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遠征して行きたい! 【2024年1月】にスタートする 全国の気になる展覧会・アートイベント 30展

2024年1月にスタートする、全国の気になる展覧会情報を「地域別」に「開催日順」でまとめました。(現代アート系が多めです。)今月は、全国の展覧会 28展示+芸術祭・アートイベント 2展示=計30展示について、概要をワンポイントでご紹介しています。

(見出し写真は、2022年に開催された「大ネオン展」のようす。2024年1月にも東京タワーのTOWER GALLERYで「大ネオン展 ‐ FIND NEW WAVE ‐」の開催が決定。再びジャンルを越えたアーティストによるネオンアートが集結します。)


全国の展覧会・アートイベント(地域別・開催開始日順)

▍北海道・東北

(北海道、青森県、岩手県、秋田県、宮城県、山形県、福島県)

【北海道】AINU ART―モレウのうた(北海道立近代美術館)

会期:2024年1月13日(土)〜2024年3月10日(日)
URL:https://artmuseum.pref.hokkaido.lg.jp/knb/exhibition/program/158
アイヌ文様の特徴のひとつであるモレウ(渦巻き文)をキーワードに、アイヌアートの多様性とデザイン性に富んだ造形力に注目します

【北海道】札幌国際芸術祭2024(SIAF2024)『 2124 –はじまりの雪–』」(北海道立近代美術館ほか)

会期:2024年1月20日(土)〜2024年2月25日(日)
URL:https://2024.siaf.jp/
2020年の中止を経て6年半振り、初の冬開催となる札幌国際芸術祭。札幌市内6会場を中心に、10カ国以上、約50組のアーティストの作品 が展示されます。

▍関東

(茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県)

【東京】ハッピー龍イヤー! 〜絵画・工芸の龍を楽しむ〜(静嘉堂文庫美術館)

会期:2024年1月2日(火)〜2024年2月3日(土)
URL:http://www.seikado.or.jp/
2024年の干支にちなみ、重要文化財の橋本雅邦≪龍虎図屏風≫(1895年)をはじめ、龍のモチーフとする作品を幅広いジャンルから展示。国宝《曜変天目(稲葉天目)》の展示も。

【茨城】絵筆がとらえる真実 レンズでさぐる世界(笠間日動美術館)

会期:2024年1月2日(火)〜2024年3月10日(日)
URL:http://www.nichido-museum.or.jp/exhibition.html
サルバドール・ダリやロイ・リキテンスタインなど、独自の表現を探求する画家たちの作品に加え、ビック・ムニーズらの写真作品を展示します。

【東京】ゴッホ・アライブ東京展 (寺田倉庫G1ビル)

会期:2024年1月6日(土)~3月31日(日)
URL:https://goghalivejp.com/tokyo/
ゴッホの世界を五感で感じられる新感覚の没入型展覧会です。

【東京】TERRADA ART AWARD 2023 ファイナリスト展(寺田倉庫G3)

会期:2024年1月10日(水)〜2024年1月28日(日)
URL:https://www.terradaartaward.com/ja/
「TERRADA ART AWARD 2023」ファイナリストの5久美が未発表の新作を含む作品を個展形式で発表。
ファイナリスト:金 光男、冨安 由真、原田 裕規、村上 慧、やんツー

【東京】大ネオン展 ‐ FIND NEW WAVE ‐(TOKYO TOWER GALLERY)

会期:2024年1月10日(水)~2024年2月4日(日)
URL:https://twitter.com/9fMSVKIblo20SYE
日本にネオンブームをもたらしたネオンアートの殿堂『大ネオン展』に再びジャンルを越えたアーティストによるネオンアートが集結。

【東京】フランク・ロイド・ライト―世界を結ぶ建築 (パナソニック汐留美術館)

会期:2024年1月11日(木)~3月10日(日)
URL:https://panasonic.co.jp/ew/museum/exhibition/24/240111/
帝国ホテルを基軸に、多様な文化と交流し常に先駆的な活動を展開したアメリカ近代建築の巨匠、フランク・ロイド・ライトの姿を明らかにします。

【栃木】春陽会誕生100年 それぞれの闘い 岸田劉生、中川一政から岡鹿之助へ(栃木県立美術館)

会期:2024年1月13日(土)〜2024年3月3日(日)
会期:http://www.art.pref.tochigi.lg.jp/exhibition/t240113/index.html
小杉放菴、山本鼎、森田恒友、長谷川昇らと、草土社の岸田劉生や木村荘八らを中心としたメンバーによって結成された春陽会の画家たちの作品を中心に約200点の名品を紹介。

【東京】本阿弥光悦の大宇宙 (東京国立博物館)

会期:2024年1月16日(火)〜2024年3月10日(日)
URL:https://koetsu2024.jp/
戦乱の時代に生き、さまざまな造形にかかわり、革新的で傑出した品々を生み出した本阿弥光悦の作品のほか、同時代の作品や社会にも注目し、総合的に光悦を見通す。

