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依然として 脅威の前で考えること

2日行ってまた2連休。看護師というのは派遣でも不規則になるもので連勤が続く時もあれば、こういう「いいの?」と言いたくなるような楽勝勤務もある。

楽勝なのが良いが、休んでいる間にご利用者さんのご状態や医師の指示が変わるのでついていけなくなるのが心配。
おそらくこの業界に限ったことではないけれど、現場はいつも生ものなのだ。

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先日、Kちゃんが勤めている施設のことを書いたのだけど、今日は彼女が発熱して帰って来た。
先日のクラスター騒ぎでも充分「それ見たことか。」と思っていたのだが。

職場の抗原キットで検査したものの陰性だったとのことだが、帰宅してからもやって貰った。やはり陰性。

しかし、いずれにせよ職場に「発熱しました。」という連絡を迅速にした方が良いよと言ったのだが、彼女は考え込んでいる。分かるよ、分かるよ、その気持ち。
ただでさえ人員が少ない中、仲間たちが頑張っているとか、このまま黙って自分さえ頑張れば・・・とか、あるいは勤め始めたばかりの職場なのに・・・とか、色々なことが頭の中を一気に駆け巡るだろう。
が、すぐに連絡しなければならない。何故なら、明日の交代人員を探す人の身になってもそれが正しい行動だし、それより何より。、高齢者にうつしてはならない。
出来れば、各職場の上層部も職員がこんな気持ちで日々働いているのだということを分かってくれると良いのだけど。

で、今のところ彼女は陰性なのだが、同居人である私も同じ行動を取らなければならない。
彼女は、明日は休んで発熱外来をあたってみるしかない。私の場合は現時点では受診理由がないが。

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以前の施設ではコロナ騒ぎが始まってから驚異的なほど長期に渡って感染者ゼロだった。

オミクロン株にやられた後も反省点を生かして防ぎ続けた。

が、今Kちゃんが行っている施設は、大本の媒体がホテル業界なせいか「冷蔵庫の温度のチェックを欠かさずに!」等、的外れなことを言っている。

で、土足で出入りしている。休憩室も各フロアも全部。ええ、何せホテルのノリなので。

以前居た大きな法人の中の一施設でも感じていた。土足で出入りする施設は感染者が多く発生しているなと。
あるいは、来客用のスリッパが用意されているところでも、そのスリッパが汚い施設は同じくクラスター化している。(スリッパ用意するならスリッパも洗浄するとか清潔にしておかないと!)

色んなケースを観て、2重マスクで施設中の下駄箱を掃除したり、下足と上履きの履き替えや収納についても徹底したのを思い出す。

あとは、ガウンテクニックの着脱の順番について。

着る時の順番は、どこの施設や医療機関でもだいたい変わらないのだが、脱ぐ時に手袋から脱げと指導されているところが多い。もしかしたらそれがメジャーだと発表されているのかも知れない。

手袋から脱ぐと、その手で汚染されているシャワーキャップやガウンなどを触るでしょ?
「その度にアルコールでシュッシュッと手を消毒するんです。」と言い返して来るが、いやいや、そのアルコールを出すために手で押しているそのポンプを触っとるやん。毎回汚染されとるやん。
しかも、そんなアホみたいに何回も手指をアルコール消毒していたら皮膚のバリア機能も落ちるやん。
ついでに言うと、予算を危惧して感染対策をケチるという愚行に千歩譲ってOKを出したとしても、無駄にアルコールを使うというバラバラ思考。
思い込みという無駄は、全てにおいて人を弱らせる。

厚労省が発表したからとか先輩が教えてくれたからとか、先生が大きな研修で薦めていた方法だからとか、みんな、色んなことを言うのだけど、最終的に自分でも考えるというのが不可欠だ。

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Kちゃんがインフルなのか、コロナなのか、一般的な風邪なのか、まだ分からない。
いずれにしても辛いことには変わりないので早く治ることを祈る。
自分はうつらないに越したことはないが、うつったら?というその時の対策も考えている。

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皆が、命に関わることに関してだけは最善が尽くされる環境で、皆が、全てを乗り切って、健やかに暮らせますように。

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