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漢方嫁日記 はじめての薬膳編

"興味を持った文言を調べていくうちに、旦那くんの教えてくれた本来の薬膳と現代の薬膳はもはや別物になっていることに気づきました。"2021年発刊の本書は、漢方薬局に嫁いだ嫁が今度は"日々の食事で体調を整える薬膳"の超入門編をわかりやすく漫画で描いた人気シリーズ第三弾。

個人的には"見えるものに強い西洋医学、見えないものに強い東洋医学"など、わかりやすく東洋医学、漢方について教えてくれた一冊目がとても面白かったので手にとりました。

さて、そんな本書は"はじめての薬膳編"として、二人の子育てに向き合う中、加えてのコロナ禍の外出自粛にともない必然的に【日々の食事と健康】を"より本気だして考えるようになった"著者が、まず自分の身体を知る『体質診断』から始めて、スーパーでの肉や魚の食材選び『薬膳食材』種類の多い旬の野菜選び『季節の薬膳』最後にこころが不安定になると欲しくなる『メンタルの薬膳』と四章にわけて紹介してくれているわけですが。

私自身は薬膳は全く知らなかったし、そもそも料理自体、自炊を多少するだけなのですが。それでも本書はそんな私のような【薬膳・料理初心者でもわかる目線で】"うんちくのとまらない旦那くん"と明るく対話するような形で進んでいくので【とても読みやすく】また近所のスーパーでの【食材選びにすぐ取り入れることのできる内容】だったのが良かったです。

コロナ禍において、ワクチンの接種や感染拡大防止のための緊急事態宣言ばかりに注目が向ってる気がする最近ですが。『日々の生活で自分で出来る事』として。また、著者のように家族に出す料理に『より真剣に考えるようになった』子育て世代の方にオススメします。

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