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マイクロナノバブルと界面活性剤。

界面活性剤

よく聞くワードですよね。界面活性剤。
まずは検索!からの引用。

界面活性剤は、水と油(水に溶けにくい物)の両方の性質を持ち合わせ、水と油の中を取り持つ物質で、物質の境の面(=界面)に作用して、界面の性質を変化させるような物質の総称です。 界面活性剤の構造は、水になじみやすい部分(親水基)と、油になじみやすい部分(親油基)の相反する2つの部分からできています。

おはようからおやすみまで暮らしを見つめるLION

水と油。混ざり合わないものたち。
犬と猿。
のるかそるか。
SとMか。
… じゃなくて、SとNか。(はい、すみません)

【非相溶性】
混ざり合わない性質の2つを1つにまとめちゃう。
それが、界面活性剤。

2つの色をひとつに!(ミックスパレット)

界面を活性させた結果、どうやってひとつにするかというと、乳化なわけですね。

まさに界面

界面活性剤といえば台所用洗剤のイメージですが、
水と油を混ぜたいとき = 洗い物する時
とは限らないわけで。

用途はいろいろ

食品の界面なんかも活性させているんですね。
マルチな大活躍ぶりに脱帽です。
究極の調整力で、利益相反からいがみ合う双方のアグリーをとって商談をまとめる凄腕コンサル営業マンみたいです。

さて、水と油を混ぜること。それは
pk55pkが開催しております
薔薇からつくる香水講座にも大きく関係してます。


まずね、
植物から香りを抽出したものといえば、
・芳香蒸留水
・精油
・インフューズドオイル
・ティンクチャー
などがあるわけですね。

谷中生姜とかニラなんかを醤油に漬けておいても
かなりしっかり香りが移りますが
※ニラ醤油は講座で使いません。

醤油のアルコール度数は3-5%

アルコール(エタノール)は、水に溶けない性質の成分を乳化させる基材として欠かせないんですよね。

植物の香り成分。
このうち、精油として抽出された成分の分子は非常に小さいため、人間の皮膚や粘膜に容易に浸透するそうです。

え、精油って言うくらいだから、油(脂)でしょ?
と思いがちだけど、
化学的には脂肪酸を含まず、油脂ではない、と。

そもそも、花(花弁)の香りはほぼ水蒸気蒸留で精油化していて、
その抽出段階で上層に浮いてくるのが精油、下層にいい香りの水(芳香蒸留水)、という二層に分かれるから、上層を「油」と呼んでみたわけで。

油脂じゃないけど、疎水性/親油性の性質…
つまり水に溶けにくい一方、アルコールや油には溶けやすい、と。

本来は混ざり合わない水と油を、
乳化基材アルコール(エタノール)を使ってよく混ぜると、
油の中に水、もしくは水の中に油が点在して、混ざり合ったように均一になり、二層に分かれにくくなります。

もう一度言いますよ。
本来は。
混ざり合わないんです。
混ざってないから、点在してるんです。
混ざり合ったように、分かれにくくなるだけなんです。

なにそれ❗️
見せかけの愛⁉️
どこまでいっても、2人はひとつになれないってこと⁉️

結ばれない愛

あ、、、、、
た、、
助けて、ドラえもーーーん

かいめんかっせいざーい


これを使うと、2つの異なる物質の境界線(表面張力)にミセルとやらが形成されて、
成分の分子がさらに細かくなって。。

ひとつにはなれてないみたいだけど

そのままでは混ざらない水と油に界面活性剤を加えてやると、水と油の反発している接触面に界面活性剤がやってきて、水に親水基、油に親油基を配向させ、水と油の反発を防ぐ(表面張力を下げる)ことができます。

水滴をゆっくり滴らせると、しばらく落下したところで、水滴は球状になろうとします。
これは、水の表面に表面張力という収縮力があって、そのために水滴が最も表面積の小さな形をとろうとするからです。

三洋化成工業株式会社

アルコール(エタノール)によるほんのり乳化から
ミセル粒子によるガチめ乳化に進化させることができる…!

