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India Times

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धन्यवाद!நன்றி!നന്ദി!インド哲学、南インドの言語、映画、文学、舞踊、芸術などの記録
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#旅

インド気まぐれ旅⑤:ハイテクと都市と大学のハイデラバード

この数か月でいつの間にか3回訪れることになった、インド有数のハイテク都市であるハイデラバード。チェンナイから飛行機で1時間15分。 自分の部屋にあるテラスで、森林と小鳥の声に癒されながら、そしてお気に入りの「Don't Waste My Time by Dayon」 を聴きながら、ときに飽きて、部屋の掃除を始めながらも、なんとか、書き続ける。 旅のはじまり一番最初に訪れたときは、仕事で、ホテルと訪問先の往復だったのでなかなかカフェ巡りができず、2回目はまた弾丸仕事旅、そし

在住者による、インド・チェンナイ散歩180日の記録~Chennai Walker~

日本で人気の観光雑誌やガイドブックに、「女子旅」の常連として出てくるタイのチェンマイやベトナムのホーチミン。オシャレなカフェ、エステやマッサージ、コスメ、お土産などの情報が目白押し。なかなか、この南インドにあるチェンナイはお目にかかることが無かったけれど、現地の人々や海外からの友人たちに連れられて、ときに自分が誘い街を散歩してみると、とても素敵な空間がひろがっていた。 いつの間にか滞在して180日(半年)が経っていたので(出張や移動、旅を除くと、このうち3分の1は不在だった

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インド気まぐれ旅③:歴史散歩とガンディーとG20のアーメダバード

アーメダバード(Ahmedabad:Ahmedの町、という意味)。最初にこの都市の名前を聞いたとき、インドの地図をまず見た。グジャラート州か。チェンナイからフライトで2時間15分。ムンバイをも越える。 ・アーメダバード歴史都市 ・都市としての世界遺産登録はインド初 ・グジャラート州はガンディー生誕の場所 ・アーメダバードはインド独立運動の思想の街 ・現モディ首相の出身州でもある ・インド高速鉄道計画の最初のルート(ムンバイ~アーメダバード) どこの地域にも、物語と見どころ

インド気まぐれ旅②:IT産業とカフェと庭園都市のバンガロール

南インドで最も西洋化した庭園都市、インドのシリコンバレー、エレクトロニック・シティー等と言われるバンガロール(カンナダ語の都市名「ベンガルール」)。標高920m、雨期は10月から11月。チェンナイからは飛行機で1時間。バスで6時間(と言われているけれど、実際7時間半かかった・・・話はまた後程)。2022年に運営開始された高速鉄道だと4時間半(料金は840ルピーから)。予約不要のローカル列車だと150ルピーからあった。 5月現在、気温25度で過ごしやすい。 毎年、3~4%の

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インド気まぐれ旅①:教会とビーチとヤシの木のゴア

昨年、インドの北部リシケシュでヨガのTTC(Teachers' Training Course)を受けたときに、インド、アメリカ、ドイツの仲良くなった子たちと、「またみんながインドに戻って来る機会があったら、ゴアに集合ね」と言っていた場所。 あれから、約1年。まだ「再会」は果たせていないものの、せっかくインドにいるのだからみんなが行きたいと言っていたところに行ってみようと思い立ち、特に何も計画せずにとりあえず飛行機のチケットだけ購入。 東海岸とはまた異なる、西海岸にある「

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インド最古の本屋で出会った、一冊の本で繋がるメコンデルタとケラーラ州

何気なく立ち寄ったカフェとか、ふと気に入った本、あらゆる世界の旅した街で出会った人が言っていた言葉や表情が、まったく別の場所で繋がる瞬間があって、そういう瞬間に「幸せ」を感じる。 南インドのチェンナイにあるHigginbotham's。1884年に建てられた歴史ある建造物と様々なジャンルの書籍、文房具、お土産が揃う場所。 「計量経済学」の教科書にもなっている、著名書籍。日本で買うよりも、3分の1ほどの価格で購入できる。インドのあらゆる場所も、計量経済のサンプルに選ばれてい