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『すべてが変わった日』 2022年6月8日(水)

Amazonプライム・ビデオで『すべてが変わった日』を観た。
ダイアン・レイン、ケヴィン・コスナーが主演。

「マン・オブ・スティール」でも夫婦役で共演したダイアン・レインとケビン・コスナーが、不幸の連鎖によって危険な場所に連れ去られてしまった孫の救出のために立ち上がる夫婦を演じるスリラー。1963年、元保安官のジョージ・ブラックリッジと妻のマーガレットは、不慮の落馬事故により息子のジェームズを失ってしまう。3年後、未亡人として幼い息子のジミーを育てていた義理の娘のローナは再婚するが、相手のドニー・ウィボーイは暴力的な男だった。ドニーは、ローナとジミーを連れてノースダコタ州の実家に転居し、そのことを知ったマーガレットは、義理の娘と孫を取り戻すことを決意する。しかし、ジョージとマーガレットを待ち受けていたのは、暴力と支配欲でウィボーイ一家を仕切る異様な女家長のブランシュだった。「ファントム・スレッド」のレスリー・マンビルのほか、ジェフリー・ドノバン、ブーブー・スチュワートが脇を固める。監督は「幸せのポートレート」のトーマス・ベズーチャ。(映画.comより)

西部劇のフォーマットに後半ホラー演出で不気味さを漂わせる。
結構怖い映画である。
ウィボーイ一家に二人が行って食事をするシーンはほんとうに怖かったが、こういうのは現実でもありそうだから尚更恐ろしい。
ダイアン・レインは久しぶりに観たけど芯の強さがある女性を見事に演じていてとても良かった。
最初のシーンで彼女がやや義理の娘に厳し過ぎるところも描いており、そのあとしっかり途中で回収していた演出も好感を持った。
ケヴィン・コスナーは時代遅れの男をひたすら押さえ気味に演じていだが、まるで高倉健のような佇まいだったなと思った。

80年代のトップスターだったダイアン・レインとケヴィン・コスナーの二人が年齢を重ねた姿をみて、人生の印影を感じずにはいられない。