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不登校の子どもにどんな言葉をかける?~わたしが嬉しかった言葉~

※見出し画像はイメージです。

まえがき ~このnoteの目的~

こんにちは!べっしーです!

この「ぷらっとほーむ」noteでは、私たちの「不登校」に対する思いを発信し、より多くの方に「不登校」について理解を深めていただくと同時に、「学校が辛い」と感じる子どもたちに、私たち大人が出来ることはなんだろうか?を考えていく場所にしていきたいと思っています。

Twitterも始めましたので、よろしければご覧ください♪

不登校の子どもにどんな言葉をかけよう?

Twitterのタイムラインで、不登校のお子さまがいらっしゃる親御さんをよくお見掛けします。恐らく大きな不安のなかにいらっしゃるかと思います。

そこで、私が不登校だったころ、両親にかけられて嬉しかった言葉をご紹介しようと思い立ちました。なにぶん個人差が大きいので、そのままかけてあげればいい、というわけではありませんが、なにかヒントになればと思っています。


○母「いいんじゃない、学校行かなくても」

この言葉、母には何回も言ってもらいました。

当時、学校での人間関係に悩み、体調を崩すことが多くなっていた私。学校に行かなければいけないと思うと、おなかが痛くなり、ベッドから起き上がることができませんでした。

当の本人としては、「学校=行かなければならない場所」というイメージがあり、休むことは悪いことだと考えていました。

そんなとき、かけてくれたこの言葉。あとで考えると、親として子どもにかけるには、勇気のいる言葉だったと思います。

単純な話ですが、私にとっては「逃げ道」を作ってくれた、本当にありがたい言葉でした。

大人もそうだと思いますが、前に突き進んでいくだけでは息切れしてしまいます。一度休むこと、逃げることも大事なことです。

子どもも同じではないでしょうか。


○父「何か書いてみたらどうだ?」

学校に通わないことを決めたことで、少しずつ体調が落ち着いてきた私。

学校に行かないことで、将来どうやって生きていくんだろう、という不安を持つことも増えていました。何かしないといけない、けど学校に行くほど元気はない、そんなときの言葉です。

父曰く、「せっかくなら今思っていること、考えていることを残しておくことでいつか役に立つかもしれないし、できる範囲でやれることをやってみよう」という意図だったそう。

「学校に行く」「行かない」の二者択一のように考えていた私にとって、できることからやればいいんだ!という、シンプルかつ大きな気づきを与えてもらいました。

三日坊主な私は、日記をつけるようなことはできませんでしたが、それからノートに思ったことを書くようになりました。(恥ずかしかったので親には内緒で)


まずは気持ちを落ち着かせること、できることから始めよう。

いかがでしょうか。率直に言って、両親には感謝しかありません。恵まれたといっても過言ではありません。

嬉しかったのは、とにかく私の気持ちに「寄り添って」くれたこと。正確には「寄り添おうとして」くれたこと、かもしれません。

言うのは簡単、実際の行動は難しいことを、とても自然にしてくれました。

もちろん、後々聞いてみると、両親は両親で様々な葛藤を抱えていたようですが…


以上、私の経験でした!

繰り返しになりますが、個人差が大きいので、この言葉をそのままかけてあげればいい、というわけではありませんが、この世界の誰かのヒントになれば嬉しいです。

べっしー

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