【東京】ガラスの器と静物画 山野アンダーソン陽子と18人の画家 @東京オペラシティ アートギャラリー

会期:   2024年1月17日(水)〜2024年3月24日(日)
URL:https://www.operacity.jp/ag/
日本とスウェーデンのアーティストによるガラスの器と静物画、写真からなる展覧会。

【東京】中﨑透 「Ding-dong, ding-dong 〜Bells ringing at the bottom of the valley〜」(SKY GALLERY)

会期: 2024年1月23日(火)〜2024年3月31日(日)
URL:https://www.shibuya-scramble-square.com/sky/exhibition_nakazaki_tohru/
渋谷という街に深く関わりながら独自の人生を歩む、年齢や性別、職業の全く異なる三人のインタビューを実施し、三人の言葉をモチーフに一つの物語を紡ぐ。

【東京】印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵(東京都美術館)

会期: 2024年1月27日(土)〜2024年4月7日(日)
URL:https://worcester2024.jp/
アメリカ・ボストン近郊に位置するウスター美術館の印象派コレクション作品を紹介する。

【群馬】ヒューマンビーイング-藤野天光、北村西望から三輪途道のさわれる彫刻まで (群馬県立館林美術館)

会期:2024年1月27日(土)~2024年4月7日(日)
URL:https://gmat.pref.gunma.jp/exhibition/ex/%E3%83%92%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%93%E3%83%BC%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B0%EF%BC%8D%E8%97%A4%E9%87%8E%E5%A4%A9%E5%85%89%E3%80%81%E5%8C%97%E6%9D%91%E8%A5%BF%E6%9C%9B%E3%81%8B%E3%82%89/
美術表現の基本といえる人物像に焦点を当てた展覧会。

▍中部

(新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県)

【長野】いきものづくし~橋本雅邦・下村観山らを中心に(水野美術館)

会期:2024年1月2日(火)〜2024年2月4日(日)
URL:https://mizuno-museum.jp/exhibition/2024_01_exhibition/
日本画に描かれる身近な存在から想像上の生物まで、様々ないきもの達による「かわいい!」「かっこいい!」姿を楽しむ展覧会。

【岐阜】挑戦!重要文化財2,000点並べてみる(土岐市美濃陶磁歴史館)

会期:2024年1月7日(日)〜2024年3月31日(日)
URL :http://www.toki-bunka.or.jp/events/event/event-11990
休館を目前に控えた同館最後の展覧会として、土岐市が所蔵する重要文化財「元屋敷陶器窯跡出土品」約2,000点の展示公開を試みます。

【新潟】越後妻有2024 大地の芸術祭 冬(越後妻有里山現代美術館 MonETほか)

会期:2024年1月13日(土)〜2024年3月10日(日)
URL:https://www.echigo-tsumari.jp/event/20240113_0310/
7月から開催する「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2024」に先駆けた冬のプログラム。

【新潟】行為と詩情―ACTION & POETRY  特別展示:尼崎市コレクション 白髪一雄(新潟県立近代美術館)

会期:2024年1月13日(土)〜2024年2月25日(日)
URL:https://kinbi.pref.niigata.lg.jp/tenran/kikakuten/kkk_jikaikaisai/
白髪一雄の出身地である兵庫県尼崎市が所蔵する白髪作品に、同館所蔵の白髪作品をはじめ、元永定正、斎藤義重、末松正樹、江口草玄、難波田龍起らの作品を加えた約80点をあわせて展示。

【愛知】コレクションズ・ラリー(愛知県美術館)

会期: 2024年1月16日(火)〜2024年4月14日(日)
URL:https://www-art.aac.pref.aichi.jp/exhibition/000431.html
愛知県美術館と愛知県陶磁美術館の17,000件以上のコレクションから、両館の4人の学芸員がそれぞれ独自の視点でテーマを立ててご紹介する、オムニバス形式の展覧会。

【愛知】未完の始まり:未来のヴンダーカンマー(豊田市美術館)

会期:2024年1月20日(土)〜2024年5月6日(月)
URL:https://www.museum.toyota.aichi.jp/exhibition/wunderkammer/?t=plan
世界中からあらゆる美しいもの、珍しいものが集められた「ヴンダーカンマー(驚異の部屋)」。現代の5人の作家たちが、歴史や資料を調査・収集し、現代のテクノロジーを交えながら、時を超えた事物の編み直しを試みます。
出品作家:リゥ・チュアン、タウス・マハチェヴァ、ガブリエル・リコ、田村友一郎、ヤン・ヴォー

▍近畿

(三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県)

【京都】石をやく 土をやく 樂雅臣 樂直入(美術館「えき」KYOTO)

