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東洋医学から見る病気の原因

人はなぜ病気になるのか、きちんと理解して説明できる人は意外に少ないのではないでしょうか。
私も東洋医学を学ぶまでは詳しく理解できていませんでした。

東洋医学における病気の原因は、外因、内因、不内外因(どちらでもない)に分けます。

〇外因・・・風、寒、暑、湿、燥、火 これらは、通常は問題ない正常な自然界の気候ですが、弱った身体に入り込んで(皮膚から入ります)悪さをすると病気の原因になります

〇内因・・・怒、喜、憂、悲、思、恐、驚 これらも、通常は問題の無い自然な感情ですが、過剰になり過ぎたり、極端に不足したり、自由に表現することができなかったりするなど問題があると病気へと発展します。心と身体がつながっていることは古代から重要視されていました。

〇不内外因・・・不適切な飲食、過労、精神的緊張、行き過ぎた性行為、など社会生活を営む中での病気の原因です。現代では大気汚染なども含まれます。

東洋医学では、これらの原因がある場合、体を流れるエネルギー「気」のバランスが乱れると考えています。

「気」は2つに分けられ、一つは出生前から備わっている先天の気、もう一つは私たちが食べる物、飲む物、呼吸する空気から入ってくる後天の気で、2つが合わさってその人の「気」になります。
気が体中を滞りなく流れるとき健康が維持されていますが、環境(外因)や思考や感情(内因)、食べ物、飲み物、緊張などが気の滞りに影響します。

「気」は、オーガニックでバランスのよい食事、運動、正しい呼吸、良い姿勢、ストレスが少ないと最大限高めることができ、添加物の多い偏った食事、運動不足、不十分な呼吸、悪い姿勢、強いストレスは気を消耗させ、心身システムのバランスが乱れ病気になります。
気は、日常生活の重圧によって絶えず減らされているので、健康であるためには気を正しく養い続けなければなりません。

気血水と臓腑を流れる通り道である「経絡」の流れが滞っていれば、経穴(ツボ)を刺激することで経絡に気を送り滞りを解消することができます。反対に、経絡に気が多過ぎれば経穴を刺激することで余分な気を外に出すことができます。経絡を刺激することで気の流れが良くなり、バランスを回復することができるというわけです。
経絡整えるって本当に大事なのです!!!

身体に現れる多くの症状はその人の一番弱い部分に現れた「結果」であり、原因は別の内部にあると考えます。
病気を薬や手術でを治したとしても、根本の原因が改善される訳ではありませんので、根本の原因が改善されないまま放置されればまた同じ場所に症状が現れるかもしれませんし、あるいは経絡上のどこかに「別の形」で違う症状として現れる可能性もあります。

経絡療法は鍼や漢方が主流ですが、セラピューティック・リフレクソロジーは足のみでそれを行っています。
南アフリカでリフレクソロジーを国家資格にまで導いた世界一有名なリフレクソロジストの教えは、東洋医学の知識と技術を使いこなせば、薬も鍼も使わずにセラピストでも結果を出すことができることを世界に証明してくれました。
私は日本で、この素晴らしい技術が埋もれないように、これから必要な方々に届けていきたいと思っています。

ちなみに、内因・外因は五行論や人間の体内の主な器官とも関連していますが、長くなってしまうのでまた別の機会にお話ししていきます!

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