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私のパンチがうまくなった理由。

どうしようもない苛立ちを感じたり、何かが差し迫っている、それなのに先へ進まない時、無理に何かを動かそうとして、とてつもないエネルギーを消費する。

今の結果は、過去に自分が選択してきたものが影響しているため、うまく進まない現状は、実を言うと全部自分のせい。

しかし、頭では分かっているものの、心の中では誰かのせいにしている自分もいて「まだまだ、おこちゃまだぜ」とも思う。

資料ダウンロードサービス「エンプレス」を運営している株式会社ファングリーの杉山と言います。先日、やっとこさオープンβ版としてプレスリリースを配信できたので、約1年越しの正式公表までの道のりを振り返ってみたいと思いnoteへ。


エンプレスとは?

「エンプレスって何?」と、いきなり言われても分からないですよね。始まったばかりの初々しさ満点で、赤ちゃんにも等しい状態のサービスなので、知らない方の方が当然多い。

エンプレスとは、資料を起点にした、企業さん同士がつながれるプラットフォームであり「体温ある縁で企業をつなぐ。」がコンセプト。

商標:エンプレス(第6427777号)
運営:株式会社ファングリー
内容:資料ダウンロードサービス
開始:2021年10月からクローズドβテストを開始

最初は単なる情報掲載をメインにしたメディアの立ち上げだけを考えていましたが、そこから自社が提供できる価値を見直し、資料ダウンロードサービスへ変化して今に至ります。

運営会社の株式会社ファングリー(今後は略してFG)は、コンテンツマーケティング・ブランドクリエイティブ・プラットフォームの3つを軸にした事業展開を行っており、エンプレスはプラットフォーム事業の一つ。

実はFG、2020年10月に設立されたばかりの会社ですが、経験値としてはすでに15年以上溜め込んできている。


クリエイティブ事業部の独立

もともとは、ブランディングテクノロジー株式会社(旧:フリーセル)のクリエイティブ事業部でしたが、事業部のみ独立させ設立したのがFGです。

コンテンツの制作から戦略設計、ウェブサイトの構築、ブランド支援など、簡単にいうとweb全般をお客様と一緒に作ってきました。

独立した経緯は、正直今もよく分かっていませんが、その当時のぼくは「住宅ローン通るかな?」と、これだけが心配事だった。(今では問題なく住宅ローンも通っているので安心しています。)

社内的には独立に向けて色々動き出しているものの、自分はそれどころではなく、今まで育てきたBtoCのマッチングサービス「外壁塗装コンシェルジュ」を譲渡希望の会社さんが現れて、譲渡に向けて動いていました。
(サービスはじげんさんに譲渡)


譲渡が決まって心が空っぽに

今はM&Aが当たり前のように、プロダクト・サービス・会社そのものの売り買いまでもが頻繁に行われていますが、まさか自分が育ててきたサービスの嫁ぎ先が決まるなんて思ってもいなかった。

譲渡が決まる前にも、何度か買収の話が舞い込んでて、そのたびに「やだやだ」と、大人の態度で駄々をこねながらなんとか回避。

当時の社長に突然、不満満載の爆弾メールも投下したな…。

デザイナーとして間接的に関わり3年、売上0からフルコミット、1年後に黒字化してから4年、合計約7年。

売上0でいつ撤退してもおかしくない事業を、1人で立て直し始めたので、周りから「あの人なにしてるの?」と冷たい視線を浴びながら(妄想)も、会社の中では日陰の中を走り続けてきたサービスが、黒字化後は収益性のたかい社内事業にもなり、かなりの時間も想いもつぎ込んだので、他の人には分かってもらえない想いがたくさんあった。

そんなサービスが会社の判断で譲渡が決まる。これが悲しくないなんて誰が言えるのか。今まで仕事をしてきた中で「あぁ悔しいな」と本気で思ったのが、たぶんこの時。

ただ、伸び悩みやチーム作りの難しさ、今後の展開に手をこまねいていたのは事実としてありました。

そして本当に譲渡されるの?されないの?とモヤモヤした日は続いたけど、決まってからは、今まで感じたこともないような喪失感に襲われて、しばらくは仕事したくない病に。(俗に言うイヤイヤ期)

人生の中で本当の本気って、3回くらいしかないよと友達に言われたことがあったのですが、1回目は結婚のプロポーズの時、2回目がこの時だったと、今振り返って感じました。


無気力を謳歌

社内のだれにも悟られないよう、ひっそりと無気力を謳歌してて、あれだけ頑張ってきたのだから、少しは楽していいよね?と自分勝手な思いで過ごしていましたが、自分がなんでweb関連の仕事がしたかったのか、面接の時に「サービスが作りたいんです」と言ったことをふと思い出した。
(確か言った気がします…都合のいいように変換してるかも)

