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遠征して行きたい!【2023年7月】スタートの全国の気になる展覧会 20展示(現代アート中心)

2023年7月にスタートする気になる展覧会の情報を開催日順にまとめました。(筆者の個人的な「気になる」で集めたので、現代アート系が多めです。)

各展覧会のみどころを3つのポイントで簡単にご紹介しています。今月の遠征計画にどうぞ。

7/1(土)〜

【山梨】ミレーと4人の現代作家たち -種にはじまる世界のかたち- (山梨県立美術館)

URL:https://www.art-museum.pref.yamanashi.jp/exhibition/2023/939.html
会期:2023年7月1日(土)~8月27日(日)
・開館時に当館開館45周年を記念して開催する本展
・ミレーのと共に、私たちと同じ時代を生きる4人の現代作家の作品を展観
・参加アーティスト:山縣良和、淺井裕介、丸山純子、志村信裕

【大阪】超絶技巧、未来へ! 明治工芸とそのDNA (あべのハルカス美術館)

URL:https://www.aham.jp/exhibition/future/tyouzetugikou2023/
会期:2023年07月01日~2023年09月03日
・多くの観客を魅了した「驚異の超絶技巧!明治工芸から現代アートへ」の発展版
・明治工芸のDNAを継承しつつ多様な素材と技法を駆使して、新たな領域に挑む現代作家の新作を中心に紹介
・参加作家:前原冬樹、大竹亮峯、松本涼、福田亨、本郷真也、吉田泰一郎、池田晃将、稲崎栄利子

7/6(木)〜

【東京】野又穫 「Continuum 想像の語彙」(東京オペラシティ アートギャラリー)

URL:https://www.operacity.jp/ag/
会期:2023年7月6日(木)~2023年9月24日(日)
・架空の光景と一言で片付けることのできない、現実と地続きにある非現実とでもいうべき独特の世界が特徴の画家・野又穫の個展
・初期から最新作まで、野又穫の全貌を豊かな空間構成
・代表作40点あまりを収蔵する同美術館と作家の関係を見る展覧会

7/7(金)〜

【東京】岩井俊雄ディレクション「メディアアート・スタディーズ 2023 :眼と遊ぶ」 (シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT])

URL:https://ccbt.rekibun.or.jp/events/playingwithyoureyes
会期:2023年7月7日(金)–2023年8月20日(日)
・メディアアート史を革新した岩井俊雄が総合ディレクションを手掛ける
・映像の仕組みと原理を体験し、発見し、つくるためのプレイグラウンド
・岩井俊雄の代表作「時間層」シリーズを約25年ぶりに公開。失われていた3作品(時間層Ⅰ・Ⅲ・Ⅳ)の修復・再現に作家とともに挑戦

【島根】テオ・ヤンセン展 (島根県立美術館)

URL:https://www.shimane-art-museum.jp/exhibition/000512.html
会期:2023年7月 7日(金) ~ 8月28日(月)
・科学と芸術を横断するテオ・ヤンセンの個展
・日本初公開の《アニマリス・スクイ―ラ》を含む14点の展示
・巨大な作品が実際に動く様子も体感できる

【神奈川】Tokyo Gendai (横浜国際平和会議場(パシフィコ横浜))

URL:https://tokyogendai.com/ja/
会期:2023年7月7日(金)~7月9日(日)
・今回が初回の新たな国際アートフェア
・世界各地から、国際的に評価されている74のギャラリーが参加
・選りすぐりの作品の展示に加え、トークプログラムやイベントなど充実したラインナップ

7/8(土)〜

【茨城】土とともに 美術にみる〈農〉の世界―ミレー、ゴッホ、浅井忠から現代のアーティストまで― (茨城県近代美術館)

URL:https://www.modernart.museum.ibk.ed.jp/viewer/info.html?id=141
会期:2023年7月8日(土)~9月3日(日)
・〈農〉をめぐる近現代の美術作品を多彩なジャンルから紹介
・ミレーやゴッホらの有名画家による農婦のイメージ
・多様なアプローチで〈農〉にせまる現代アートの競演(福田玲子、野沢二郎、大森薫子ら茨城ゆかりの作家、草間彌生、米谷健+ジュリア、雨宮庸介、スプツニ子!ら)

【栃木】今日の彫刻 - 冨井大裕展 —————トルソ、或いはチャーハン—————  (栃木県立美術館)

URL:http://www.art.pref.tochigi.lg.jp/exhibition/t230708/index.html
会期:2023年7月8日(土)~2023年9月3日(日)
・身近な日用品に、日常的行為を付加することにより彫刻にする冨井大裕の個展
・家庭用品や文房具、事務用品が彫刻に変容し、かつ彫刻が生活世界へと還元される
・新作を中心とした約9シリーズ/約45件/約2800点の“彫刻”を展示
7/12(水)〜

【東京】テート美術館展 (国立新美術館)

URL:https://tate2023.exhn.jp/
会期:2023年7月12日[水]-10月2日[月]
・英国を代表する国立美術館テートから「光」をテーマにした名品約120点が一堂に
・光とアートをめぐる200年の軌跡を体感
・光に包まれるインスタレーション作品も

7/13(木)〜

【大阪】Parallel Lives 平行人生 — 新宮晋+レンゾ・ピアノ展 (大阪中之島美術館)

URL:https://nakka-art.jp/exhibition-post/parallel-lives/
会期:2023年7月13日(木)〜9月14日
・建築家 新宮晋とレンゾ・ピアノ、二大巨匠の今日までの歩みを振り返る展覧会
・レンゾ・ピアノの、歴史的名作を含む代表作を、貴重な模型や資料と迫力の映像で紹介
・日本で進行中の2人の最新プロジェクトを紹介

