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「インターネットやめろ」

タイトルの「インターネットやめろ」
わたしは最近まで知らなかったけど、ちょっと有名なインターネットミームらしい。

試しにGoogle先生で画像検索してみよう。
すると丸いフレームに囲まれた写真に虹色の文字で「インターネットやめろ」と書かれている。

なかなかインパクトのある画像だ。初見時はそのクソコラ感に笑ってしまった。

ところで、わたしは承認欲求が高いほうだと思う。
人目に付くプラットフォームを用いて文章をインターネットの波に流しているあたり、まさに承認欲求の塊だ。

さらにTwitterでつぶやきBOOTHに作品を出し、VRChatに行って写真を撮ってアップまでしている。

これじゃ「わたし承認欲求が低いんですぅ」なんて、口が裂けても言えない。

ただ、こうやって様々な媒体で自分の痕跡をのこしているけれど、誰からも振り向いてもらえないことが多々ある。
「お前の実力不足だ」「お前に振り向いてもらえるだけの魅力がないから」と言われてしまえばそれまでだ。

振り向いてもらえない、反応してもらえない時。
わたしは結構な確率で凹むし、メンタルに不調をきたす。

「そんなに辛いならインターネットやめろ」

承認欲求が満たされずに苦しんでいるとき、自分の心からそんな声がする。

当然だ。わたしを苦しめているのはインターネットだ。
やめてしまえばこの苦しみから解放され、自分だけの世界を生きていける。

でもやめられない。認められたいから。

わたしの生み出した何かで、誰かの心を揺さぶりたいから。
「あなたに会いに来たよ」「あなたの作品を見に来たよ」って言ってほしいから。

顔も知らないのに、本当のあなたを知らないのに、わたしの存在をまだ見ぬあなたに知ってほしいから。

インターネットはきっと、一生辞められない。
今寄りかかっているプラットフォームがなくなっても、また違うプラットフォームに移動しては同じことを繰り返んだろうね。


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