会期:2024年1月2日(火)〜2024年1月29日(月)
URL:https://kyoto.wjr-isetan.co.jp/museum/exhibition_2401.html
樂雅臣の新作「石器」シリーズの彫刻作品と樂直入の「Black rock」、「White rock」の茶碗などを中心に展観。

【京都】開館60周年記念 小林正和とその時代―ファイバーアート、その向こうへ(京都国立近代美術館)

会期:2024年1月6日(土)〜2024年3月10日(日)
URL:https://www.momak.go.jp/Japanese/exhibitionarchive/2023/456.html
日本におけるファイバーアートのパイオニアである小林正和の初めての回顧展。

【兵庫】横尾忠則 ワーイ!★Y字路(横尾忠則現代美術館)

会期: 2024年1月27日(土)〜2024年5月6日(月)
URL:https://ytmoca.jp/
横尾忠則の「Y字路」シリーズの原点である初期作品(2000〜2005年)、および新近作(2016年〜)により、多彩な「Y字路」シリーズの魅力に迫る。

▍中国・四国

(鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県)

【広島】とびたつとき 池田満寿夫とデモクラートの作家(広島市現代美術館)

会期:2024年1月20日(土)〜2024年3月17日(日)
URL:https://www.hiroshima-moca.jp/exhibition/masuo_ikeda
池田満寿夫の没後四半世紀を経て、同館が所蔵する池田作品のうち、1950年代から1966年頃までの作品とともに、池田が影響を受けた作家の作品により、当時、世界から注目された彼らの版画と油彩画を振り返ります。

▍九州・沖縄

(福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県)

【福岡】徳川美術館所蔵 国宝 初音の調度(九州国立博物館)

会期: 2024年1月1日(月)〜2024年1月28日(日)
URL:https://www.google.com/url?q=https://www.kyuhaku.jp/exhibition/exhibition_pre187.html&sa=D&source=calendar&usd=2&usg=AOvVaw0KDLVHDFcUhwKo3xTWFk0a
徳川美術館に所蔵される国宝「初音の調度」のうち、櫛箱くしばこ、小角赤手箱こすみあかてばこと、同じく『源氏物語』「胡蝶」の場面を描いた手箱てばこの3件を展示し、合わせて南部家ゆかりの大揃いの婚礼調度もご紹介。

【福岡】日中平和友好条約45周年 世界遺産 大シルクロード展(福岡アジア美術館)

会期: 2024年1月2日(火)〜2024年3月24日(日)
URL:https://faam.city.fukuoka.lg.jp/exhibition/17090/
洛陽、西安、蘭州、敦煌、新疆地域などの要衝で発見された、シルクロードの遺宝を紹介。

【福岡】永遠の都ローマ展(福岡市美術館)

会期:2024年1月5日(金)〜2024年3月10日(日)
URL:https://roma2023-24.jp/
建国神話にはじまり、古代ローマ時代の栄光、芸術の最盛期を迎えたルネサンスからバロック、そして芸術家たちの憧れの地となった17世紀以降の時代まで、「永遠の都」ローマをめぐり生み出された壮大なる美の歴史をたどる。

【大分】『ペーパー・サンクチュアリ』- ウクライナ難民の現実と詩 - 坂 茂(大分県立美術館)

会期: 2024年1月13日(土)〜2024年2月4日(日)
URL:https://www.google.com/url?q=https://www.opam.jp/exhibitions/detail/1794&sa=D&source=calendar&usd=2&usg=AOvVaw0QjkBAR-fxoJMvbYe1cI-o
建築家・坂 茂が、避難所で使用するために考案した紙の間仕切りシステム(Paper Partition System、PPS)を使用して、ウクライナ出身の詩人、小説家、文学翻訳家のスヴェトラーナ・ラヴォーチキナ、ベルリンの写真家ヴィンセント・ヘイグス、戦争難民として自身もベルリンにいるウクライナの作曲家ヴァレンチン シルヴェストロフらの作品を展示するための「ペーパー・サンクチュアリ」を提案。

【沖縄】やんばるアートフェスティバル2023-2024(大宜味村立旧塩屋小学校ほか)

会期:2024年1月20日(土)〜2024年2月25日(日)
URL:https://yambaru-artfes.jp/
2017年にスタートし、今回で7年目となるアートフェスティバル。アートプログラム部門には山内祥太、やんツー、大小島真木、浅田政志らが参加。

【福岡】オチ・オサム 展(福岡市美術館)

会期:2024年1月24日(水)〜2024年3月24日(日)
URL:https://www.fukuoka-art-museum.jp/exhibition/ochi_osamu/
美術家 オチ・オサムは、福岡を拠点とする前衛美術グループ「九州派」のメンバーとして活動。九州派時代から晩年までの作品・資料約180点を紹介し、幅広い活動をたどる、美術館初の試み。
行きたい展覧会は見つかりましたか?
今月も素敵な作品と出会えますように。

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