7/14(金)〜

【東京】Material, or  (21_21 DESIGN SIGHT)

URL:https://www.2121designsight.jp/program/material/index.html
会期:2023年7月14日(金) - 11月5日(日)
・展覧会ディレクターは、デザイナーの吉泉 聡
・私たちとマテリアルのつながりを、地球をめぐる果てしなく広大な物語から読み解き、再発見を試みる展覧会
・企画協力に芸術人類学者の石倉敏明、バイオミメティクスデザイナーの亀井 潤

【鹿児島】飯川雄大展 デコレータークラブ (鹿児島県霧島アートの森)

URL:https://open-air-museum.org/event/event-41150
会期:2023年07月14日~2023年09月10日
・美術家・飯川雄大の個展
・鹿児島県霧島アートの森開館以来初、展示室だけでなく野外広場へと繋がる大規模なインスタレーションを展開
・定規と縄をモチーフにした新作も発表

7/15(土)〜

【東京】デイヴィッド・ホックニー展 (東京都現代美術館)

URL:https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/hockney/
会期:2023年7月15日(土)~ 11月5日(日)
・現代で最も革新的な画家のひとりデイヴィッド・ホックニーの日本では27年ぶりとなる大規模な個展
・近年の代表作〈春の到来〉シリーズ(2011年)を日本で初公開。
・ロックダウン中にiPadで描かれた全長90メートルにもおよぶ新作を含む、120点余の作品によって構成

【宮崎】つくる展 —TASKOファクトリーのひらめきをかたちに— (みやざきアートセンター)

URL:https://miyazaki-ac.com/topics/post-14384/
会期:2023年07月15日~2023年08月27日
・世界に誇れる日本のものづくりを、さらに元気にしているアートファクトリー「TASKO」の展覧会
・現代アートの作品としても見応え充分ながら、ものづくりにおける「つくる」にスポットを充てた展覧会。
・使われている部品、しくみやしかけ、「ひらめきをかたちに」変えた背景、エピソードから感じるものづくりの不思議、おもしろさなど、「つくる」の魅力を紹介。

【香川】上田薫展 (高松市美術館)

URL:https://www.city.takamatsu.kagawa.jp/museum/takamatsu/event/exhibitions/exhibition_2023/exhibition_2023/ex_20230715.html
会期:2023年07月15日~2023年09月18日
・なま玉子やゼリーなど身近なモティーフを超写実的に描く上田薫(1928~)の個展
・モティーフを拡大し超写実的に描いた油彩画はもちろん、大学時代に描いたデッサンや初期の抽象絵画も展示します。
・本年に描かれた最新作までを紹介。

【千葉】市原湖畔美術館開館10周年記念展「湖の秘密 ―川は湖になった」(市原湖畔美術館 )

URL:https://lsm-ichihara.jp/exhibition/mizuumi/
会期:2023年7月15日〜9月24日
・市原湖畔美術館がそのほとりに建つ高滝湖と養老川をめぐる地域の歴史、地勢、民俗を掘り下げる展覧会。
・さまざまなメディアの 8 人のアーティストたちが美術館内外の空間に” サイトスペシフィック “ともいうべき作品を展開。
・出展作家:岩崎貴宏/大岩オスカール/尾崎悟/加藤清市/菊地良太/南条嘉毅/松隈健太朗/椋本真理子

【神奈川】シン・ジャパニーズ・ペインティング 革新の日本画 横山大観、杉山寧から現代の作家まで (ポーラ美術館)

URL:https://www.polamuseum.or.jp/sp/shinjapanesepainting/
会期:2023年7月15日(土)~ 2023年12月3日(日)
・ポーラ美術館で13年ぶりの日本画展。日本画の誕生から現代までの展開をダイナミックに紹介。
・現代の作家たちの作品も、多数の新作を含めてご紹介。
・おもな出品作家:山本太郎、谷保玲奈、久松知子、春原直人、三瀬夏之介、荒井経、マコトフジムラ、野口哲哉、深堀隆介、山本基、天野喜孝、李禹煥、蔡國強、杉本博司

7/22(土)〜

【鳥取】井田幸昌展「Panta Rhei | パンタ・レイ − 世界が存在する限り」(米子市美術館)

URL:https://ida-2023.jp/
会期:2023年7月22日(土)〜 8月27日(日)
・井田幸昌(画家・現代美術家)の国内美術館では初の個展
・鳥取、京都を巡回予定
・国内未発表作を含むこれまでの絵画作品、立体作品、井田が絵日記のように日々綴る“End of today”シリーズ、最新の作品までを一同に展観

【広島】第11回ヒロシマ賞受賞記念 アルフレド・ジャー展  (広島市現代美術館)

URL:https://www.hiroshima-moca.jp/exhibition/alfredo_jaar
会期:2023年07月22日~2023年10月15日
・第11回ヒロシマ賞の受賞者となったアルフレド・ジャーの受賞記念展
・チリのアーティスト、アルフレド・ジャー日本で初めての本格的な個展
・これまでの代表作とともに、ヒロシマを今日の問題として捉えるような新作を展示

【大分】ドイツ・ミュンヘン MUCA展 ICONS of Urban Art ~BanksyからKAWSまで~ (大分市美術館)

URL:https://www.mucaexhibition.jp/
会期:2023年07月22日~2023年10月09日
・ヨーロッパ最大級のアーバン・アート作品を所属する美術館「MUCA」のコレクションを展示
・大分、京都、東京を巡回予定
・出展作家:Banksy、KAWS、Shepard Fairey、ヴィルズ、Barry McGee、Invader、JR、Os Gemeos、Richard Hambleton、Swoon


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