繊細さんについて思うこと
最近よく目にする〝繊細さん〟
今日はこれについて〜
【繊細さんとは】
繊細さんとは
HSP(Highly Sensitive Person)の事。
ようは高すぎる感受性を持っているが故に
良いことも悪いこともたくさんキャッチし過ぎてしまう事で生じる
生きづらさを感じている人を
HSP=繊細さん
と呼ぶらしい。
この記事を読んでくれる方々はHSPの概要は大体理解していると思うので
ここでは詳しくは書きません!
気になる方はHSPで調べてみて◎
【ハイリーセンシティブは気質じゃなくて症状】
最近よくHSPについての記事をよく見るんですが
自分としてはこの
『繊細さんはこんな事を感じて日々を生きている!』とか
『HSPは個性だから、それを活かして生きていこう!』など
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なんか、違和感を感じる、、、。
なぜそんな事を思うのかというと
この高すぎる感受性を指したHS/ハイリーセンシティブは
症状だから。
つまり
生まれ持った変えられないものではない場合があると思うって事。
例えば
⚫️自閉症やアスペルガーといった広汎性の発達障害だった場合、感覚過敏や社会的交流の困難さが現れます。
⇨適正な機関で治療を受けてください。一部症状には服薬も効果を示します。
⚫️幼少期の頃に子供らしさを出すことが許されなかった、両親に自分を受容してもらえなかった、などの愛された感覚が希薄な経験をしても
他者の感情に敏感に反応してしまう癖が付きます。
⇨専門のカウンセラーや認知行動療法などの治療を受ける事で改善が期待できます。自身の思考フレームを書き直すという事をするだけでずっと生き易くなります。
⚫️V.B/鉄分などの微量栄養素やタンパク質の欠乏などでも音や視覚の感覚過敏が症状として現れます。
⇨食べてください。
⚫️睡眠不足でも感覚過敏が。
⇨寝てください。
などなど、実はいろいろあるんです。
そう思うとHSPは繊細な感性を持っている人で
それは間違いなく気質(生まれながらに変わらない素質)なんだけど。
最近よく論じられている事ってハイリーセンシティブな要素を持った人全てを〝繊細さん〟って言葉で囲って
『あなたは変わらないからそのままで良いよ!』
ってまとめちゃってるのが気になるなぁと。
たまーにHSPという言葉をフックにセミナーや情報商材を販売している人がいたり。
『私はHSPなんだからもっと丁寧に扱ってよね!』と言わんばかりに他人を操作しようとする人も、、、。
本当に一定数いるHSPさんはこれらをどうみているのかなぁ、とか思ったり。
【生き辛いならなんとかしてみない?】
なので一概に、私はHSP!と決めつけて思考を止めないで
行き辛いのであれば、生き易くしましょうよと思うわけです。
ここで言いたいのは、あくまで辛いならなんとかしようよって事。
豊かな感性や想像力といったポジティブなものをお持ちの方はほんっとうに素晴らしいので、大事にして欲しいです◎
生き辛さはどこまで行っても生き辛さですからね。
人はどうしてもトレードオフで物事を考えてしまいがち
良い繊細さんな部分は大事に残して
悪い繊細さんな部分はさっさと捨てて
欲張りに生きて良いと思いますよ。