見出し画像

足のトラブルは靴が原因?その裏に隠れている症状とは

医師によると、足の構造を損なう原因は、先の尖った靴やハイヒールの履きすぎ、合わない靴、悪い姿勢、ランニングやバレエなど過度のストレスを生み出す活動だそうです。
確かに合わない靴を履いたり、足を酷使していると不快な症状を引き起こすことがあります。    

でも、そもそも足の骨格が変形するまで合わない靴を履き続けることは不可能ではないでしょうか? 靴を変えて何年も経つのに、問題が解決しないどころか、症状が悪くなっているという人もいます。
足の疾患を靴のせいにするのではなく、ほかにも原因があると考える必要があるのです。      

例えば、外反母趾や強剛母趾など足の歪みや変形は一般的に靴の問題とされていますが、セラピューティック・リフレクソロジーの観点では、足のトラブルはその場所にある反射区(内臓や器官を皮膚表面に投影させたもの)や経絡の滞りであると考えています。

外反母趾は、親指の内側(第一趾の正中線側)で起きていることから、この場所を通る「脾/膵経」の問題です。
脾経の経絡は、足の親指の内側を通り、子宮、卵管(男性は精巣)胃、膵臓、脾臓、肝臓、胆嚢、乳房などを通っています。             このラインのどこかに問題が起きることで、脾経の経絡上の弱い所に症状が現れるのです。

脾は血を作り、血の流れにかかわることから月経に影響を与え、膵臓は糖質、タンパク質、脂質の消化を助けて全身の栄養をコントロールしています。
脾のバランスが取れていれば、気や血は十分にあり、消化の働きは強いと言えます。
しかしバランスが乱れていれば、体全体あるいは部分的に気や血は不足します。

脾/膵経の滞りは、動悸、甲状腺疾患、子宮筋腫、子宮内膜症、子宮内膜ポリープ、糖尿病、口や唇の乾きなどの原因にもなります。

また脾/膵経は、「やめられない!!」という依存性との関連があり、アルコール、タバコ、チョコレートや甘いお菓子、コーヒーや紅茶など刺激物を欲しがったり、果物や炭水化物、タンパク質を摂りすぎる傾向があります。
アルコール、砂糖の摂りすぎは確実に膵臓に負担をかけ、欲望を満たすためにこれらの食品を過剰に摂ることは、膵臓機能がコントロールを失っている証拠です。

手っ取り早く、外反母趾を手術や治療で治したとしても、脾/膵経と膵臓の滞りが解消されなければ、また同じ症状を繰り返したり、別の弱い部分にサインが現れることになります。

食生活では、糖質の摂りすぎによる血糖値の乱れに注意しましょう。
お酒、パン、麺類、お砂糖を使ったお菓子、ジュースを多く摂る習慣がある方は少し控えてみてください。

アロマオイルは、カルダモン、フェンネル、ペパーミントがお勧めです。             香りを嗅ぐだけでも効果があり、胃や膵臓など消化器系をすっきりさせてくれます。

⭐︎セルフケアのポイント 

画像2

黄色➡︎甲状腺 ピンク➡︎胃 緑➡︎膵臓 赤➡︎脾臓

画像2

脾経ツボ オレンジ上➡︎太白 オレンジ下➡︎公孫  ムラサキ上➡︎陰陵泉 ムラサキ下➡︎三陰交

太白のツボは母趾球のすぐ下、そこら少し上がって骨のぶつかる手前が公孫です。三陰交は、内果の頂点から指四本分上がった骨のキワにあり、三陰交から膝へ上がったカーブ手前のへこんだ部分が陰陵泉です。

脾経に問題がある方は、ほぼ100%膵臓の反射区に固いクリスタルディポジット(排泄されるべき老廃物が皮下に残留したもの)があります!
また、脾経の走行に沿った静脈瘤が見られたりします。

ちなみに、親指の第二趾側に痛みが出る「強剛母趾」や「痛風」は「肝経」の問題です。
これについては、また詳しくお伝えしていきます!

健康チェックパーソナル診断
https://plaisir358.base.shop/items/60947689

セラピューティック・リフレクソロジージャパン
https://www.therapeuticreflexology.com/reflexologist

ご質問、お問い合わせお気軽にどうぞ
公式LINE https://lin.ee/FM4kULz

よろしければサポートお願いいたします🙇‍♀️ いただいたサポートは活動費に使わせていただきます。