30代エンジニアの休職⇒転職(②うつ病発症と休職〜背景〜)


筆者が仕事でメンタルダウンした背景

(※特殊なのが、この時に全く長時間労働はしていなかった)
うつ病発症から時間が経ったのである程度振り返られるのですが、数パターンの不幸が重なったと思っています。具体的に受けたハラスメント内容については、また後日記載します。

1.職場の険悪な人間関係

管理職の入れ替わりが激しいことから職場のマネジメントが機能しておらず、職場環境が最悪な状態でストレスが溜まってしまった。
(上司も含めたメンバー間の関係が険悪であり、陥れや嫌がらせのような行動も見受けられた)

2.方針・目標が不明瞭なプロジェクトでの活動

携わっているプロジェクト自体が目標やロードマップなどといった方針、新製品のコンセプトも明確になっていない中で(言わば企画段階で)何かしら成果を出さなければならない難しい状況であり、達成感を持って成果を出すことが困難であった。

3.部内からの職場の冷遇

そもそも職場が取り組んでいるプロジェクトもプロジェクトマネジメントが機能しておらず、職場のマネジメントも崩壊していると指摘されており、慢性的に職場メンバー個々も、職場全体としても部内の評価が低い状況であった。

日に日にうつ状態が悪化する

長々と書いてしまいましたが、職場の人間関係の悪さ・仕事の達成目標が不明確であること・成果を出す困難さによる無力感と、部署内での厳しい評価を受け続けている状況でした。

このように職場環境が日に日に悪化していく中で、メンバー間の対人関係もかなり悪化してしまい、そあなると待ち受けているのはコミュニケーション不足によるトラブルの多発と上司による責任転嫁でした。
筆者が責められやすいキャラだったのもあり、上司の不満がまず私に来るような状態になってしまっていました。
私もうつ状態が悪化してしまい、気付けば職場で涙が止まらないような状況でした。

具体的にどの様な言葉を受けたかについては、またどこかでお話ししようと思います。

以前の記事に記載していたように、前職の後半では任期付きの部署異動を行いました。異動の発端は自分の意思で、今までは量産対応の仕事が多かったけど、一通り体験した内容を他の環境で活かして新しい知見や考えを身につけて持って帰りたかったからです。(量産部署の方々に取ったら何寝ぼけたこと言うてるんや、と言われそうですが、まぁ私の人生なので…)

機能部署ならではの方針を決めていくような、仕事のやり方が分かっていない状態で異動して上司から適切な指導を受けずに仕事をしてしまい、結果的に空回り〜の連続だったので辛かったですね…

それでも得られることも多かった

ただ、ここで人格否定を受ける、無力感を長期間感じるなど辛い経験が多かったのですが、業務スキルや処世術も含めて自分なりに次に活かせる経験はできました。

ハラスメントと思うのは他責思考、環境のせいにしている、自分で何か出来るとか考えて行動しなかったの?…など否定的な意見も考えられますが、そういうことも含めて私の力量ではどうしようもなかったのでメンタルダウンに至りました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?