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おばさんになったなーと思うこと


夏、キッチンで棚のそうめんを探しているときに
ソーラン節のメロディで
そーめんそーめんそーめんそーめんそーめんハイッハイ🎵と歌っていた。

完全に無意識で。
気づいたときに何故か自分で大笑いしていた。


手作りのクッキー缶を友人に手渡すときに黙っていられずに
いつもはもっと上手に焼けるのに〜とか、
隙間が空いていたからコアラのマーチいれちゃった!とか
余計なことをダラダラと言ってしまう。


久しぶりにしまむらに行ったときに
安!!!と大声で言ってしまう。

YESかNOかを聞かれて
結論の前にダラダラと補足から答えてしまう。

シンプルなものが好きだと思っていたけれど
最近柄物やピンクなんかも好きになってきた。


そんなことがあると、
大抵「わ〜、おばさん化してる」と反省し、
でもこうやってみんなおばさんになっていくんだな、と思っていた。

先日友人が務める脱毛サロンでそんな話をしていると、
友人に言われた
「tanakaは昔からそうだよ〜☺︎」と

え!そうなの!と思ったけれど
たしかにそうかもしれない。

わたしの周りにはいないけれど、
噂には上品な40.50代がいるらしい。

何か手渡すときにも余計なことを言わず、
人の悪口も言わない。
見返りを求めずに人のために何かをしたり、
そのことを黙っていられて、

街で赤ちゃんをみたらすかさず触ってしまうようなこともせず
知らない人に対しての感想や疑問を口に出さず、
芸能人の悪口も言わない。

(アメニモマケズの劣化版???

そんな40.50代がわたしの周りにはいない。

主に親族だから、
実母や義母、叔母たちのことになってしまうけれど。


わたしの中のおばさんのイメージが
全てその人たちで構成されているだけで、
上品な人はいつまでも上品でいられるんだと思ったら
軽く衝撃をうけた。

それからショックだった。
わたしはおそらくそっちにいけないだろうと思った。


一つ分かったのは、
自分がおばさん化しているわけではないし、
自分の悪いところや直したいところを
おばさんになってきてる〜アハハ〜と
開き直り始めたら終わりだということ。

全ての人生の先輩方へ謝りたい気持ちだ。
それから自分の生い立ちや環境への行き場のないモヤモヤが沸々と。


YESかNOかを聞かれたらまず
どちらかを答えたいし、

しまむらで大声を出すことはしたくない。

そんなことに年齢は関係ない。


実母のことを話すとキリがないが、
実母みたいになりたくなかったはずなのに
自分の中に実母を見つけた、それを認めてしまうことが辛くておばさん化してるだけ、と逃げていたのだろうか。

友人と話せてよかった☺︎と思うと同時に
生き方を反省する出来事でした。

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