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エッセイ

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#ハウル

ハウルへの夢

ハウルへの夢

冷房のガンガン効いた部屋で、アイスを食べながらハウルの動く城を観たい!

毎年この時期にやってくる欲求。初めてハウルを観たのは確か小学校高学年の頃。ということは、私は年に一度は欠かさずハウルの動く城を観ているのだ。

街を埋め尽くす人の波をかき分けるようにして進む路面電車。ソフィーの部屋から臨む汽車の煙。大きな帽子を被った陽気な貴婦人。時に太陽の中で優しくそよぎ、時に巨大な生き物のように吹き荒れる

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