激務についての思い出

若かった頃、
勤務時間は、
今と考え方が違った。

その時のみんなは、
何とか勤務していたが、
よく体も心もこわさなかったと思う。
いや壊れていたのかもしれない(笑)

看護師は変則勤務、
夜勤もあり、
1ヶ月の勤務表にそって勤務する。

週休2日ではなく、
4週6休だったように思う。

ある週の勤務
日勤(8:30〜17:30)
深夜勤務(0:00〜8:30)
深夜勤務(0:00〜8:30)
準夜勤務(16:30〜24:30)
準夜勤務(16:30〜24:30)
遅出(16:30〜23:30)
午後半日(12:00〜17:00)
休み

もちろん休みは寝て終わる。
時間マジック。
きっと医療職以外の人は、
わかりにくいと思う。

今は深夜勤務前は、
何時間はあけないといけないなど、
決まりがある。
昔とはちょっと違うが、
看護師の勤務は過酷だと思う。

日勤勤務も時間通りに終わるはずもなく、
体を休めるため、
無理に終わらせて20時位に帰宅。
その日の夜中には深夜勤務のため、
眠れることもあれば、
眠れないでそのまま突入の日もあった。

深夜勤務と準夜勤務の間は、
少し時間があるようにみえる。
結婚式参加などはここに入れられる。
だから眠すぎてほとんど記憶がない。
残念な思い出だけが残る。

遊びも難しかったから、
日帰り温泉で寝てからとか、
車の後ろで爆睡してからとか、
寝る間もうまく使って活動した。
今だったらできない(笑)

勤務者は、
みんな若かったから、
なんとかやってこれたし、
今も交流がある。

きっと助け合って勤務してきたからだろう。

夜中の勤務は夜食がでると記載があったが、
いつも同じカップラーメンだった。
誰も夜中にカップラーメンは、
食べなかった。

寝るほうが優先で、
食べることの優先順位のほうが、
低かった。

色々な事があったが、
すべて笑い話で終わっている。

手術室で働いていた頃の、
外科医師が電話をくれた。
そこは長くいるところではないよ。
何も身につかないからと説得された。
次の病院を紹介されて退職した。

勤務していた病院はないが、
その当時住んでいた場所は残っていた。

思い出をたどりながら、
歩いてみた。

頑張ったな。
なつかしい。

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