車の故障と土星オポジション―移りゆく時間とわたし:diary 07092024
今、朝の5時。少し前に目が覚めて、今日はたまたま早起きするとちょうど良い理由もあるせいか、もう一度眠りに入ろうと思っても出来なかった。なので、久しぶりに早起き。いつもは大体7時前後に起きる。昨夜は23時頃に寝落ちした。これも普段より早め。昨日は、日中太陽のもとに立っていないといけない時間があったせいか、疲れていたらしい。
というのも、実家の駐車場に停めておいた車が動かなくなってしまうというアクシデントが起きたからだ。何をどうがんばってもエンジンをかけるためのキーが回らない。JAFを呼ぶしかなかった。年会費を支払い続けてウン十年、初めてその『元が取れた』と思えるほど、愛車のトラブルには全く見舞われたことがなかった。今乗っている車、所有年数が二桁年を超えている。正直そこまで車にこだわりはない。しかも、その前の車は、盗難に遭ってしまってすぐに買い替えた、なんて過去もある。運転しやすくて、小さな事も含め故障や不調など一度もなく、いろんな所へわたしを連れて行ってくれた車。前回・前々回の車検時、父に『そろそろ替え時じゃないか?』と言われたり、何台か試乗もしたけれど、今の車を手放してまで欲しい車もなかった。
JAFの方がエンジンをかけてくれたけれど、
次、恐らく鍵が回ることはないと思うので、このまま修理に持っていったほうが良いです。修理する側の判断にもなるとは思いますが、シリンダーごと変える必要があるので、費用は結構かかると思います。
と言われてしまい、昨日の午後の予定はキャンセルをせざるを得なかった。免許の更新。慌ててディーラーに電話するも、月曜なのでお休み。父にどうしたらいいものか、相談をする。車検をお願いしている、近くのガソリンスタンドのワークショップに相談してみたら、と言われ、急ぎ電話した。
たまたまエンジニアの方が電話を取ってくれて、
一先ず状態を見せてください。今ならすぐ見れますよ。
と言ってくださったので、急ぎスタンドへ向かった。途中、運転しながら、『こうなる前に車を替えておけばよかった。』と一瞬思いかけたけれど、『いや待てよ、替えなくてはいけないと思うことがまずなかったのだから、買い替えなかったこと自体が問題じゃないな。』と思い直した途端、頭の中で計算が始まる。
来月の車検費用に今回の修理費用が加わるのか、、、
と思うとクラクラし始めた。JAFの人の『費用は結構かかると思います。』という言葉がぐるぐると回っていた。
と同時に、来月の車検が終わったら、次の車を真剣に探そう、と思った。このあと車がどんな状態になるにせよ、この出来事が、二桁年所有した車を替えることのダメ押しのように感じてしまったからだった。
ついにやってきた、いや、自覚した、愛車の『手放し時』。
例えば今回の車のような、大きな買い物を決めるのがわたしは物凄く苦手だ。多くの人が吟味する類のことだとはもちろん思うけれど、わたしの場合、あたかも自分の全財産が失われてしまうような怖さが必ずついてくる。実際買うとなればローンで買うわけで、その時に全財産をはたいて買うわけでもないのに、だ。静かに、それでいて確実に、『身ぐるみ剥がされてしまう。』と言葉にできるような大きな恐怖がやってくる。今の車を乗り続けているここ数年、このことは常に頭の片隅にあったことは認めざるを得ない。
8室双子座土星で間違えない。
でも、昨日ようやく、『もうそんなことは言ってはいられないな。』と心底説得させられた。そんな出来事だった。
スタンドに着いて状況を説明すると、すぐにエンジニアの方が車を見てくれた。暑いので中で待っているよう促された。その約5分後。再びエンジニアの方が来て、
車まで来てもらえますか?
とだけ言って呼びに来てくれた。どんな説明をされるのかと緊張した。と同時に、きっと高額修理の話をされるんだろうと覚悟した。すると、ハンドルがロックされた状態になっていた運転席に座るように促され、
鍵を回してみてください。
と言われる。回してみるが当然動かない。JAFを呼ぶ前に自分で調べたときに、ハンドルロックのことは承知していた。実家に停めている時、ハンドルロックがかかっている状態ではなかったのは、確認している。さらに、
今わざとハンドルロックの状態にしています。
と言って、その状態からどうすればエンジンが掛けられるのかを教えてもらう。言葉にするのが難しいので割愛するけれど、少しだけ力のいる作業だった。続けて言われた。
恐らく、ハンドルロックに近い状態がたまたま起きてしまっていたのだと思います。シリンダー自体に問題はありません。修理もいらないです。このまま帰ってもらって大丈夫です。駐車するときは、毎回タイヤをまっすぐにすることだけ気をつければ、再発は防げます。
と教えてくださった。修理が必要ないことに、とにもかくにもホッとした。費用は全く不要と言ってくださったので、車検の予約をして帰宅した。
起きたことはとても些細なことかもしれないのだけれど、それまで何の問題もなかった愛車が急に動かなくなった出来事は、自分の認知を大きく変えることに結果としてわたしを向かわせた。
これも、フェーズの大きな切り替わりだ
と感じた。恐らく車が盗まれて今の愛車に代わったのが約13年前。30代後半での出来事だった。あれから今日までいろんなことがあった。13年と思うと、土星が半周する14年という時間にほぼ合致するじゃないか、と即座かに思ってしまう。14年とは、動いている土星が出生の土星の真反対―180度オポジションを作るタイミング。
その点からみても、とてつもなく大きな切り替わり時だということを、わたしはもうすでに、40台前半のリアル土星オポジション体験とともに、
嫌でも変化を促されるタイミング
だということを、これでもかというくらい知っている。
そして何よりも象徴的なのが、昨日実家に向かう前、長年の友人と一緒にこの秋イベントをする相談を朝からしたところだった。その話をしながら、
なんだかここまでの集大成のような話をしているな。長い長い時間が流れたんだなあ。
と自覚していたのだった。
14年前のあの頃に自分はもういない。14年かけてここまで歩いてきたんじゃないか、あんなこともこんなことも超えて。
そんなふうに思えたのだった。
奇しくも、8/1に土星の周期で自分を振り返るWSをオンラインでやろうと思っていて週末に告知したばかりで、その材料をさらにこうして手にしている自分。思わず笑ってしまう。
さて、今日こそ免許更新へ行こう。
人生初のゴールド免許が待っている!嬉
It's time to move on.
そろそろ動く時がきた。
WSぜひご参加お待ちしています!
土星の周期とともに、あなたのこれまでの人生の道のりを振り返りませんか?そこには、『あなたの実績』が刻印されています。その刻印を確認して、これから先を歩んでいく。そんなきっかけになる時間を提案しています。
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