また、ベトナムでヨガを始めて思ったこと

2019年11月、12月、そして年末年始まで、とにかくカントーにいない日が続き、ろくにヨガに通えてなかった。日本にいたときからヨガは時々通っていて、それでも福岡にいたときは数多くのお試しヨガ(1回500円から2000円まで)にハマっていた。それぞれ、エアーヨガとかホットヨガとか、それこそ日によって種類やスタジオが異なり、結局どこも1回で終わっていた。

カントーに来て、同僚が探していたヨガに一緒に行き、まず驚いたのは場所。隣は博物館で、当然シャワールームやパウダールームなんて無く、ヨガマットは持参、そしてドアは開けっ放しで、毎回必ず誰かのスマホが鳴る。そして、値段。20回、期限は2か月で行きたい曜日に行く。それで350.000VNDなので1750円程。そう、1回75分が80円ほど。それで質がどうかと言われると、環境が全く違えど、自分の体内に起こっている心地よさ、少しの痛さは、変わらない。むしろ、終わった後、なぜか日本でヨガを行っていたときよりも、すっきり、そのままバイクに飛び乗り、5分で家に帰りシャワーを浴びる。もちろん、ヒーリングの音楽やアロマ、水の吹きかけ(?)なんていうj「演出」も無いし、インストラクターが頭皮マッサージ、なんてものも無いけれど、今思えば、別に無くてもよいものばかりだった。

日本は四季があって、その四季に沿った暮らしはとても居心地が良いものではあるけれど、冬のヨガは、屋内で暖房器具を使って無理に熱くする。ヨガはもともとインドで始まったもので、インドのような暑い気候の場所では、いつでも外で、自然の中でできるものだけれど、日本の、都会に住むとそういうわけにはいかない。カントーも、地方都市ではあるけれど、年中平均気温が27度の熱帯気候なので、年中半そで、いつもバイク移動、ヨガの環境はとても居心地が良い。

そして、たまったストレスをヨガで解消するのではなく、そもそものストレスをできる限り最小限におさえる工夫をしたい。思えば、日本ではヨガが終わったあとのシャワーの順番待ち、ロッカーでの着替えなど、結局ストレスが少しずつ蓄積されていっていた。

そんなことを考えながら、やっぱり環境って大事だとつくづく思い、2020年、週に2、3回はヨガでしっかり自分の体と向き合っていく。

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