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早生まれでも大丈夫!#1

早生まれのデメリット

自分の子どもが早生まれと分かった時・・・
『遅生まれの子と比べて大丈夫なのか』そんな心配で胸がいっぱいになる方もいらっしゃるのではないでしょうか。私自身は、息子が早生まれ、それも3月という生粋の早生まれと分かった時、大丈夫かなと漠然と心配していました。『大丈夫』と言われても頭の中は『心配』という気持ちでいっぱい。そんな気持ちを一緒に解消してみましょう!

早生まれのデメリットは?


  1. 同じ学年の遅生まれの子についていけるか心配

  2. 保育園入園で不利になることが多い

デメリットに根拠はある?


4月2日生まれのA子ちゃんと、3月31日生まれのB子ちゃんは同じ学年になるわけです。そうなると最大で約1年間の差があるわけです。この差をそのまま1歳児クラスの4月2日時点に置き換えると…
!A子ちゃんは満2歳、B子ちゃんは満1歳!
ということになります。乳児の時の1年の差というのは大きいですよね。

また、『ついていけない』ということに根拠があるかというと、残念ながら、東京大学大学院経済学研究科の山口慎太郎教授の研究結果により明らかになっています。(※別の記事にて詳細を掲載します)

『保育園入園に不利になるか』ということについても、残念ながら、そういうことになります。例えば、6ヶ月時点で復職したいと考えた時に、A子ちゃんの場合は、6月入園。B子ちゃんの場合は、翌年の6月入園になります。この時点で、B子ちゃんは0歳児クラスには入園できず、早くても1歳児クラスの6月からになるのです。
一般的に1歳児クラスで入園する場合は、4月に入園しないと難しいといわれています。もっと言えば、0歳児クラスです。自治体によっては待機児童問題が解決されていたり、企業主導型保育園が沢山ある地域などありますが、そうでないと保育園入園も難しいことになります。
保育園については、何とか回避する方法もあるので、そちらを今後紹介しますので、困っている方のお力になれたらと思います。

早生まれに対して気持ちを楽にする考え方


早生まれのデメリットは調べれば調べるほどでてきます。それはそれは、親の不安をどんどん煽るほどに…。でも、わたしは、『早生まれはラッキー』と思うことでモヤモヤを吹き飛ばしました!いやいや・・・デメリット沢山あるじゃん・・・たくさん書き連ねてるし・・・そんな気持ちになりますが、子どもには『成長スピード』があるということが結論です。
例えば、4月生まれの遅生まれの子が、成長早見表に準じて必ず成長しますか?そうではありません。4月生まれなのに成長が遅いと悩む親御さんもたくさんいることご存知ですか?3月生まれの子が、成長早見表よりも早く成長するケースもたくさんあるのです。『早生まれ』ばかりに目が行きがちですが、生まれ月に関係なく、成長の早い子もいれば遅い子もいる。4月生まれの子より3月生まれの子のほうがよくしゃべるということも往々にしてあるのです。
遅生まれの子が成長がはやく、早生まれの子が成長が遅いとは、実際には言い切れない部分があります。要するに、早生まれの親が悩むように、遅生まれの親も同じように成長スピードで悩むのです。
ということは、早生まれなら『できたら成長が速い!できなくても早生まれだもんね!』となるのです。ネガティブに捉えている『早生まれ』が“その子の武器になる”そんな風に捉えてみてはいかがでしょうか?

最後に


私自身は、子どもは今できなくてもいつかできるようになると思っています。ただ、目の前の子どもに一生懸命だからこそ、そう思えるまでには時間がかかりました。なぜなら、我が子にはできるだけ苦労してほしくないと思うからこそです。
お教室に通ったりしたこともありました。いろいろ試す中で、子どもは成長すると信じることができるようになり、その中で自分の気持ちを楽にする方法・考え方を発見しました。
遅生まれや早生まれがいいとか、悪いとかそんなことに悩まされず、目の前の子どもの成長を素直に喜べるよう、自分の心を整えていけるといいですね。同じ悩みを持つ方が少しでも気持ちが楽になりますように。

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