今週末行ける展覧会・イベント（関東）【11/6(土)〜11/7(日)】

ぷらいまり。

2021年11月3日 14:21

・今週からはじまる展覧会
・今週末を見逃すと終わってしまう展覧会
・今週末だけ開催されるアートイベント

など、週末を中心に考えて関東地方で開催される展覧会を毎週紹介しています。(毎週水曜夜更新）

予約制への変更・開館時間の変更・臨時休館などもありますので、お出かけの際は事前に開館情報をwebサイトでご確認ください。

① 今週末だけのイベント

▍アートウィーク東京 @都内各所

アートウィーク東京

会期：2021年11月4日（木）― 11月7日（日）
東京という都市の文脈に息づく現代アートを世界に向けて発信するためのプロジェクト。会場となるすべての美術館とギャラリーを繋ぐ「アートバス」が、4つのルートで午前10時から午後6時まで15分おきに巡回し、また、バスを舞台にアート作品が展示され、それぞれのルートで、異なる４つのアートが体験できます。オンラインでのトークイベントも。

② 今週からはじまる展覧会　5つ

▍サウンド&アート展-見る音楽、聴く形 @アーツ千代田 3331

サウンド&アート展-見る音楽、聴く形

会期：2021年11月6日（土）～2021年11月21日
今回の展覧会は、「見る音楽」と「聴く形」を集めたものです。1913年より、未来派のルイージ・ルッソロが制作した《イントナルモーリ》(複製)、工学を学んだベルナール・バシェと彫刻家志望であったフランソワ・バシェ兄弟による音響彫刻作品、日本のサウンド・アートの草分けである吉村弘の《サウンド・チューブ》、音も含めて美術作品として提示する宇治野宗輝の自動リズム演奏装置「The Rotators シリーズ」などさまざまなアイデアによる独自の作品約 40 点が一同に会します。

▍鈴木其一・夏秋渓流図屏風 @根津美術館

鈴木其一・夏秋渓流図屏風

会期：2021年11月03日～ 2021年12月19日
鈴木其一（1796～1858）の筆になる「夏秋渓流図屏風」は、岩場を削る水流のある檜の林を確かな現実感をもって描いた画面に、異様な感覚を抱かせる描写が充満する作品です。本展では、抱一の影響や光琳学習はもとより、円山応挙や谷文晁、古い時代の狩野派など琳派以外の画風の摂取、そしてそれらを、自然の実感も踏まえつつ統合する其一の制作態度を検証して、本作品誕生の秘密を探ります。

▍END展死×テクノロジー×未来= ? @ANB Tokyo

END展死×テクノロジー×未来= ?

会期：2021年11月03日～ 2021年11月14日
本展覧会では、「死」をテーマとしたさまざまな問いを来場者に投げかけます。そして、一人ひとりが「死」の物語と向き合うヒントとして、描き下ろしの短編マンガ、HITE-Mediaが選び抜いたマンガ作品の１コマや、気鋭のアーティストたちの作品を展示し、「死」を切り口に、これからのテクノロジーや社会変化と人間の関係を参加者とともに考える場を創出します。

▍名和晃平「TORNSCAPE」 @SCAI THE BATHHOUSE

会期：2021年11月2日（火）- 12月18日（土）
刻々と変化する素材のフォルムに有機的なイメージを交差させ、鑑賞者の視触覚を刺激する新しい彫刻の在り方を打ち出してきた名和晃平。ギャラリーの空間全体を映像と音で満たす本展「TORNSCAPE」では、スクリーンがあたかも地球を取り巻く大気や海のように、情報を伝える皮膜となって鑑賞者を包み込んでいきます。
なお、天王洲アイルのSCAI PARKでは、2021年10月30日(土)〜11月13日(土)の会期で #30 名和晃平「MOMENT」も開催中。

▍日本のアートディレクション展 2020-2021 @ギンザ・グラフィック・ギャラリー & クリエイションギャラリーG8

日本のアートディレクション展 2020-2021

会期：2021年11月01日～ 2021年11月30日
ADCは1952 年に結成され、現在、日本を代表するアートディレクター81名により構成されています。この全会員が審査員となって行われる年次公募展。ここで選び抜かれた受賞作品、優秀作品を、クリエイションギャラリーG8［一般（非会員）作品］とギンザ・グラフィック・ギャラリー［会員作品］の両会場でご紹介いたします。