それって、
宇宙空間も究極は粒の集合体、みたいな世界観で言うところの、完全溶解じゃないながらもほぼ融合体とみなしていい…的な‼️

そんな記憶の仕方でいいのか

何かツッコミどころある方はコメントなどお願いします。
なんせpk55pk、文系につき、このあたりが限界なのです。すみません🙇‍♀️

つまりね、

精油使ってなんかやりたいんならさー、
エタノール+界面活性剤が最強じゃね?

pk55JK

という話でした。

さて掲題、もうひとつありました。
マイクロナノバブル。
マイクロ_ナノ_バブルですよ。
それって、、マイクロなのかい?
ナノなのかい?

筋肉は嘘をつかない

マイクロナノバブル。こちらも良く聞くワードですよね。
例の、マジックが落ちる高級シャワー🚿のイメージです。そして、
水と油を混ぜたいとき → 己の油脂をさっぱりと洗い流したいときに良さそうなモノだと認識していました。

毛穴スッキリで気分スッキリ

顔出してませんがこう見えてpk55pk、メーカー勤務時代にちょこっと関わってました、シャワー事業に。
離職後ではありましたが昔のツテで
ナノバブル発生のしくみや効果についての動向を
なんだかんだとチェックしてはいましたが…

ファインバブル (Fine Bubble)」とは、単に小さいだけの泡(微細気泡)とは違い、国際標準化機構ISO 20480-1と日本産業規格JIS B 8741-1で定義される固有名称です。

ファインバブル」とは、気泡の直径によりマイクロサイズの「マイクロバブル (Micro Bubble:MB) 」と、ナノサイズの「ウルトラファインバブル※1 (Ultrafine Bubble:UFB) 」の2種類に分類されています。
マイクロバブル」と「ウルトラファインバブル」もISO 20480-1とJIS B 8741-1で定義されています。

ファインバブルマガジン

気泡もナノレベルになると、前述の界面活性剤のような効果を持ちます。
その特性は様々な分野でどんどん活かされ、
今やまさに最先端のSDGs的マルチな大活躍ぶり。
再度の脱帽です。

「マイクロバブル」が世間に知られたのは、2000年頃に広島でのカキ養殖に微細な気泡を散気する技術が紹介されたことによります。その微細な気泡を「マイクロバブル」と読んだことから呼称が定着しました。

マイクロバブルは水産養殖業をはじめ、農業、臨床医療、化学工業などにも応用され、その製造法の多様化や改善とともに普及が進みました。また学術的にも研究が進み、多数の基礎研究や応用研究の成果が発表されました。

2007年頃にマイクロバブルをさらに微細化した「ナノバブル」とナノバブルによる有害物質の分解事例が新聞で注目されました。その後も臨床医療や植物栽培などの分野での成果が報告されました。

この当時使われていた「マイクロ」や「ナノ」は、「100万分の1」や「10億分の1」という意味ではなく、「微細な」および「極微細な」程度の呼称であり、使用者によって定義や解釈が異なることが頻繁にありました。

こうした事情から日本市場での「マイクロバブル」や「ナノバブル」を使用した製品や技術の普及・拡大とともに、これらの名称や定義の迅速な国際標準化が必要になり、2013年に国際標準化機構(ISO)(本部:ジュネーブ(スイス))にて「ファインバブル技術専門委員会(TC281)」が設立され、これらの“微細な気泡”の定義や規格化が検討されました。

ファインバブルマガジン様

実は、ここからが書きたかったことなのですが、
だいぶ文字数を使ってしまったので
以降画像でご説明します。

ええええー
ちゃんと言葉で書きなよブログなんだからnoteは。

pk55pkの心の葛藤

はい!いきまーす!

わかってるさ。続きはまた今度書きます。
ん、また今度シリーズが増えてきちゃったな。
だって、書きたいことたくさんあるんだもん。

良かったらまた読みに来てくださいね、お待ちしてます。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。














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