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念じる力が足りないのかもしれない

今朝、起きてスマートフォンを確認すると、普段やりとりをしない人からLINEが来ていた。

その人は何回か告白されたことがある人で、その度にお断りをしているのだけれど、根気強く連絡が来る。

その人の名前を見るとがっかりしてしまうこともしばしば。

その人から連絡が来る度に思い出してしまうのは、この人のことを相談していた男友達のこと。

連絡取りにくくなって未読スルーばかりだし、自分から連絡するのはもうやめようと思って、連絡先を自分から削除したくせに。

夜行性のあの人から寝てる間に連絡来てたこともあって、そういう経験があると朝起きて通知が増えてる瞬間にちょっとだけドキッとする。

LINE開くまでドキドキで、その人じゃないとがっかりして。朝から感情のジェットコースターに乗ってしまう自分もどうにかしたい。

連絡なんて来るはずないのにねぇ。

もうすぐ異動で引っ越しがあるから、最後に会えないかな、電話できないかな、連絡取れないかな、なんて期待しても来ないことは9割方わかってるのに。

言葉にしてアウトプットしないとやはり思いは通じないのだろうか。

大学の時にアルバイトをしていたお店の店長は言霊というか、口に出したら現実が割とその通りになる人で、毎回びっくりさせられていた。

「ネズミが出るんだよね〜この道」といえば、私たちの目の前をネズミが横切るし、常連のお客様の話をすればその方がいらっしゃるし、常連の方ではなくても、「最近見かけないね、あのお客様」なんて話をすれば久しぶりにお見えになったりする。

恋愛に限ってはそんなことはないみたいだけれど、店長が持つ言葉の力にはびっくりさせられることばっかりだった。

店長と比較してみるとわたしには念じる力が足りないのだろうなあ、と思ってしまう。

悪魔と天使が囁くイメージがよく使われるように、自分の頭の中で「連絡が欲しい自分」と「強がる自分」が交差して結局は強がる自分に打ち負かされているのだろう。

前に書いたnoteで、恋愛は恋愛で埋めるしかないって書いたけど、早く次の恋愛が来ないと渦の中で巻き込まれて飲み込まれてしまいそうだよ。

やっぱり思いは声に出した方がいいのだろうな。

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