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India Times

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धन्यवाद!நன்றி!നന്ദി!インド哲学、南インドの言語、映画、文学、舞踊、芸術などの記録
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2024年1月の記事一覧

大学で学んだ「国際教養」は、巡り巡って国際社会を生きる自分を助けてくれる

先日、ある大学の留学担当の方々が「これからは、(来日する)留学生にもSTEM教育だけじゃなく、より幅広い教養(芸術面や哲学・精神面含)も身につけてもらえる環境を整備していきたい」と話されていて、ふと、私自身が大学時代に「国際教養」を学んだ糧が、巡り巡って今、とても生きているんじゃないかなって思う場面を振り返っていた。 あの頃は、「法学部」とか「経済学部」とか、ある程度言葉だけでイメージできる学部とは違って、「『国際教養』って、何学んでんの?」と聞かれたときに、うまく答えられ

アジア駐在員景況感調査:インド

オフィスでは、2社の英字新聞が毎日届くようになっているけれど、これが1か月も休暇を取ることになると大量の山となる。 「わーーーーー!」 とか思うけれどね。でもこれが、インドの2大新聞「The Hindu」「Times of India」で、国内政治、国際政治、経済、環境・・・以上に、文化、イベント、哲学、ヨガ、メディテーション、アート、ファッション、デザインのページがカラフルに取り上げられているのもまた面白くて、隅々まで読むのさ、数時間かけて。 で、新聞以外にも、日本語

一週間の籠もり生活から始める2024年、自分にとっての『豊かさ』の再探求

ヨガや散歩、カフェにふらっと立ち寄る以外は、とにかく、部屋のベランダからジャングルのように生い茂った木々を眺めながら、ボケーっと過ごした1週間。 早朝は小鳥がさえずり、走っている人々や犬の散歩をしている人も。 今、南インドは一番過ごしやすい気候なのだ。 以前、「熱帯植物に囲まれながら、現在社会を生きる」こと、その為に大事にしていること、必要なもの、自分の感情などをまとめていて、このときから想いは変わっていない。 「物質的な豊かさと経済的な成功」 この定義が変わってきた

インドが抱えている様々な問題は、地球全体が抱えている問題と同質【本:河童が覗いたインド】

インド旅行記の本は、この世の中にごまんとある。 特にバックパッカー的な、旅人情緒あふれる文章好きにとって、インドは「書きごたえがある」国だと感じる。 インドに来るときに、インド関係の本を20冊(と、旅する度に増える建築や南インド書籍たち)ほど持ってきていたのにもかかわらず、実はオフィスにもミニ図書館があり、なんだかんだ2023年は10冊も読めていなかったのけれど、ようやく、この傑作本『河童が覗いたインド』を完読。 やーーーー!あっぱれ!素晴らしき洞察力!芸術性! この本

【2024年度版】#今年やりたい10のこと

新年あけましておめでとうございます。 初日の出は上空から見ることができました。 相変わらず、「心身ともに、あらゆる境界を身軽に越える」状態を目指しながら、#今年やりたい10のこと、という題目があったので、まずは2023年の振り返りを。 ①モノを持たない生活をする>>>On Going ②世界各地の旅人と出会う>>>On Going ③バドミントン仲間を見つける>>>Found ④行きつけのお店を増やす>>>Found ⑤日本史・世界史を再勉強する>>>On Going ⑥