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vol.5 インプットのはなし

こんにちは、haruです。
イベントやeスポーツ、ゲームや音楽などオンライン・オフライン問わずエンターテインメントを生業にしています。

今日はイベントのネタ探し、インプットのおはなしをしたいと思います。

エンタメ全般に言えることだと思うのですが、
例えばどれだけゲームが好きでも、ゲームしかやらない人は良いゲームは作れないだろうし、ひとつの事、一種類のものしか知らない人って作り出せるもの(アイデア)に幅が無いので、飛び抜けたアウトプットって出しにくいのかなと思います、経験上。

なのでイベントを作ろうと思ったらありとあらゆるエンタメ(特に生のもの)に触れる必要があると思っています。
音楽、お芝居、ミュージカル、ショー、スポーツ、美術館、博物館、展示会、などなどなど。本当に数えあげればきりがない。
本でも映画でも遊びでも、なんだっていい。
いつでもどこでも何にでも興味を持ってアンテナを張っていないといけないし、インプットは怠ってはいけないと思っています。食わず嫌いは絶対にダメ。

そんな中でも今日は特に印象に残った過去のインプット体験について話したいと思います。

ラスベガスまでショーを見に行く

これまで2回程、はるばるラスベガスまでインプットの旅にでかけたことがあります。
羽田からLAまで10時間。そこからさらに国内線に乗り換えて、1時間ほどでラスベガスに到着です。空港から市内へは車で30分弱といったところでしょうか。以外と近いですね。
ラスベガスといえばショービジネスの本場。ホテルの数も半端じゃない。
シルク・ド・ソレイユや超がつくほどのビッグアーティストのライブ、イリュージョンショーなどが毎晩毎晩ラスベガス中のホテルで行われています。

これらはほとんどが夕方〜夜の時間帯に開催されているので、一晩で2〜3つが限界(このはしごがなかなかきつい)。
昼間は劇場施設の視察、夜はひたすらショーの観覧となかなかストイックな旅程でした。

シルク・ド・ソレイユ

ラスベガスといえば、なんといってもシルク・ド・ソレイユでしょうか。
直訳すると「太陽のサーカス」というこのショーはサーカスの枠を超え、国境を超え、世界中で愛されています。

日本でも度々お台場の特設会場で定期公演がされてますよね。
日本公演は1つの演目がひたすら期間中に演じられているわけですが、ラスベガスでは同時多発で複数の演目がそのへんのホテルの劇場で開催されています。
O(オー)、Ka(カー)、LOVE、One、などは現地で観覧することができました。

O(オー)
ステージなのか?プールなのか?いや、両方だ。という状況を理解するのにちょっと時間がかかります。とにかくセットがすごい。セットというか、装置というか、機構というか、なんと呼べばよいのだろう。
というくらい、大規模です。
これは専用劇場でないと作り出せない体験です。とにかく圧巻で、圧倒的な迫力とダイナミズムがありました。

Ka(カー)
こちらもO(オー)と同様の路線で、ステージセットに特に注力をした演出で魅せてくれます。O(オー)との違いは水なのか空中なのかというところ。本質的にはセット演出の迫力で魅せるタイプのショーです。

LOVE
THE BEATLESの世界を楽曲と衣装、アクロバットで表現した作品。2時間くらいのステージでおそらく20曲登場するのですが、すべてTHE BEATLES。特徴的な衣装と派手さではなく世界観を売りにしているのがシルクの王道とは少し差別化されています。個人的にはいままで見たシルク作品で一番好き。

One
LOVEがTHE BEATLESならOneはMichael Jackson。
派手なダンスと照明演出。ラスベガスに来ているアメリカ人(ほとんどがリタイア後の老夫婦)も終始ノリノリです。
こちらの演出は実際にマイケルのライブの演出をしていた人が担当しているようです。

イリュージョンといえば

そう、イリュージョンといえばこの人、デビット・カッパーフィールドです。

デビット・カッパーフィールド
http://www.davidcopperfield.com/html/

この人の必殺技はなんといっても瞬間移動。マジックなのでタネも仕掛けもあるのですが、まったく想像もつかない場所に瞬間的に移動しまくりです。

今の時代、CGとか編集とかあるので画面越しに見てもあまり驚きはなかったりするのですが、生でみるとインパクトがすごいです。シンプルに驚きを与えてくれて楽しませてくれます。


ラスベガスにはアメリカ中、世界中からエンタメが集まっているのでエネルギーが違います。みんなギラギラしてるし、全力で楽しんでる。まさにエンタメの街。またコロナが収束したら遊びに行きたいと思います。

他にもソフト(演目)だけでなくハード(施設)も色々見てまわったのですが、それはまたの機会に。

それではまた。