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ベトナム・メコンデルタ最大のバンラン・白鷺保護区へ

本日は、既に観光局・観光開発センターで発行しているガイドブックにも掲載されているバンラン・白鷺保護区(越語:Vườn cò Bằng Lăng, 英語:Bang Lang Stork Sanctuary※)へ。

※観光地でよく見かけるこのVườnという言葉、全部「ガーデン」「庭」「園」と訳すと思っていたら、Vườn for flower is garden(花の場合は庭)、Vườn for fruit if orchard(フルーツの場合は果樹園)、Vườn for bird is sanctuary(鳥の場合は保護区)ということを学んだ。この場所の場合、白鷺(鳥)が住んでいる場所なのでSancturay(保護区)と訳されるらしい。

正直、ここは行く前から他の旅行者のレビューや、現地の友人から「ここをEco-Tourismと呼ぶのはどうかと・・・」「お金を払って行く場所ではない」等と言われていた場所。同僚にも、「え、そこ行くの?」と言われる。「え、その反応は何・・?wなぜその反応をする場所をガイドブックで紹介しているの?ww」と聞くが、苦笑いで終わる。

これは、もう自分が行くしかない、とバイクを走らせる。

カントー市から60㎞ほど北のロンスエン方面へ。道路はしっかり舗装されており、広いので快適。結構大型の車も通るけれど、二輪車との道路が分かれているので走りやすい。

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途中、バス停も。この後、バス停はいくつも見かけるも、バスを見かけることは無かった。

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なんだか、日本の田舎を思い出す水田と畑。田園風景が続く。

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いろいろ「最新」じゃないけれど、人間の知恵と思考が入る隙間がある「美」。なぜか、写真を撮りたくなった保護区近くの住宅風景。

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この看板にたどり着くまでに、数名の人々に道を聞くw
行く前にGoogle Map見て、「この道、迷いそうだな~」と思っていたら、実際迷い、いろいろ寄り道しながら、なんとかたどり着いた。

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このハンモックも良いわ~。

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保護区の入り口。入場料は20.000VND(約100円)との表示が。ベトナムの観光地には「外国人価格」がある場所もあるけれど、ここは同じ金額。

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入口前にある駐車場。バイクを駐車していると、お兄さんが来て駐車場代金は5.000VND(約25円)と入場料(20.000VND)の合計料金25.000VNDを告げられた。

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さて、入場。

で、いきなり。こ、これは・・・!目の前に見えているのは、きっと展望台への階段・・!そして、犬は尻尾を振って喜んでいたが、怖い以外の何ものでもない。私は来る前に見ていた各種旅関連のレビューを思い出していた。「管理不足」確かに・・・。

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廃墟・・・とまではいかないけれど、どうしても目に入るこの錆びれ。

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展望台からの眺め。一応、白鷺はめっちゃいる。そして、鳴き声が結構強烈。多すぎて、怖いw

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お手洗いと、何かの倉庫?このまま置いておくのか?

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奥まで進んでいこうと思ったけど、昼間だけどなんだか怖くなったのと、白鷺の糞が落ちてきそうだったので、途中で引き返す。この現状よ。ちなみに、ベトナム人家族も、私の後にこの道を進んでいたけれど、すぐに帰ってきた。

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なぜか一匹、展望台の下にあった柵に入れられていた。珍しい種?説明が欲しい・・・。

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飲食できるスペースはあるものの、行った時間が遅かった?のか、人はおらず。ちなみに、ここに来る前に観光局の同僚が以前外国人向けの観光ツアーのガイドをやっていて、「白鷺保護区では白鷺肉が販売されていて、欧州の人々はそれを嫌うからほとんど来ない」と言っていた。「え?保護区で肉提供されていると?ってか保護区なのかここは?合法なのか?鷺にもいろんな種類があるのか?」いろいろ頭を駆け巡ったが、まだ解決はされていない。

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キッチン。この壁よ・・・。

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そして・・・滞在時間、約10分www

この保護区の近くは、民家が多く、近くのカフェはアイスクリームやドリンクを販売していたので、メコンデルタの地元の人々の暮らしを垣間見るのには良いかもしれない。そして、本当にたくさんの方々に助けられた。

まさかの、帰りもまた道に迷い、別の道を走っていると、行きに道を聞いたおっちゃんが「保護区はそっちじゃないよー!」と私を覚えていて、また教えてもらったwまだ、探していると思われていた・・w

保護区に関しては、いろいろ管理に関しても広報に関しても伝えたいことは散々あるけれど、まずは、実際に行くことができて良かった。


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