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自分のしたいようにさせて

日野原重明先生の、
講演会のお手伝いをした。

先生は、
自分ができることを、
されたり、
気を使われるのが、
嫌いだったようだ。

客席から階段を降りて、
ステージの演題まで歩行する。
その時の90代だったと思う。

高齢のため、
段差があり、
転倒しないよう、
周囲が配慮、
本人にわかると、
嫌がれるということだった。

私がさりげなく、
後ろを歩くように、
仰せつかった。

高齢になると、
体の機能は劣る。
でも自分でしなければ、
もっと劣る。

転倒予防策というものがある。
予防をするのが大事か、
本人の気持ちを尊重するか、
難しいところである。

ちょっとした転倒は、
痣、
擦り傷になるくらい。
私も経験があるが、
もう退院というところ、
風呂後転倒して骨折し、
手術となった患者様がいた。
頭部をうつと命の危険もある。
気をつけても、
気をつけれないことがあるため、
いつもどうしたらいいか考える。

私の父も最後まで歩いてほしい、
娘達の願いがあった。
色んな意味で、
「もうぎりぎりだ。」
と言われてしまったが、
周囲は、
「車椅子がいいんじゃない。」
と時間がかかっても歩こうとする父を
車椅子にのせた。

日野原先生は多忙にもかかわらず、
精力的に、
物事をされていた。

日野原先生から、
色々なことを学んだ。
看護する上で、
家族の介護、
学びは助けになった。

少しでも、
関われたことが、
嬉しい。

最後まで読んでくれて、
ありがとう。

あなたの参考になれば、
幸いです。




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