「サービス作り」の根幹は、新卒で入ったコールセンター社員の時に、イラストレーター(Adobe)と出会い、モノづくりの道が見えたから。

サービスに限らず、既存のやり方や当たり前の状況が好きではなく、考えや方法が、前提が変われば変えられるのではないか?マニュアルとかも読めなくて、まず試してみる、料理もレシピ通りに作れない、とりあえず作ってみる、テキスト情報だけの知識じゃなく、体験により肌感覚のある知識じゃないと覚えられない。

周りからも「ちょっと変わってる人だよね。」それが自分に対する評価だったけど、そんな自分に何ができるのか、何がしたいのか。

色々考えたけど、結局答えはすでに決まっていたようなもので、新しく生み出したい欲には勝てないことを悟りました。

そこからの行動は早いですよね。


エンプレスの前身

社長(当時は部長)に、メディアの提案を行い、サーバー・ドメインの取得から構築まで、どんどん進めていきました。

その時ちょうどメンバーと一緒に「今後はこうしていきたいよね」と考えてたのが、

▼理念・方向性
未来を変えたい全ての人へ寄り添っていく
▼方針
・前に進もうとしている人を見つける(不安・悩みを感じている)
・自分事として考える(共感)
・湧き出る気持ちを抑えない
・自分を見失わない
・相手の歩みと合わせていく

この考えになったのも、自分もですがメンバーも同じく、マッチングサービス兼メディアを運営してて、お客様や登録パートナーさんとのつながりや、誰かに寄り添ったコンテンツ作りを基本としていたので、自然と上記のような指針が見えてきた。

今思えば、まとまりきっておらず、曖昧すぎてて恥ずかしいのですが、これが今のエンプレスの前身であることは間違いない。


偽善との戦い

誰かのために、お客様のために。

この言葉は響きもよく、自分自身の気持ちを良くしてくれるため、使いがちですが、その半面「偽善なのではないか?」この気持ちがついて回る。

本当に誰かのために何かをしようと思ったら、そもそも「誰かのために、お客様のために」という自分の目的達成のために、こじつけた考えから生み出される言葉ではなく、その場ですぐに手を差し出しているはず。

ビジネスで考えるなら利益・目的達成を考えるのは当然ですが、15年以上社会人(合計2年のニート時期を含めて)をしてきて、自分の目的から外れたところに、相手の満足度、自分自身の満足があるのではないか。

そんなあまのじゃく的な考えを持っていたため、どんなサービスだと本当に喜んでもらえるのか、毎日思考はぐるぐる状態。


自分は何を届けたいのか

どんなサービスにすればいいのか。

そう考えれば考えるほど難しく、「サービス」の一言にサービス・ウェブサイト・システム・お客様対応・販促・事業計画などなど、たくさんのことが含まれてるので、1人じゃ全部できない。

しかしながら、BtoCのマッチングサービスをやっていた関係で、繋ぐことに対する価値を感じていたため、知見が活かせるマッチングをベースにしたサービスを作りたいな、とは思っていました。

今までフルコミットしていたBtoCマッチングサービスのお客様は、人生の中で数度しかない、しかも高額なお金もかかるため、誰もが不安を抱えた状態でご相談をしてくださっていました。

すでに立ち上がっているサービスを自分が受けるのとは全然違くて、自分たちでサービスを作り運営して、お客様と関わると、本当に相手のお困りごとを直に感じるので、どんどん自分ごとにもなっていく。

正直、最初から志を高く途中参戦したわけじゃなかったけど、関わり合いが増えていくほど、なんとかしたい、どうにかしてあげたい。そういった気持ちが自然と出てくる。あとから自社サービスにのめり込むのも悪くない。

自分もサービス全体を作りながら、お客様の対応を並行して行っていましたが、メール一通では文字量が収まらずに二通に分割するくらいの情報提供を行ったり、お客様のちょっと先の不安を感じ取って、先回りして回答したら「どうして私の気持ちが分かったの?」こんなこともあった。


まずは自分のマインドと相談だ

どんなサービスを作りたいのかを考えるのも大事だけど、サービスを通じて相手をどんな感情にしたいのか。

もう少し踏み込むと、サービスを通じて関わる方は大事なのだけど、何があっても、どんなに失敗しても、進みが遅くても、困難が続いても、折れずに、熱狂的に、何かを成し遂げていくためには、自分のマインドを常に高い位置で保ち続けないといけない。

