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2.5次元舞台『ツキステ 。』の話をします(第4幕)

https://note.com/pixivest/n/n8b70ec7574ca

↑第3幕の記事はこちら





第4幕『Lunatic Party』(2017.10.11~10.15)

―アニマルズの擬人化……だと?!







みなさんこんにちは、Sufayです。
早速ですが、今回はツキステ第4幕『Lunatic Party』(通称:ルナパ)について語りつくしたいと思います。

まずルナパ公演のストーリーを見た時の第一印象がこれです↓

「え……昨今擬人化はブームだけど、ついにアニマルズも人型に?!?!めっちゃ私得(真顔)」


〇ザックリとストーリーまとめ:ハロウィン間近なツキノ寮、不思議な石により魔界に飛ばされた12人は、人型になったアニマルズと出会い、魔界の大冒険を始めるのだった


……
…………つまり、もうお分かりですね!?

すってんころりんの異世界舞台だー!(だー!だー!)(エコー)
全開の三幕で日常だったから、何となく予想はしていたけど異世界に行ってしまった!
ただしアイドルの彼らがそのまますっ飛んだので、全くの別人格というわけではありません。
そして3幕までは明確な時間軸が言及されていませんでしたが、今回の4幕は「涙が20歳になって夜遅い仕事もできるようになった」と明確に言及されています。
つまり時間が進んだー!
時間軸ごとに、ライブのフリだったりアイドル時のライブ衣装が最新のものに変わっていくのもツキステ。の魅力だなあと思います。
というか衣装班さまが凄すぎる(土下座)


今回登場するアニマルズたち、凄いんです。予備知識がなくても誰が誰のペットで、何の同動物なのか分かってしまう……衣装班さんいつもありがとうございますorz

・ホケキョくん(春さんのペット=普通の鳥)
……すごいのよ。見た目と物腰が弥生春。頭 が良さそう
・コロッケ(恋のペット=普通の柴犬)
……圧倒的光オーラ
・マゼラン(陽のペット=魔界ペンギン)
……言動がもはや葉月陽「マジだぜ~?」
・ヤマト(涙のペット=黒猫)
……佇まいが凛として黒猫だった(語彙死亡)
・中井さん(駆のペット=トナカイの妖精)
……歩くツッコミボケマシーン
・笹熊1号(郁のペット=魔界のパンダ)
……爽やかフラッシュは飼い主から受け付いだ
・ディアブロ(隼の友達=魔界の紳士)……イケおじさま。お声がいい、優しく紳士!好き です!



(どういうことやねん)
既になかなかのぶっ飛んだワードが並んでいますが、そこはお馴染みツキプロなので気にしたら負けです。
ウサギの黒田と白田は今回いません!今回はね……ふふふ(意味深な笑み)
いや、魔界のペンギンとパンダと紳士って冷静に考えてどういうことだ……?もはやトナカイの妖精が普通に見えてくるレベル。

っていうかまず限定版パッケージの、じく先生描き下ろしイラスト見ました?!
これまでの全公演にも特別用イラストを描いてくださっていますが!
やばい!
そう、このルナパはハロウィン用衣装がヤバいんです(語彙死亡)。全員身体どこかに、トレードマーク(ファンクラブとかに書いてある個人専用のマーク)のタトゥーが施されており、12人ともそれぞれ違った衣装!
素敵すぎる……(合掌)




そして!
ようこそ竹中凌平さん、ツキステカンパニーへ!
2代目の卯月新役、おめめがきりっとしていてとても美しいお顔……博多豚骨ラーメンのリンちゃん可愛かったなあ(遠い目)


この4幕を語るうえで何を話そうかな、と思ったのですが。
今回は主に劇中歌について書こうと思います。
4幕で使用された歌は以下の通りです。

・年少劇中歌『Little Monster-僕らは小さき者-』
・年中劇中歌『DEAD DANCE』
・年長劇中歌『赫イ月』
・メインテーマ曲『Lunatic Party』

の全4曲!作詞作曲は今回全てをマチゲリータさんがご担当!
……どれもめちゃくちゃ神曲なんですよ。(ステの楽曲は毎回神なんですが)

すぐ深読みしてしまうオタクなので、特にメインテーマ曲の『Lunatic Party』はfullで聴くたびにいつも泣いています。
(カラオケで歌う時に、Cメロの白年長パートをいつも譲ってくれる友人へ、本当にありがとうございます)

年少曲はワルツ、年中曲はビート音多めのバチバチダンス曲、年長は大人の雰囲気漂うゴシック系の曲でした~死んだ~ライビュ会場で一緒に見ていた友人に心配されるくらい死んだー
(五体投地)

お芝居パートとライブパートの間に休憩があって本当に良かった。
毎回思うんですが。
お芝居パートで既に心の『尊い・しんどい』メーターが満タンなので。20分後に始まるライブまでにどうやって精神を落ち着けてサインライトを振るのか、そもそもどうやって平常心で曲を楽しむのか……もう必死ですよね(笑)


~Little Monster(年少曲)~
・黒年少と白年長のワルツがとても可愛いくて優雅!
そして踊っている途中の背景画像が……う、うごくぞコイツ!きゃりー〇みゅぱみゅ風の眼玉がパチパチ瞬きしています(語彙)。
サビにかけてのメロディーラインに散りばめられた、〝ハロウィン〟特有の不協和音が最高です。
年少さんは普段、ツキウタの中でもキラキラして、等身大の親しみやすいアイドル像、が売りな所もあると思うのですが。
今回の4幕では、少し大人な年少さん4人のギャップを余すところなく堪能できます!


