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【Day47】ハロン湾マラソン2022「やっぱり、自分の足で走るって良い」

ベトナムで一番、と言っても過言では無いほど有名な世界遺産のひとつ、ハロン湾。実は今回「マラソン大会に参加する」という理由で初めて訪れた。

「有名な観光地」という言葉にあまり興味が無く、「陸のハロン湾」と言われるニンビンに既に訪れていた為、どうなのか、と思ったけれど、街に奇岩がボコボコと出ている風景は珍しく、その奇岩の目の前にホテルやカフェ、住居が建っている景色を見て、これもまた面白い地形だなと思った。

そして、何よりもまた自分のマラソン人生にメダル追加できたことに感謝。

昨晩、マラソン大会前日の登録会場

今回は、徒歩圏内の宿に宿泊していた為、朝5時頃に、宿の人に電話をかけてもらって、歩いて会場へ。この自由さが最高。参加賞のTシャツが、通気性が良く、デザインも優れていたものだったので、結構大勢の参加者がこのブルーのTシャツを着用していた。

スタート時点での公式写真
まだ外は暗い

クアンニン省博物館の前を通った辺りから、外が明るくなってきた。

ゴール地点が見えてきた

やっぱり、自分の足使って走るってイイ。

・一眼レフのカメラ持ちながら走るランナー
・マラソン大会専属のプロのカメラマンの前だけ爽快に走るランナー(笑)
・たぶん、走っているときは「この人は日本人(または韓国人)だろう」ということがバレて、バイクで追いかけてきて、走っているときに話しかけてくるメディア(笑
・一番速い42km走者を、皆で応援するランナーたち
・ゴール後に、リカバリーのマッサージしてもらって、3言語でインタビューに答える日本人(あ、私)

マラソン大会に参加する度、思い出すのは一番最初に走った宮古島マラソンで出会った、100km走者のおっちゃん!「あと少し!頑張れ!」と、おっちゃんが走ってきた3分の1の距離にも満たない自分が歩きかけたとき、後ろから鼓舞された瞬間の記憶が鮮明に残る。まだまだ、そんな余裕がない自分だけれど、マラソン大会ができる平穏な社会と、この機会を与えてくれたすべての人々、共に走ったランナーの皆に感謝!

「マミ、ハノイからここまでバイクで来たの!?」と驚かれる。

いやぁ、一応、これでも、日本の超絶細かくて暗記が多いバイク訓練と、ベトナムの超絶適当な講習受けてはきているからね・・・。そして、一応、毎日運転しているからね・・・。でも、確かにこのベトナム北部の道路って、とにかく工業団地へ行き来するトラックが多いから、正直とても危険。

10㎞を走った友人たちと出会った後、SOJO HOTELへ。

Bánh cuốn Gốc Bàng 
Sữa chưa dẻo Cô Phượng 1

SOJOから見えた景色
Cá Phẻ Trừng  45.000VND

朝。昨日のマラソン大会時に、ランナーたちが置いていくペットボトルやコップを、次々に拾って片付けていた女性がいて、彼女は今朝も、会場に残ったゴミを掃除していた。

「仕事だから」かもしれないけれど、カントーのマラソン大会でも、走りながらゴミを拾うランナー達がいて、スポーツ精神を持った人々というのは、環境保全活動への意識も強いと思う。軽井沢のトレランでも、走った翌日に有志で集まって、ゴミ拾いハイキングを行っていた。

ベトナムのマラソン大会の良いところは、早く予約すればするほど、参加費用が安くて、もし本人が当日参加できなくなっても、他のランナーに安く出場権を与えられること。日本では、いつ登録しても料金は同じで、たぶん保険の関係なのか、出場権を持った人しか参加ができず、ランナーキットも登録住所に郵送される。融通が利かない。

来月には、日本の沖縄の那覇マラソン42kmに参加する為、また日本に旅行します。(あ、これもう実際走ったけれど)


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