ユリカ

好奇心と好きなものと妄想癖。

ユリカ

好奇心と好きなものと妄想癖。

最近の記事

ごはん食べる時間

私はごはん食べるのおそくない。 30分かかるのはおそくない。 学校の給食、病院食も、 下膳までに30分は時間を用意されている。 その程度の時間をかけて食すのが 一般的とされているのだからである。 私は食べるのおそくない。

    • 綺麗だと思った。

      日向の国のユカは、 菜の花のお花になった。 もう寂しくないんだよ。

      • 目を覗き込むと 相手と遊びたくなるのね。 相手の気持ち和らげたらなお良い。 ありのままの形で、感じたことを思い出す。

        • 2023. 2. 27 おはよう! またー日、よろしく。 昨日、明日、明後日、明々後日、 または一昨日。 その次はなあに? あなた、教えて! 次会った時、そのことを教えてね。 その瞳に乾杯! なんて、素晴らしい今日にしましょうね。 新しい爽やかさ、爽快感をもって行動していよう。 新たな出会いがありますよう。 入院に対して、前向きに、 また明日を大切にして生きよう。

        ごはん食べる時間

          313号室

          よるの9時、 「ぜったいに死んじゃダメだよ」 ってるみちゃんに言われた。 「うん」って言わない代わりに、 るみちゃんが作ったブレスレットを受け取った。 るみちゃんは退院する前の日、 「ブレスレットを返して」と言った。 るみちゃんはお母さんのお家に帰った。 背中はまん丸だった。

          言葉が人を殺したよ

          高層ビルの屋上から 言葉が人を突き落としたよ

          言葉が人を殺したよ

          ノンレム

          「アイラブユー」 それだけ覚えている 「アイラブユー」 ワンフレーズ歌って泣く 録音も、書き殴りも、 夢の中に取り残されてた

          ノンレム

          9年

          じいちゃんにイタリアの木靴を貰った 僕はその木靴でにいちゃんを殺そうと思った にいちゃんを殺さなくてよかった にいちゃんはいい人だから 知らないでいることが気持ち悪い 知ったようにいる自分が気持ち悪い 僕はその先へ行けるんだ 僕は運命論者なんだ。

          思い出した時

          外側が内側になる 内側の血が滲む 黒のクレヨンで塗り潰す 鮮明に現して、その後で黒くしてみる 黒にしてそして白で縁取る 空っぽの入れ物

          思い出した時

          定石

          心の淵の屋上の縁、 つま先でなんとか留まっている。 背中をジリジリと押し続けているものがある。 それらは背負ってきた荷物、 石のようなものだとする。 それらは錨でもあるのである。

          それではみなさん、ごきげんよう。

          みてみて、 僕はエアプレインだ。 春のツバメだ、大空に咲く十字架だ。 「片目のロックスター」/永原真夏

          それではみなさん、ごきげんよう。

          日向の国のユカ

          陽だまりの中 僕の手に包まれた小さな君を "天使みたいだ"なんて思わなければよかった

          日向の国のユカ

          透明のディスプレイ

          透明の脳みそと、透明の心臓 スケルトンの身体(ディスプレイ)に 文字だけ映ってた。

          透明のディスプレイ

          ぼくの手が冷たすぎたこと

          喋り疲れて酸欠になる詐欺師。 自販機を壊そうとするひと。 ぼくの手が冷たすぎたこと。

          ぼくの手が冷たすぎたこと

          海辺の街角ワンピース

          所謂「海なし県」という場所に生み落とされました。 しかしながら幼少期〜学生時代には、既に母と離婚した父の実家北海道へ夏季休暇のたびに連れて行ってもらい毎年1か月ほど過ごしていました。 私にとってそんな祖母の家、その閑散としたしかし貧相ではない、人口密度の低い町は、当時小学生、お受験戦争の渦中の私の避難場所、心のオアシスでした。 母親から借りたデフテックのデビューアルバムしか録音されていないディスクを繰り返し、ポータブルMDプレイヤーなるもので聴きながら昼寝を貪る3週間、

          海辺の街角ワンピース

          「木陰で歌うチェックワンピース」

          女子の登竜門、ディズニープリンセスは誰もが大小問わず動物から愛されるコミュニケーション能力とその術を駆使し、神から愛されたその歌唱力をこれでもかというほど、少女時代に夢見た私たちに見せつけておりますね。 なのでそのディズニープリンセスに憧れるなということは、女子には息をするなということと同義、絶対に不可能なことで、当たり前に私も彼女たちに憧れていました。 '木陰で歌う'という行為は、憧れこそ持つもののまだ羞恥心を持たない未熟な女子にも抵抗なくするということは及ばず(少なくと

          「木陰で歌うチェックワンピース」