発案者であれば尚更、簡単に気持ちが崩れるような想いで始めると、何か理由をつけては辞めてしまう。

よく起業家の方の話で、資金枯渇でピンチな状況を乗り越えたり、メンバーがみんな辞めちゃって…こんなエピソードを聞くけど、社内の新規事業も同じことが言える。(ちなみにエンプレスは社内新規事業です)

社内の新規事業の場合は、資金やメンバー探しにはあまり困らず、とりあえず近場にある資産を使って始めることができる。その質は置いといて。

だけど、すでに他の業務を持っている人がそれぞれ、兼任の形でプロジェクトに関わっても、経験上今まで成功したことがない。

・結果が出なければ結果が出やすい既存業務に意識が戻ってしまう。
・既存業務があるからたとえ失敗しても困らない。
・結果を出すまでに時間がかかるから待てない。

結局、プロジェクトリーダーが、もっとも頑張らないといけない。

最初から誰かの力をあてにもできず、うまく進まないことが続き、初期メンバーが離れ、会社からは撤退を示唆され、給料は上がらない。

すごく負のサイクルが回りやすいし、意図しないでも負のサイクルは勝手に回り始める。

そんな中でも自分を見失わず、突き進み続けるには、確固たる覚悟とマインドの維持がすごく大切になってくる。

もし昔のぼくだったら、いきなり会社から「新規事業をやってほしい!」と言われても、それがどれだけ大変なのかわからず、「まぁ言われたからやってみるか」と中途半端な気持ちでやってたに違いない。

今は、0からサービスを育てた経験がある。さらには、どれだけ大変なのか分かっているため、考えるべきは自分の覚悟が決まり、マインドが維持できる指針が必要だと分かる。


キーワードは「体温」を感じる「縁」

覚悟が決まり、マインドが維持できるものは、そんなに多くない。

10個も20個も大事なものがある、これは優先度が付けられていないので、本当に大事だと明確に言えず、もしこれらの数を大事にすれば、かなり意識も力も時間も分散してしまって、結局は何も進まなくなってしまう。

そう思った時に何を基準に優先度を決めればいいのか。以前メンバーと一緒に決めた下記が役立つときが来ました。

▼理念・方向性
未来を変えたい全ての人へ寄り添っていく
▼方針
・前に進もうとしている人を見つける(不安・悩みを感じている)
・自分事として考える(共感)
・湧き出る気持ちを抑えない
・自分を見失わない
・相手の歩みと合わせていく

これらを改めて凝縮し、まとめていくと、キーワードとして2つが浮かび上がってくる。

・人に対する温かみ
・共感によるつながり

つまり、エンプレスの誕生です。

エンパス(empath) × 縁(えん) × 押す(press)
※ エンパスとは共感力が高い人を指す言葉

「体温ある縁で企業をつなぐ。」サービスとして、エンプレスのコンセプトが決まりました。


コンセプトと自社事業とのシナジーを探す

初めは、ビジネスマンに対する情報発信のメディアとして発進していきましたが、さらに社会貢献を考えた場合、このままではいられない。

FGはコンテンツプロデュースカンパニーであり、コンテキスト(文脈)を非常に意識したクリエイティブで、お客様へサービス提供をしてきました。

その中で、とても素敵なプロダクト・サービスなのに、認知面で苦戦している企業さんとの縁をたくさん頂き、ご支援してきましたが、代表から「資料ダウンロードサービスはどうか?」と提案を受け、そこから今の形へと姿が変わっていきました。

今覚えば、やりたいこと×やれること×社会性などマッチしてたので、特に違和感なく進めたのかと。サービスアイデアからではなく、コンセプトから始まっているからこそ、ブレずに進められた。

リード(将来的な見込みを感じられるお客様となってくれるかもしれない方々)獲得は、企業のマーケティング活動において重要な繋がりですが、簡単に得られるものではありません。

すでに自社のウェブサイトが充実していたり、資金があって大手の資料サービスを使っていれば、ガンガンお客様との繋がりを創出できますが、正直そこまで充実した状況を作るまでには時間・お金・想いも必要。

簡単なことではありませんが、私たちの想いを照らし合わせると、自然とやることは決まりました。

・体温を感じるコンテンツでお客様を引き寄せる
・たくさんの企業さんがつながれる場所を作る
・低価格で誰もが参加しやすい状況にする

資料サービスとしては後発の中の後発であり、世界的なパンデミックも相まって、SaaS需要に伴い資料系サービスがガンガン立ち上がっていた時期でもあるので、競合他社さんが多い状態。

