたいと思います。
成長期の骨では、骨と骨を結びつけるように軟骨が存在します。
(成人になると軟骨は骨に変わり、ひとつの塊になります)
この部分は「骨端線(こったんせん)」といい、成長期にはこの骨端線の軟骨から骨が作られ、骨の成長が起こるわけです。
しかし、