県民の半分は仏像
京都に行くと、必ず鴨川を訪れる。
烏丸線の出町柳駅で降りて、ふたばで豆大福を買って鴨川デルタ近くの河川敷で一服。鴨川沿いに広がる空を見てると京都に戻ってきたなーとしみじみ。べつに故郷でも何でもないけど。
しみじみ堪能したら下鴨神社へ。背の高い木々に囲まれた糺の森は、すっぽり外界から遮断された異空間のよう。こんな特別感のある境内はなかなかないので好き。脇をちょろちょろ流れてる小川も素敵。
本堂でお参りをして、気分が乗ったら河合神社でもお参りしてから鴨川に戻ってくる。そうしたらもう身も心も京都に染まってる。準備万端、よし観光すっぞ!と意気込んでバスに乗る。
神社仏閣にきてる修学旅行生とともにガイドさんの解説に耳を傾ける。いくつかめぐったら、夕方には鴨川に戻ってくる。またふたばで大福を買って一服。
よそ者お断りとか神聖な建物とか、やたらめったら緊張感のある京都で、鴨川はまあよそ者でも何者でもノンビリしてけや、と受け入れてくれるようで安心するのだ。
ちなみに、もう半分は修学旅行生。
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