今、料金が高い状態で資料サービスを展開ができている企業さんは、金額が高いなりのブランドを作り、認知を広め、お客様の支持を獲得してきたからこその金額なので、単純に高いだけではない。

だからと言って、大手サービスへ対抗するため単純に料金勝負を仕掛けるサービスで考えていたらきっと、やる意味も見失って、そもそもローンチすらできなかったかもしれません。

すでにご利用頂いているお客様から選んで頂けた理由の一つに「リードが1件1000円と低価格だから」がありますが、縁を増やし、企業さん同士をつなげるためには、多くの企業さん同士繋がりやすい土壌が必要なので、低価格はその土壌作りに必要な要素の一つでしかありません。

全ては縁を作り出すために。


苦難のアジャイル開発開始

少し話を戻して、資料サービスを提供するためにシステムが必要だったので、複数社さんにお見積りを頂き、納期・コストなどの面から、あるオフショアによる開発会社さんへお願いしました。

ここからパンチの日が続くとも知らずに…。

オフショア開発は初めてでしたが、間に翻訳コミュニケーターの人が入ってくれたり、オフショアですが現地の方で日本語できる方もいたので、期待に胸踊らせて進めていきました。

中長期のプロジェクトになるため、中間目標を決めならスケジュールを組み進めていきましたが、最初に異変を感じたのはコミュニケーションの滞り。

細かく進捗を確認していきましたが、質問に対しての回答を返してもらえない、バックログでスケジュール管理してましたが状況報告をしてもらえない、それでも最初の公開まで進んでいると報告は受けていたので、連携をとりながら進めていきました。

怪しくなってきたのは、中間目標で決めた2021年6月までの基本開発。

2021年3月から開始をして、4月、5月と時間は進むものの、テスト環境に上がってくるシステム画面は、機能が何も実装されていない、ただの画面ばかり。クリックしても反応しない、クリックしても反応しない、クリックしても反応しない…(その時の絶望はちょっと言葉にできず…)

進捗を確認するも返答はもらえず、埒が明かないので営業担当さんへ連絡し、中間公開日で確認するために、確認会を設定。

結果として、クリックしても何も反応しない画面ばかりの、実際に求めていた機能の1/10くらいのレベルのシステムを見せられました。

ふむふむ「これ、よくあるパターンだよね」と経験者さんであれば、当然のように言うと思いますが、初めてアジャイル開発を依頼した私としては、一気に天から地獄へ落とされたような心境。

何も開発側がすべて悪いのではなく、依頼側の設計が甘い、そんな原因もあるのは分かっていますが、あまりの出来なさすぎに、初パンチを足に自分で食らわせました。

今の結果は、自分のせいだとしても、当時は許せなく、情けなく、どうしようもない怒りが込上がり、逃げ場を失いパンチとなって自分に返ってきたんだと思う。

遅延の原因は、オフショア側のPMの認識違いと、開発担当の退職などによる引き継ぎミスなどと言われましたが、本当にそれだけ?あれだけ仕様確認したのに?と複雑な思いはしましたが、自分が選んだパートナーさんであるため、気持ちを落ち着かせて、次の完成目標日まで進めることに。

1度あることは2度3度ある、これが現実だ。

1度目の遅延は、向こう側のミスだとしても、言い訳じゃないですが進捗に関して自分が何もしなかったと言えばそうじゃなく、仕様の確認から質疑応答、進捗確認やチーム状況の整理など行っていきました。

本当は自分が直接現地の方とコミュニケーションを取り、PMとしての役割をまっとうしたかったのですが、それが難しく翻訳コミュニケーターの方と、現地の日本語出来る方へ主に連絡取り合い進める。

しかし、翻訳ミスなども発生して、意図しない仕様が続き、間違いを修正し、を繰り返して、さらに時間がかかっていきました。

結果として2度目の遅延、3度目の遅延と続き、本来目指していたサービスローンチ日はとっくに過ぎていた。

そこからは、もっと手前で開発ミスを無くせるように、現場の方よりも前にチェッカーとして入ったり、少しでも手間を感じそうな報告も無くして、進めていきましたが、求めたい開発の6/10のくらい段階で資金が切れたので、開発が終了。

もちろん現場の方もがんばって頂き、お互い深夜まで確認したことも何度もありましたが、一行に進まない状況が続き、パンチの日々。

気分的にはもう、プロボクサー。(シュシュ)

中途半端なところで終わってしまいましたが、一緒に何度も協議をしてシステムのベースを作ってもらい、感謝をしています。

何度もシステム開発を経験している方からみれば、たいへんお粗末な状況だと思っているはず…すごく情けなく、進まないことへの苛立ちも極限まで達し、さすがに弱音がポロポロと出てくるようになりマインドも限界突破。

