2.27札幌戦 選手は声を出していいんだよ

今季開幕戦の札幌戦、

多くの横浜FCサポーターが楽しみにしていた一戦だったと思います。僕も非常に楽しみでした。

結果は1-5の完敗と言っていいもので、

内容も結果も目を覆いたくなるようなものでした。

この記事ではできるだけわかりやすく横浜FCがどう闘ったのか解説したいと思います。はじめての試みなので読みにくい、わかりにくい部分も多々あるかと思いますがお付き合いください。

札幌戦のポイントを僕なりに3つピックアップします

札幌戦のポイント

①どう闘う?

②どう守る?

③2失点目は死守してほしかった

上記の3つのポイントに絞ってお話ししたいと思います。

①どう闘う?
齋藤選手の試合後コメントを読んで確信したんですがフリエはチームとしてどうやって攻め、どうやって守るのかが統一されずバラバラ。昨季取り組んできたGKからのビルドアップを放棄し札幌戦はグレーべ選手、渡邉選手へロングボールを放りました。

一つ前提として札幌はオールコートマンツーマンという守る時は誰がどの選手を責任を持ってマークするという守備戦術を取っていました。
下平監督はこのオールコートマンツーとフリエのビルドアップの相性が悪いと判断し、ロングボールでチャンスを作れると考えました。

ただ、蓋を開けてみると前線の選手の空中戦勝利率は低く、勝った時やイーブンな競り合いをしても1人ひとりの距離が長く、孤立していた為、2ndボールは尽く札幌に回収されそこから攻められる結果となりました。
このロングボール戦術、折角フリエボールにしても競り合いに負けると途端に札幌ボールで相手の攻撃を受けてしまう事になります。
ロングボール戦術でチャンスを作りたい場合、最終ラインを押し上げて、前線のターゲットとなる選手と他の選手の間隔を短くし2ndボールを回収する意識が必要です。
今後もロングボールを蹴らなければいけない試合は出てくると思いますが必ず修正してもらいたい。

②どう守る?
①と繋がった話です。
前線の選手たちは前からプレッシャーをかけていましたが中盤の安永選手、中村選手はこれに連動できず札幌に安安と中盤へパスを繋ぐことを許してしまいました。
もう少し突き詰めると前からプレッシャーに行くには最終ラインを高くするのがセオリーです。なぜかというと前線と最終ラインの間が間延びしてしまい、この間のスペースを埋める安永選手、中村選手が守りにくくなってしまうからです。
ここでも前から行くのか、ある程度まで引いて守るのかハッキリしなかった事が結果としてチームをバラバラにしてしまいました。
昨日の札幌戦だけでなくこれまでもフリエの守備の課題は結構山積していて、どうやって守備を構築するのか、キャンプで色々取り組んでいるのか期待があった分5点の失点は精神的にキツかった。

"競り負けてボールを取られる、プレスがはまらないことによって間延びした中盤で自由にボールを繋がれていい形でシュートにまで持っていかれてしまう"という負の連鎖を繰り返していたんです。

③2失点目は死守
5失点した中で大きなポイントとなったのは2失点目だと僕は思います。
1失点目はディフレクションもあってアンラッキーな失点でしたが連続して失点してしまったという意味と、2失点目はコーチングで防げたのではないかと思うからです。

2失点のシーンは金子選手がドリブルで持ち込みシュート、この失点は札幌戦のバラバラ具合を象徴するものでした。

このシーン、金子選手とマッチアップしていたのは新加入の高木選手。
相手のカウンターを受ける中、
数的に同数な状況の中で中村選手、小川選手が戻って来ているので数的有利な状況になりますが高木選手の寄せが甘くシュートとゴールを許してしまいます。
僕は戻ってきた中村選手が声をだし高木選手にタックルしにいにいくように指示を出すべきだと感じます。
ここを凌いで1点差の状態をキープできていれば違う結果になったかもしれません、希望的観測ですが。

以上が札幌戦のポイントです。

他にも色々な課題はあります。
新加入選手との連携、バランスや下平監督の采配、特になんでサイドバックのバックアップがいないのか等は今回触れたいポイントでしたが長くなってしまうため割愛させてください。

次戦の大分戦(その前にルヴァン杯がありますが)、非常に重要な一戦を早くも迎える事になりそうです。
とにかく連敗は絶対に回避し、ホーム開幕戦での勝利と勝利した喜びを皆さんと分かち合いたい。

拙い文章でしたが最後までお読みいただきありがとうございます。

ルヴァン杯はできたらやりたいと思います💧

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