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India Times

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धन्यवाद!நன்றி!നന്ദി!インド哲学、南インドの言語、映画、文学、舞踊、芸術などの記録
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2023年7月の記事一覧

インド気まぐれ旅③:歴史散歩とガンディーとG20のアーメダバード

アーメダバード(Ahmedabad:Ahmedの町、という意味)。最初にこの都市の名前を聞いたとき、インドの地図をまず見た。グジャラート州か。チェンナイからフライトで2時間15分。ムンバイをも越える。 ・アーメダバード歴史都市 ・都市としての世界遺産登録はインド初 ・グジャラート州はガンディー生誕の場所 ・アーメダバードはインド独立運動の思想の街 ・現モディ首相の出身州でもある ・インド高速鉄道計画の最初のルート(ムンバイ~アーメダバード) どこの地域にも、物語と見どころ

インド駐在で考えた、人生、結婚、幸福

「インドの好きなところは、『探究の地』であるところ。多様性、多民族、多文化、それでいて、きわどいバランスを保ちながら統一を目指す、大国」 『探究の地』と、何度も「マミは、インドのどこが好き?」とインド人に聞かれる度に答えているくせに、なかなか移動が中心となる毎日で、日々を振り返る時間すら持てないことが続いていたので、あらためて壮大な人生を探究していこうと思う。 この地は、そのチャンスを幾度となく与えてくれている。 どうやって、そのチャンスの波に乗るかは、自分次第。 人生

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「あなたの部下として、働くにはどうしたらいいですか?」と、インド人の学生に言われて答えたこと

仕事柄、南インドの学校(日本語学校、高校、大学、その他教育機関)に訪れることが多い。そのほとんどは、地方政府や教育機関の会長や学長など、どこかのお偉いさんたちが集まっての会合や、「日本語学校の開校」「日本の大学とのMoU締結」「キャリアフェア実施」等、学校の全体的な行事に関わる為だけれど、私が一番好きなのは、学生との質疑応答やディスカッションだ。 なぜかというと、私自身が、まず大学院を卒業したばかりだということ、そしてグローバル企業や日系企業、フリーランスでコミュニティマネ