この時期に支えてくれたFG側の自社メンバーには、今でもすごく感謝してます。ありがとう。

3度あることは4度ある

このままでは進まないと判断し、契約した金額分が終わったタイミングで、オフショアの開発会社さんから手が引けるよう、事前に別の開発会社さん探しを開始。

一度失敗…いや、自分のせいなので他社のせいにするのはダメですね。

自分の失敗を見直し、今度こそ良縁を見つけられるよう、2社さんへ新たに相談しました。

A社さん:請負
B社さん:準委任

一度アジャイルの準委任で失敗しているので、請負形式で契約頂けるほうが安心できる心理状況だったからこそ、A社さんと新たなパートナーに。

2021年12月にシステム解析から入り2022年1月から徐々にシステム調整へ入ってもらいました。

が、実は12月に入ってもらうタイミングでいきなり、今まで担当してくれた先方の担当者さんが打ち合わせにも出てこなくなり、返答もなにもなくなり、怪しい雰囲気が漂っていました。

詳しく書くことはしませんが、その方が重大なトラブルをお客様と引き起こし、そのまま担当することは不適切と判断したようです。(いや、さすがに何か言ってくれよ…と思いましたが)

時間は待ってくれないので、そのまま進めていきましたが、あれ?この危険なニオイどっかで感じたような…。

3度あることは4度ある。

依頼内容が適切に反映されない、完了と言われたものが未完了だった、そして納期遅延が続き、正式な公開を5月に控えていたものの、ずるずると全ての進捗が遅延して、一部の仕様変更や開発STOPなどが発生。

正直、何か呪われてるのか?と思うほど、開発遅れが発生しました。

あるTwitterで「開発遅延は、開発側に責任があると言われるけど、全部悪いわけじゃなく、依頼側もわるいんだよね」といったものを見て、すごくいたたまれなく…。

確かにそうかもしれませんが、本当に単純な報告ミスや連携もできていなかったため、今まで封印していたパンチも復活。

救世主現る

オフショア会社さんから切り替わるタイミングでお声がけしていた、A社さんとB社さん。一旦A社さんにお願いしていましたが、もうどうすることもできない、このままだと何もかも終わりそうなタイミングで改めてお声がけしてくれたのが、以前お声がけしていたB社さん。

準委任の会社さんだったので、過去の辛いアジャイル開発がフラッシュバックして戻ってきましたが、すでにFGの親会社の方で別システムを完成させ、実績があったため、藁にもすがる思いでお願いすることに。

エンジニアさん1人分を1ヶ月フル契約して入ってもらいましたが、何もかも今までと見違えるほど進み、今までの苦労って何だったんだろう?本当に違って、ギャップがものすごくありすぎて、逆に分からなくなりました。

今までシステム開発は、組織が必要であり、様々な専門家を必要としたチームでやっと進められるものだと思っていましたが、たった1人のエンジニアさんだけで、何もかもが変わる衝撃。(もちろん、新規で開発するのではなく、既存のシステム調整なので、難易度は違う。)

そこからは猛スピードでローンチに向けた調整が行われて、今に至ります。

先日、プレスリリースとして会社公式の情報配信ができたのも、苦難はあったものの、開発に関わってくれた開発会社さん、そしてチームのおかげ。

まだスタートラインにたったばかりですが「体温ある縁で企業をつなぐ。」を体現するために、エンプレスは進んでいきます。

こんな企業さん、または企業担当者さんいませんか?
・新しいリードの獲得チャネルが欲しい
・低コストでリードを獲得したい
・資料はあるけど活用しきれていない
・他のリードサービスの登録に断られてしまった
・ホワイトペーパーマーケティングを試してみたい
・リード獲得サービスの乗り換えを検討している
・認知施策の一貫として活用できるサービスを探している

まだ赤ちゃんサービスなので、十分なご満足を得られない状況ですが、一緒に発展していけるサービスを目指したいので、ぜひ資料ダウンロード「エンプレス」にご参加頂けると嬉しいです。

エンプレス2つのプラン
トライアルプラン:完全無料で資料掲載可だがリードの詳細は確認できない
月額フリープラン:リードの詳細が確認でき1件1000円(月額無料)

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エンプレスに資料掲載してみる(無料)


結構、なぐり書きなので見苦しい部分もあったかと思いますが、少しでもエンプレスのことを知って頂けるキッカケになれば嬉しいです。次も、開発のことや、チームのことも書いていこうかな。



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