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#2 ESを書くこと・自分を知ること


こんにちは。ピヨ丸です。

前回は「就活軸」について書きました。まだそちらを読んでいない人はぜひ読んでください。

さて、今日はESについてです。

ESは本選考だけでなく、インターンシップでも提出を求められることがあります。

私も夏のインターシップを初めとして、ESをたくさん書いてきました。
これまでの経験をもとにESの書き方のアドバイスを記事に残していきたいと思います。参考になれば嬉しいです。


ESは自己分析と表裏一体である。

ESの内容は、自己分析が重要であると感じています。

今回はESの中でも超頻出の問いである「志望動機」と「自己PR・学チカ」の2つを例に挙げていきます。


志望動機は自分のことを会社と結びつけよう!

志望動機では、なぜ?その会社なのか書くと思います。
「〇〇の事業に貴社は強みがあり〜」
「企業理念に共感し〜」
「社員の人の雰囲気が良くて〜」
など、その会社の良さをネットで拾ってくる努力をすると思います。

これらは非常に重要です!ESは文字だけで会社への志望度や企業分析の深さを語る必要があります。そのため、まずは会社についてよく知る必要があります。

ただ、私はこれでは、非常に勿体無いと思います。なぜなら、、、
「会社のことばかりで自分(学生)のことに全く触れていない」からです。

志望動機こそ、自己分析での過程が生きます。
ネットで調べたことはその会社を志望する人、皆が書けます。
では、他の人たちと差別化するにはどうするのか?
それは、会社の強みを活かして自分が何をしたいのかとその理由です。
まさに自己分析の部分です。

私は普段このような流れで書いていました。

  1. 抽象的なワード(〜私は貴社の〜の技術を用いて〜に貢献したいと思い志望しました。など)

  2. 抽象的なワードを具体的なエピソードで裏付け。(①を考えた理由やエピソード:アルバイトの経験で業務プロセスの改善にはITが重要と考え〜など)

  3. なぜ貴社なのか?←説明会やWebサイトなどで調べたことを用いて丁寧に書いていく。(貴社の〜の技術は高く評価されており〜、貴社の企業理念に共感し〜など)

  4. 貴社で実現をしたいこと(やりたい仕事、事業、社会に与えたい影響など)→①・③とつながるように。

調べたこと+自分のエピソードや仕事での目標、社会にどのように貢献したいかなど、自分についてしっかりと書きました。そうすると自然と、他の人とのESの差別化ができ、面接でも自分の話で勝負できたと実感しています。


自己PR・学チカは思考のプロセスと再現性


自己PR・学チカは、凄そうなエピソードを持っている人が強いと思いがちです。
海外留学とかボランティアとかTOEIC900点とか言われると負けた感が出ます。しかし、大事なのはエピソードそのものではない!と捉えています。

大事なのは「思考のプロセスと再現性」です。

  • なぜ行ったのか?

  • どのように行ったのか?工夫したこと、努力したことは?

  • どのような力が得られたのか?

  • その力は会社で社会でどのように活かせるのか?

大事なのは一番下の「その力は会社で社会でどのように活かせるのか?」の部分です。この部分がどれだけ具体的で鮮明に伝わるかが自己PRで一番重要だと思います。

私はこのような流れで書いていました。

  1. 〜学生時代では〜に力を入れました。

  2. 〜をする、できる力・能力・スキルを手に入れました。

  3. 〜をする、できる力・能力・スキルを手に入れた具体的なエピソード(具体的な環境や工夫したことが伝わるように。)

  4. 〜力を貴社でどのように活かしたいか(会社での事業や働き方、将来像も含めてその力をどのように活かすかが伝わるように書く。)

ざっとこんな感じです。
ESは書いてみると、自分の書きたいことや伝えたいことが定まってきます。最初に言いましたが、ESは自己分析と表裏一体です。何度も書いては、自己分析と見比べてみて、修正をして。
自分のエピソードを堂々と語ってほしいと思います。
最初は誰かの真似でもいいと思いますが、自分が本当にやったこと、考えたことを後付けでもいいので、過去のエピソードを捉え直して、語ってください。

これはアップル創業者スティーブ・ジョブスの有名なスピーチです。
今だからこそ、見える過去の取り組みを線で繋げてみよう!

Of course it was impossible to connect the dots looking forward when I was in college. But it was very, very clear looking backwards ten years later. Again, you can’t connect the dots looking forward; you can only connect them looking backwards.

当然ながら、私が大学にいる時点では、将来を見据えて、点と点を繋ぐことは不可能でした。しかし10年後に振り返ってみると、その繋がりは、とても、とてもハッキリと見えます。繰り返します。将来を見据えて点と点を繋ぐことはできません。後になって振り返ってみないことには、繋ぎようがないのです。

So you have to trust that the dots will somehow connect in your future. You have to trust in something — your gut, destiny, life, karma, whatever. This approach has never let me down, and it has made all the difference in my life. Because believing the dots will connect down the road, it gives you confidence to follow your heart; even it leads you off the well-worn path. And that will make all the difference.

だから将来、どうにかして点と点が繋がると信じなければなりません。根性、運命、人生、カルマ(業)、何であれ信じなければないのです。点と点がいつか繋がると信じているからこそ、自分の心に正直になれるのです。たとえそれが常識外れの道だとしても、それが(他の人との)違いになるのです。

https://asu-yoku-laboratory.com/connecting-the-dots



次回はコラムとして私が就活に使ったサービスをいくつか紹介します。
ではまた。


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