~DEAD DANCE(年中曲)~
通称「デデ」。
年中推しはこれを聞いてから死ね、と(勝手に)言えるくらいダンスと曲がめちゃくちゃ格好いい。
個人的にはBメロの『♪~骨が折れるまで 死ぬまで踊ろう』の首叩く振付が大好きです。
OS組は色気爆発で、普段は優等生のイメージが強い葵と夜もこの曲の際には色気100000割増しです。
カラオケではフルバージョンが歌えます。
というわけで年中クラスタ様は一度本編映像を見て頂きたい。


~赫イ月(年長曲)~
歌詞から振付からなにまでR-18ギリギリ!
まず衣装がズルいですよね……登場しただけで「あれ?私今から死ぬのかな?」と誰もが悟ったに違いない。
そして一番のラストで投げキッスをしないで……永眠するから


~Lunatic Party~
最初はわーい!全員曲だ~!( *´艸`)と思っていたんですが。
本編をすべて見た後でもう一回聴くと、ストーリーに沿った歌詞に聞こえて来たり。
「あれ、これってあのキャラの事を言ってる?!」と深読みできる部分もある。
そして何より歌詞が最高オブ最高、尊いオブ尊い……

年少、年中、年長がそれぞれペアで歌うシーンがあるんですけど。
あれで泣かない人はいない、というくらいに演出がズルすぎる……マチゲリータさん素敵な曲をありがとうございました。


~ここで第四幕における皆さんのMVPをまとめました~
・校條始さん:『ハジマリノハル』衣装ありがとうございましたー!(五体投地)
・仲田春さん:ヤヨイちゃんの「むぅーつきくぅーん!(絶叫)」って狂気じみながら三輪車で追いかけるシーン大好きです(笑)
・竹中新:顔が……いい
・上仁葵:アニマルズをトリミングしている所がマジで葵ちゃん
・横尾恋くん:『アバンタイトル』の衣装似合すぎる30代
・輝山かけるん:「明日も元気に?がんば」「「りゅー!」」を言うために私は生きる
        (かわいい)

・友常隼さん:『CELESTITE』衣装似合過ぎて死んだ
・土井海さん;涙とヤマトを気遣ったり、昔語りをする場面に泣いた
・鷲尾陽:ついに『DA☆KAI』きたー!!!!!
・谷夜:人間版マゼランに懐かれてる冒頭シーンがめちゃくちゃ好きです
・佐藤涙:ちゃんと涙が二十歳になったことが分かるシーンに全俺が泣いた
・笹郁:笹子☆爆誕!(我々オタクの心をわかりみすぎている)

そうなんですよー、デュエットソングのジャケット衣装で踊っていただいたのが大変素晴
らしかった(思い出したように語る)。

今回のお当番は黒年長と白年少さんだったので。
各組のぐっときたシーンを書いて、この記事は締めくくりたいと思います。


~白年少~
デュエット曲『Sing Together Forever』を歌う時、バックには二人のペットであるヤマト
と笹熊がいました。
4幕を見るまで、この曲は涙と郁が出会ってから今までのことを歌った歌かなと思っていた
のですが。物語の全てを見ると、お互いのペットと自分の関係性を歌った内容とも読み取れ
ます。これが本当に凄い。

ヤマト「ずっとそばにいてくれ」
笹熊「いっくんのこと、大好きだよ!」

泣くわそんなのー!ハートフル系愛犬映画では泣かなかった筆者ですが、4幕は普通に泣い
た。




~黒年長~
ホケキョくん「俺は、普通のウグイスだ。春さんの役に立てない」
と、魔界出身である他のアニマルズと自分を比較して自嘲するホケキョくんに春さんは
言います。

春「俺が助けた鶯が、毎日綺麗な声で鳴くんだ。こんなに嬉しい事ってないよ?これからも、
俺のために、たっくさん歌って(鳴いて)ね」


や、弥生――――!!!!(半ギレ)春さんと言いホケキョくんといい、なぜ彼らはこうも
不器用なのか(愛おしい)。
そして二人の会話を見ていた始さんがぽつりと言いました。

始「お前(ホケキョくん)は春に似ている。頭はいいくせに、生き方が下手だ」


む、睦月ぃーーー!!!!!(半ギレ)
ここで私はようやく、そして再び悟りました。黒年長も白年少も、この二人でなら最強だ、ずっと生きていけるな、と……『いつまでも、どこまでも』って『ハジマリノハル』Cメロでも歌っているじゃないですか(無理やり)



―夢を見るのに、年齢なんて関係ない

そう言い切った始さんの言葉が胸に響く第四幕でした!ここまでお読みいただき、本当にありがとうございます。
次回は兎王国でお会いしましょう。



NEXT;その日、彼らは出会ってしまった
第5幕『Rabbits Kingdom』 へ続く


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