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#7 全中、インターハイ中止に関して

こんばんは、トレーナーの真夢です。

今回はコロナウイルスの影響により全中、インターハイが中止になったことについて、今自分の思うことを書いてみようと思います。
正直このnoteを読んでくれる方にとって、需要がある内容ではないかもしれませんが、もし読んでくれる方がいればお付き合い下さい。

まず、今の中学3年生、高校3年生の子たちはどうしようもない気持ち、悔しい気持ち、憤り、色々な感情でいっぱいだと思います。
おそらく本気で部活動に取り組んでいる子たちにとって、全中、インターハイという中学校、高校の部活動の集大成として、毎日死に物狂いで努力してきたはずです。
この間SNSで一部の人が、「部活動が全てじゃない」「部活動だけに力を注いでいるようじゃだめ」などと言っているのを見ました。
たしかに言ってることはわかります。たしかに部活動だけ頑張ればといいわけではないと僕も思います。
しかし、部活動に全力で取り組んできた子たちに対して、その発言は的は得ているけど、無責任すぎる発言なんじゃないかなと感じてしまいました。

私も中学、高校と柔道部で必死に全力で取り組んでいました。全国大会に出るため、全国で優勝するため、この目標を達成するため毎日必死に努力してきました。だからこそ、その目標がなくなってしまったという今の中学生、高校生の気持ちが理解できるような気がします。

実は私も高校1年の春にある全国大会が、試合1週間前になくなりました。3.11 東日本大震災によってです。
この全国大会は私の柔道人生の中で初めての全国大会になるはずでした。ようやく掴んだ初の全国への切符。それが大会1週間前になくなってしまったときの気持ち。本当に悔しい気持ちでいっぱいでした。幸いなことにまだ高校1年だったこと、夏ではなく春の全国大会だったため、夏のチャンスがあったことが救いでしたが…。

それがない子たちの気持ちはもっと辛く苦しいんだろうと思います。僕が中学の柔道部のコーチをさせてもらっていたときの中学3年生の子たちが今高校3年生です。今はもうコーチという立場ではなくなりましたが、その教え子たちが今年全国で活躍して、SNSや雑誌などで名前が出るのを楽しみにしていました。それが見れなくなってしまうこともすごく残念でなりません。

ただ、だからこそ伝えたいことがあります。

今まで積み上げてきたこと、努力してきたことは決して無駄ではない。これから先必ず役に立つときが来る。それは今後の柔道人生でかもしれないし、違う場所でかもしれない。どこで役立つかはわからないけど、この悔しさや経験は、必ず今後の人生で踏ん張るときの大きな原動力に変わると思っています。

今はまだ気持ちに整理がつかないと思います。当然だと思います。ただ、気持ちの整理がしっかりついた後は、違う目標を見つけて、また全力で頑張ってください。

君たちならできるはず。

応援してます。





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