国内旅豆本も作ってみることにしよう
ハンドメイド作家のPlava Stabloこと、青木弘之です。
コロナ禍の影響で、2019年12月のキューバ・メキシコ旅行以来、海外旅行に行っていないのですが、2020年はもちろんのこと、2021年も海外旅行に行けないでしょう。
1992年に韓国に初めて海外旅行に行って以来、必ず毎年最低一回は海外に出かけていたので、まる2年もの間、海外旅行に行けなくなるとは全くの想定外でした…
ちなみに、当初2020年4月に行く予定だったロシアのウラジオストクへのチケットは、フライトキャンセルのため延期に延期を重ね、来年2022年4月まで先延ばししているのですが、このころまでにせめて飛行機が飛んでくれることを願っている次第です。
さて、海外旅行に行けない間、今まで行った国々の海外旅豆本を作りつつ、各種イベントやハンドメイドネット通販サイトで販売を行ってきたのですが、そろそろ海外旅行ネタも尽きかけていることと、イベントでお客様から「国内の旅豆本はないの?」と尋ねられることが度々あったので、そろそろ国内の旅豆本作りにも本格的に着手しようかと画策しております。
実は、国内旅豆本は一冊だけ東京編を作っているのですが、あくまでも海外旅行先でお世話になった方へのお礼にお渡しするためのもので、表紙こそ日本製の布地を使用していますが、本文は英語表記にしたりして、国内での販売は想定していませんでした。
そこで、まず手始めに日帰りで神奈川県の鎌倉と江の島に出かけることにしました。
ひたすら街中を歩き周り、いつも海外旅行で使っているデジタルカメラでいろんなスポットの写真を撮ってきました。
まずは鎌倉の街から。いい天気で暑かったです。
途中、カフェで昼食も兼ねて休憩しました。
国内旅豆本について、海外旅豆本と同様にこだわるのは、豆本の表紙に使うための現地で作られた布(または紙)を入手するという点です。
鎌倉には「鎌倉スワニー」というファブリックを扱うお店があることは知っていたので、事前にネットで調べてみたところ、鎌倉スワニーオリジナルの生地があることがわかったので、街歩きの合間にお店に立ち寄ってみました。
鎌倉には何度も来たことがあるのですが、「鎌倉スワニー」の店内に入るのは初めてでした。思った以上に品揃えが豊富で、店内は多くのお客さんで賑わっていました。
すぐ入口近くに、鎌倉スワニーオリジナルの布が置かれているのを見つけましたが、念のため、店員さんにオリジナルの布がどこに置いてあるか尋ねてみました。
あわせて、鎌倉スワニーオリジナルの布は商用利用可能かどうかも確認してもらいました。
というのも、以前フィンランドに旅行した際、フィンランドの布ということで思いつくままマリメッコやフィンレイソンなどのブランドの布のみ購入してしまい、帰国してから商用利用できないことに気づいてしまった苦い思い出があるからです。
フィンランドの旅行写真は撮っているので、2020年5月に再訪する予定で航空券も押さえていたのですが、コロナの影響でフライトキャンセルになって旅行することができず、結局海外旅豆本のフィンランド編は(商用として)現在製作できない状態です。
店員さん曰く、鎌倉スワニーのオンラインショップ上で商用不可と記載されていない限り、商用は可能とのことで、結果として何の記載のない鎌倉スワニーオリジナルの布も商用可能であることがわかりました。
江ノ電に乗って、鎌倉を後にして江の島に移動します。
江の島に着くと大分日も傾いてきて、歩き通しの脚もガタガタになってきましたが、気力を振り絞って奥まで歩きます。
やっと江の島の一番先にある稚児ヶ淵までたどり着きました。
今考えている国内旅豆本は、都道府県ごとというよりは、一日でまわれるくらいの大まかな街単位で作ってみるつもりです。
また、海外旅豆本はその国に行った気分になるような内容なのですが、国内旅豆本はその街に行ってみたくなるような内容になるかと思います。
まずは合間を見てネタ集めの街歩きをしつつ、ネタが揃った街から本格的に国内旅豆本を作っていくつもりですので、どうぞお楽しみに。
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